経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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至急は急いでいない。<2,947本目>

2009-12-10 08:29:00 | ひとりごと
「大至急ご連絡ください。」

こんなタイトルでメールが来たりするとどんな風に感じるでしょうか?

差出人が身内であったりすると何か”緊急性”も感じますがビジネスの中ではあまり感じないのです。

DMなどでもよく使われたりする影響もあります。
”大至急”という、「急がせる感覚」を持たせたコトバの中に

ほとんどの場合が、差出人である私にとって大至急であり、連絡したアナタ(=送られた方)には急いでいないからなのです。

つまり「自分都合」の連絡なのですね。

正確に言えば
「大至急ご連絡ください。」は

「大至急ご連絡いただかないと”私が”困るのです。
アナタにとっては急ぎではないかもしれませんが、連絡いただければ”私の”メリットが大きいのです。」

となりそうです。

ともすれば”最上級”を表現する言葉をすぐに使ってしまいがちですが、受け手にとってその言葉がどんな意味を持つかを考えた”発信”をしなければ意味がありません。

あおればあおるほど、言われた方は引き気味になっていることを知るといいですね。

さて、「“大至急”今日の仕事をこなさなければ・・・・」。
アレッ?










快晴@午後から東京出張。
年内にもたくさんお話しましょうね、ありがとうございます。