経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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安定感は品質。<3,470本目>

2011-02-16 06:32:00 | ひとりごと
気分が乗らない時もある。

体調がすぐれない時もある。

どっかの言葉じゃないが「だって人間だもん」って感じだ。

それでもビジネスでその理由はほとんど通用しない。

なぜなら、お客様にとっては関係がないからだ。

例えばうどん屋さんで、
気分が乗らない時に出す味噌煮込みうどんが煮えていなかったらどうなるか。

そのうどんをお金を払って楽しみにしていた気持ちまで台無しになってしまう。

それこそ、人間だから体調を崩す時もある。
そこで無理をしろというわけでもない。

体調を崩さないように気をつけることが大前提だ。

嫌なことや、納得いかないことも多々ある。
それを“ストレスだ!”なんて決め付けてしまわない方がいい。

ストレスばかりを捜すようになり、
そうすると「ストレスを解消しなければ・・」になり、
ストレスばかりを意識するようになる。

山もあれば谷もあるのだ。

その中で、いかに自分を安定させておけるかが、
信用にもつながる。

製品を使うたびに調子が良かったり調子が悪かったり、
料理を食べるたびに味が違っていたり、
お店に行くたびに接客の表情が違っていたり、
不安定ではお客様はより一層”不安”になる。

どんな時もあるレベルを保つことが製品や商品、サービスの品質なのだ。

だから、自分の事情を持ち出す人にビジネスの成功もない。
つまり、品質が低いのだ。
事情は誰でもあるものだから。

”自分優先”で生き様は構わないが、ビジネスでは当然そうではないことはわかるだろう。

変わらない品質を積みかなせていくことは、
時間はかかるが絶大な信用力を積み上げていく第一歩である。











晴れ@中小企業大学校関西校。
寒くても伸びをしながら来てくれて、ありがとうございます。