
2005ねん6がつ20にちの記事を振り返って見ると、南大沢に絶望しとるようじゃけん……。
ゴーストタウン化した街並みがあまりに悲しすぎたけん……。
その解体工事の現場から、かつての住宅が再生されて、フェンスがはずされとるけん……。
すでに住んどるひともおってのう、ムカシの華やかさを取り戻しつつあるけん。
でも、このトナリの区画じゃあまだまだ決着しとらんようじゃけん……。
旧公団と住民のあいだが和解して、誰もが納得するようなカタチで安全な街にしてほしいのう……。
ゴーストタウン化した街並みがあまりに悲しすぎたけん……。
その解体工事の現場から、かつての住宅が再生されて、フェンスがはずされとるけん……。
すでに住んどるひともおってのう、ムカシの華やかさを取り戻しつつあるけん。
でも、このトナリの区画じゃあまだまだ決着しとらんようじゃけん……。
旧公団と住民のあいだが和解して、誰もが納得するようなカタチで安全な街にしてほしいのう……。
何十年も前にできました。
住宅が不足している時代で
経済成長とともに人口が増え
住宅を増やすことを基盤においた
建物の安全性や
建物を増やすことでの
近隣への配慮が中心の
法律であります。
いまは人口は減りつつあり
建物の耐久性も飛躍的に伸び
「新築」の需要は減りつつあります。
でも
ひとびとは経済成長の余韻が忘れられず
ゴーストタウンがあるというのに
まだ使える建物があるというのに
建物を増やすことが基盤になってる法律で
自然を減らしてでも
「新しさ」
のみが魅力のような開発を
ダメだと分かっていながら続けています。
エコってことだけでなくて
いまあるものを有効に使うこと
新しく作るのであれば
使われていないものをどう対処するかとか
作るときは
地区計画や建築協定で
美しい街
住みやすい街を守るために
環境への配慮を
今以上に管理するとか
建築基準法を改正して
「建てる」ことが前提の法律ではなく
「どうやったら建てられるか」という
基本に戻ることが
いまは大切だと思います。
金の流通が第一目的の
浅はかな計画の開発・建築が通用する時代は
すでに終わっています。
ベルコリーヌの工事のやり直しは
街が持つイメージを大切にして
街の未来を考えて行なわれた
計画もデザインも
今後のお手本になる事例だと思います。
いや、ひろさんちゃんと読んだけん!。
たとえばわしがマンションを買うとして、ン千万えんの新築を買うたとするけん。
それはどんどん古うなって資産価値を下げていくけん。
ところがベルコリーヌのような街の景観まで計算されとる物件は、古うなってもそれが景観にとけこんでいくけん古さと感じんけん。
マンションを買うんでのうて、街に住む権利を買うけん資産価値がそれほど下がらんのかのうと思うけん。
ベルコリーヌなら将来ゴーストタウン化しても、軍艦島のように近代史的遺産となる可能性があるけん。
それだけにのう、ひとが住んどるあいだは安全で、大きな地震のとき倒壊や崩落のキケンがないようにしてほしいけん。