満月ですけん

　きょうの夜は中秋の名月ですけんっ！。

ちきうじんのみんな、ダンゴの準備はできとるか？。

気になるんが、台風かっ！。

いっこは太平洋に通り過ぎてったみたいじゃけどのう……。

こりゃ満月観とる場合じゃないけん。

はよう窓に板打ち付けて、ネコは部屋の中にいれんといかんけん！。

停電に備えて懐中電灯とラヂオを準備せんと！。

非常食は～……、

あ～、目の前にあるじゃないか、ダンゴが！。

コレで準備はオッケーじゃけん！。

はようこんかのう台風っ！。

いやちごた、中秋の名月！。

きょうの いぬちくしょう

　こんにちわ～、わしレディーガガじゃけん！。

涼しうなってくるとのう、メシがうまくてのう……、

つい食べすぎてしまうけん！。

それにすごしやすいけん、よう寝れますけん！。

ま、最近メカタがふえたんはそんなワケじゃけん。

でも、激太りとかいわれるんは心外じゃのう～……。

ライバルのマライアよりはいくらかマシじゃけん！。



　そうはいってもタイヘンなコトになっているガガさまなのでしたー。

マキアートじゃけん

　カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ……。

なんとのうバクゼンとちがうもんとは思うとるけど、なにがどうちがうんかはようわからんのう……。

そうでのうてもようわからんのに、こんどはマキアートなんか……。

いや、マキアートいうたらキャラメルとかのフレーバーをくわえたもんじゃろいう認識だったんだけどのう……、

ココのカフェのは、カフェマキアート……。

ホイップしたミルクにエスプレッソくわえたんなら、カフェカプチーノじゃないんか？。

いかん、混乱してきたけん！。

こ～ゆ～カフェのメニュー、もっとシンプルにならんのか！。

コーヒー牛乳でいいけんっ！。

サイズだって、いまだにようわからんけん！。

「スターバックスコーヒー牛乳大盛りいっちょう！」

これでぢう分じゃけん！。



ところで、マキアートの正体知っとるひとは、こっそりコメントに書いてくれんか……。

お礼参りじゃけん

　そうそう、箱根神社の中にのう、九頭竜神社ちうのがあるけん。

みみぞうくんが病気の時に健康を祈願した、思い入れのある神社じゃけん。

ま～お礼参りちうコトでのう、おさいせんも多少フンパツするけん！。

……、

小銭なかった……、

１０えんでスマン……。

ま～とにかく、箱根神社といいココといい、うっそうとした樹々にかこまれた湖畔の静かなパワースポットじゃけん！。

湖畔の静かな～……、

……、

まったく平日だっちうのに、なんでこんなに観光客がおおいんかのうっ！。

ん～？、

よう聞いとるとちう国語みたいなコトバをしゃべっとるけん！。

ほうほう、なんかブッソウなニュースばっかりだけど、民間レベルはもっと仲ようせんとのう。

九頭竜さまのご加護あるけん！。

あ～そうそう、らびろうさんチのキクおやぢさまはザンネンだったけど、みんなの健康も願掛けしてきたけん！。

ヌエの啼く夜はこわいけん

　絵本展もおわったけん、温泉でもはいってリフレッシュせんとのう……。

ちうワケできたんが、箱根でもとくにセレブの集う湯治場……。

そこからちょっと歩くと、あったけん……。

大正時代の病院を改装した、しぶ～いお宿……。

まわりは竹林にかこまれて、ひと気のない隠れ家的な穴場……。

横溝正史の小説に出てきそうじゃけん……。

……、

ぎゃああああ～っ！。


フロがまたすんばらしいけん！。

かすかにイオウの香りがするかけ流しはのう、貸切混浴オッケーじゃけん……。

竹林の中でがさがさいうとるのは、ヌエでのうてガビチョウさんたちか……。

ん～、ロマンあふれるおすすめのお宿じゃけん……。

スケキヨさんはおらんけん……。

きょうの いぬちくしょう

　すずしうなりましたけんっ！。

あさばんひえますけんのう、こうしてむぎう～っとくっついて寝んといかんけん！。

暑さ寒さも彼岸まで。

きょうでお彼岸もおしまいだしのう……。

それにしてものう、わしらはなんだかおはぎのパックみたいになっとるけん！。




昼まで寝過ごして、あまりの暑さに後悔したラブラブーズなのでしたー。

秋の味覚がきたけん

　ん～、実家から段ボールが届いたけん……。

なんじゃいコレは……。

おおっ！、

おおお～っ！、

ナシじゃけんっ！。

そういえばことしはモモとかスイカとか食べんかったけん、こんな季節のフルーツはうれしいけん！。

ましてやナシじゃけん。

しゃりしゃりして、じゅわーっと果汁があふれて、たまらんのう～……。


いかんな、ガマンできんでさっそく切ってしもたけん！。

きちんとお礼もいわんと、すまんのう～……。

なかめしぐるりあんじゃけん

　なんじゃいなんじゃい、街ぢうにかぼちゃばっかりかざりやがって！。

ハロインかなんかしらんけどのう～。

南蛮渡来のまつりよりも、日本人なら日本の伝統行事をダイジにせんか！。

わしらにはのう、お彼岸があるけんっ！。

ご先祖さまを敬ういうイミじゃあ、ハロインと似たようなもんじゃろ。

それともハデなイベントがないといかんかのう？。

みんなで死装束をきてお彼岸パレードやるか！。

それで家々をまわってのう……、

「トリック、オア、トリート、おはぎくれんと呪うけん！」


うん、やっぱりこしあん派じゃなわし……。

これがあるけんお彼岸はやめられんのう～……。

しぶ～いお茶ほしいけん……。

千秋楽じゃけん

　いよいよ最終日じゃけん！。

きょうを逃すと、また来年まで見られんけんたぶん……。

ちなみにきょうは、搬出にあわせて大勢の作家さんもあつまるけん！。

気に入った絵本があるひとは、作者に会えるチャンスじゃけん！。

あ～、大勢のひとが気にかけとった赤井箱太郎には、わし火曜日に会えてラッキーだったけん！。

すまんのう、わしはきょうは仕事で欠席じゃけん……。

あんまり荷物が増えんように、ぜひポストカード買うていってくんさい……。

コレね……。

ダイエットに効果あるけん、たぶん……。

民話体系じゃけん

　トコロでのう、「鶴女房」と「鶴の恩返し」はドコがちがうんかと思うて調べてみたけん。

一般的には「鶴女房」を佐渡の民話として柳田国男が紹介したモノを、木下順二が「夕鶴」のタイトルで戯曲化したモノが全国に広がって、「鶴の恩返し」になったといわれとるけん……。

トコロが、山形県の南陽市にある珍蔵寺ちうトコロに鶴が織った反物があって、そこが「鶴の恩返し」の発祥の地にもなっとるけん。

でもって、師匠の描いた「鶴女房」は鳥取県の民話ちうコトになっとるけん……。

鶴が機織りをする話そのものは、日本中にあるそうじゃけん！。

そんなにたくさん機織りする鶴がおったとも思えんけん、コレはもともとひとつのハナシだったんじゃないかのう……。

コレが広がるうちに、女房と恩返しに分かれたんだと思うけん……。

学術的には、異類婚姻譚と動物報恩譚に分けられるそうじゃけん……。

それじゃオリジナルはどこか～いうたら、わしは鳥取県を推すけん！。

そりゃあもちろん、トリのハナシじゃけんのう。

鳥取県とトリのハナシについては、古事記とか日本書紀とかからんでくるけん、コレはまたべつの機会にのう……。



ま～とにかく、民話の世界も奥が深いっちうコトですけん……。