モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

LANA、治療方針決まる。

2017-03-14 | LANA
今日はLANAの病院の日。
専門医に診察してもらい、エコー専門医にエコーを撮ってもらう。

LANAは簡単にバッグに入ってくれるし、バッグの中でも大人しくしていてくれるので、移動がとても楽。
診察の時も、怒りの「グーグー」をお腹から発するけれど(ネコは嬉しい時だけでなく、自分を慰める時にもグルグルいう)、噛んだり、引っかいたりしない良い子。

エコーの先生によると、LANAの症状は、アメリカでは聞くことがあるが、ヨーロッパではとても珍しいとのこと。
専門医からは、腸の炎症は未だ原因不明だが、一部分の腸壁が分厚くなっており、それが原因で便臭のある嘔吐が続いているということを説明された。それを強い薬で叩き、炎症が治まるのを待つ。それで治らなかったら手術。と取り敢えずの方針が決まった。
前回の手術で既に、腐っていた腸の部分を取ってしまっているので、出来れば手術は避けたい模様。
「絶対に薬はちゃんと飲ませて」と念を押された。

「手術にならないといいが」と心配していたところ、相方には「LANAは奇跡のネコだし、大丈夫だよ」などと言われたが、私はクリスチャンでもなく、根拠のない奇跡など信じる気はない。


LANA

取り敢えず、今回でリンパ腫や猫伝染性腹膜炎などの病名は消えたので、一安心。頑張って治療していこうね。


←長生きできるといいね。




みんな天気のせい。

2017-03-13 | モンペリエ
今日も、折り紙のアトリエの為に、モンペリエの隣にあるフロンティニャンへ。

2月に初めて訪れた時は、「閑散としたお年寄りばかりの何もない街」という印象だったが、今日は晴れて暖かかったからか、いつもより人通りが多かった。
人もなんだか陽気になっていて、いつも訪れるカフェに入ってアトリエまで時間を潰していると、一人のおじさんに「よう!マドモアゼル!元気?」などと声を掛けられた。
「はい、元気元気」と愛想笑いで返していると、「こいつはとんでもねえ奴だから、返事なんかしなくてもいいんだよ。マドモアゼル!」と、最初に声を掛けたおじさんの友達らしいおじさんに言われた。

これは…あれだ。日本だと居酒屋で陽気になったおじさんが若い美女(私だ)に絡んでいる図だ。と気付く。
日本であれば足蹴にされる年齢だが、ここはフランス。フランスに住むアジア人の特権である「年をくっても若く見られる」を駆使して、2人のおじさんが仲良くケンカしている間、愛想のよいうら若き美女を演じてみた。

そうしたら隣のおじいさんから、「マドモアゼル、コーヒーもう一杯どう?」などと声を掛けてもらった(丁重にお断りしておいた)。

よくフランスでは「北の人は冷たく見えるけれど、一回仲良くなると、とことん仲良くなれる。南の人とはすぐ仲良くなれるけれど、表面的にだけ」と言われている。

しばらく天気のいい日が続き、今日は私もご機嫌だったし、道行く人もなんだか朗らかだった。
フランスは南の方が断然天気が良いので、天気が良いと気分も良くなって、気軽に誰にでも声を掛けてしまい、ちょっと大きなことを言ってしまったりして、そんな風に言われるのかなと思う。


フロンティニャン 市役所

まあ、天気がいいと、皆はしゃぎがちですが、多めに見てあげて下さい。


←北は天気が悪いからねぇ。

3月11日。

2017-03-12 | モンペリエ
昨日の3月11日は、震災関係のアソシエーションの集まりへ顔を出した。

これまでの活動、最近の被災地の様子、東北の観光情報の紹介。そして映画といった内容。
フランス人日本人半々くらいで、約40人くらいが参加したのではないかと思う。

2011年の3月11日は、朝起きて、YAHOO!ニュースを見ながら朝食を摂っていた。
すると地震速報で震度7という今まで見たことのない数字が出てきて、パソコンの前で固まったのを覚えている。
ギリギリまで待ってみたものの、それ以上の情報は出ず、家を後にした。
夕方、家に帰ってきた時には、どんなニュースになっているんだろうと気にしながら。

夕方、家に帰ってYAHOO!ニュースを見てみると、想像以上の地獄絵図が繰り広げられていた。
それから1週間ほど、時間のある限り、YAHOO!ニュースを読み、ずっと日本の情報を流してくれたBFMTVを観ていた。
いてもたってもいられない思いで、アソシエーションに参加した。


アソシエーションのスタンド

あれから6年経った。これからもわたしはわたしが出来ることを少しずつやっていこうと思う。


←ありがとうございます。

Solidarité Japon 34のFBページサイト

鏡の国のLANA

2017-03-11 | LANA
LANAは鏡に興味津々。

MINAが初めて鏡を見たのは、私がMINAを抱っこしていた時。
鏡に映った自分を見て、「ママが他のネコを抱っこしてる!!」と驚いて私を見上げ、「あ、MINAだった」と、どうやら鏡の仕組みを理解し、それ以降は鏡にあまり興味を抱くことはなかった。

それに対してLANAは、鏡がどうにも不思議でしようがないらしく、フワフワボールを投げて、鏡の前に落ちたりすると、「…」と首を傾げて、鏡の後ろを見に行く。
LANAが良くのぼるタンスの上にも鏡を置いているのだが、のぼる度、首を傾げながら鏡に映る自分をしばらく見て、たまにちょいちょいと鏡に映る自分を触ってみたりしている。
最近はお風呂待ちをしてくれて、私が化粧をする間はお膝の上にいるので、お膝にいるLANAの目の前に鏡を置いてみたところ、右から左から鏡の後ろを確認して不思議そうにしていた。


空を見上げるLANA

私も小さい頃は鏡が不思議で仕方なかったことを思い出す。


←「それが自分である」ということは分かっているらしい。

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今日の記事は…
こんな言葉は覚えちゃダメ!よく聞くGros mots!(1)
です。

サッカーとジョニー・ホリディ。

2017-03-10 | モンペリエ
日本の国民的スポーツと言えば野球だが、フランスではサッカー。

昨日のトップニュースは、PSG(パリのサッカーチーム)がバルセロナに6対1で負けたニュースだった。
スポーツコーナーでもないのに、明け方、帰路に着く選手に暴言や物を投げつけるファンのイメージや、試合の様子が延々と流れていた。
「アナウンサーもうんざりだろうに…」と思って見ていると、アナウンサー2人もサッカーファンらしく、熱くそのニュースについて語っていた。

2番目のニュースは、フランスの国民的歌手、ジョニー・ホリディの病気の話。
最近は、フランス大統領選、ストライキ、デモ、テロ、警察の不祥事などが主な話題だったが、どうやら一昨日は特に大きな動きはなかったらしい。


電車の切符に押印する機械。コンポスター

一昨日は、久しぶりに比較的平和な日だったのだろうと思うと、サッカーに全く興味はないのだが、PSGについて熱く語るアナウンサーが微笑ましかった。


←ジョニー・ホリディについては、アナウンサーが「彼は歌なしで生きられるだろうか?」とジョニー・ホリディの専門家(?)に聞いていたけれど、本人以外「知るか!?」って話よね。


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今日の記事は…
フランス国内を格安で旅行する方法とは?18歳~27歳編(2)
です。