光が丘イベントでは、母の日商品を並べていました。
それを見て、オリジナルを注文してくださった若い男性。
母の日用のご注文は4件くらいだったのかな?
そのうち2件が若い男性。
一人は『いつもの自分の言葉で』ってご希望。
お母様の好きな花はカーネーションではなく紫陽花とのこと。
メッセージは『おふくろ いつもありがとう』その下にご自身のお名前。
周囲を紫陽花で飾りました。
もう1件は若いご夫婦連れで。
その男性のお母様お二人の日付と名前を彫ってくれと言われ…。
一つの日付は昭和62年、そしてもう一つは今年の4月。
実は2人のお母様の命日だそうで、母の日だから仏壇に飾りたいんだって。
ちょっとヤンチャっぽい男性だったけど、話してみると真面目で優しそうな方。
メッセージは『愛を込めて いつも共に…』
このメッセージの両側に2人のお母様の命日とお名前を彫刻。
なんて言うのかな…上手く言えないけど、この2人のお客様のお母様に対する素直な気持ちにグッと来ました。
上のお客様の飾らない表現、そしてお母様の好みを踏まえた気配り。
実はご注文のデザイン決定の際、妹さんを連れてきて、グラスの持ちやすさまで検証!
お袋に気に入ってもらえるようにって。
ステキだなと思いました。
そして下のお客様。
片方のお母様の日付はつい2週間くらい前。
二人のお母様は両名とも、おそらくこの男性のお母様。
仏壇にちょうど良いサイズの花器を選び、メッセージをしばらく悩み考えて。
言葉には尽くせない感謝の気持ちをどう表現しようか悩んでました。
そして照れることなく選んだ言葉。
ステキだなと思いました。
どのような経緯で亡くなられたのかはわかりませんが、この2人のお母様にとって、自慢の息子さんだったんだろうなと思いました。
そして、このメッセージ通り、いつも見守ってくれている気がしました。
私の仕事はお客様の様々なイベントに花を添えることが多い仕事。
ギフトは相手を思い遣る心を形にしたもの。
ギフトそのものも嬉しいけど、本当は贈ろうと思ってくれた気持ちや選んでくれた気遣いが嬉しかったりするんですよね♪
そんなお客様の優しい気持ちにチョコットだけ触れることが出来るこの仕事が、やっぱり私は好きかも
