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桃の館便り

桃と桃のお菓子がいっぱい。「桃の館」からの手紙です。

農家さんたちと

2011年09月28日 | インターン今日のつぶやき

こんにちはー。

もう、すっかり寒くなってきました~
寒い日は体が温まるお鍋でもたべたいですよね!


ところで 先日、私は゛桃の反省会゛に参加してきました!
場所は「横浜楼」小牧店 中華料理屋さんです。
過去にオードリーが来店していました。



話がそれてしまいましたが…


゛桃の反省会゛

それは、桃の館のスタッフと桃農家さんが集まって話し合う場です。
桃の館は゛桃゛に関してものすごいこだわっているんです。
だから、桃農家さんとの゛桃゛についてのやりとりはいつも本気
でも逆に桃の農家さんも私たちに対しては本気なんです。

別に、毎回会うたび桃に関して言い合いをしているわけではありませんよ
信頼関係があればこそできるものなんです。

<食事をしながらお互いのがんばりをねぎらいます。>



こんな関係になってこれたエピソードを1つ紹介させてください。



知っている方もいるかと思いますが、小牧市は桃の名産地なのです。
特にここで採れる完熟した桃は絶品です
市場に出せないほど柔らかく完熟した桃だけが桃の館に出荷されるんです。

この桃と出会った桃の館の創業者である高井さんは、その桃をはじめて食べたときに思ったのです。
「こんなおいしい桃が地元で採れるなら、もっと県民の方に知ってもらいたい!」。
彼は桃を手配するため、生産者である農家さんに掛け合いました。

けれども最初は、
「君は桃のことを知っているのか?」と厳しい言葉が飛ぶばかり

しかし、彼の心は揺るぎませんでした。
「是が非でもここの桃を使わせてください!!」

この気持ちを汲み取ってもらうため、彼は自分の仕事の時間を割きながらも、長い間桃の栽培を手伝うことにしました。
そして、彼は言いいました。
「携わってみてよくわかりました。こんなにも手間と愛情をかけてやっと、こんだけ素晴らしい桃ができるのだと。」
ついに彼の長い苦労は実り、生産者である桃農家とのパイプラインは確立されました。

それから20年が経ち、こうしてなんでも言い合うことの出来る信頼関係が築き上げられていったのです。
゛おたがいさま゛
桃の館は地元のおいしい桃がなければ、桃の館として成り立ちません。
しかし同時に桃農家さんも桃の館がなければ、生産している多くの桃を出荷することが出来ません。

お互いがお互いを支えあっている、そんな関係です。