ふわり綴り

不安定なアッチの続き。気ままに気に止まったコトをメモメモ。

10代女性の喫煙問題

2008-08-25 12:27:35 | 医療
元モー娘。加護エッセー集で思い告白(サンケイスポーツ) - goo ニュース
いつも思うのだが、アイドル等の未成年喫煙が発覚すると、
バッシング、活動自粛もしくは解雇という流れだけで空騒ぎをして収束するのだが、
女性にとっての煙草を常習することの危険性を、
なぜか曖昧にしていることに疑問を持つ。

肺ガン等のまだ、曖昧な喫煙を要因とする問題を世に縷々するよりも、
国立ガンセンターのサイトをパネル化し、
女性の子宮ガンへのはっきりした要因と、
癌を手術した後に飲む薬と煙草は、とても相性が悪く、
いくら医師が「美しい」とも思えるような出血の少ない手術を行えたとしても、
喫煙している患者で有る場合、術後の治りが遅く、
また再発の危険性が、とても高くなる。

これは、喫煙により肺ガンになるという要因の曖昧さ、個体差(遺伝的なもの)より、
確実に、煙草の要因がリスクとなることを、多くの症例とともに、
医学的には、立証出来ている。

また、子宮諸々女性特有の病気には、喫煙が悪影響をあたえていることも、
国立ガンセンターでは示唆している。

ヘタをすると30代で、子宮を取り除かなければならない悲劇が待っているのだ。
老いてからの自然閉経ですら、女性ホルモンの減少によって、
様々な精神、肉体の不調で、日常生活を閉経以前のように過ごせず、
ホルモン注射を打ちながら、なんとか耐え難い更年期を乗り越えた(人により数年かかることもある)母や親族の人たちの体験談を聞くと、
恐怖を覚える。閉経のホルモンバランスの変調により、鬱を発症し慢性化してしまった人もいる。

そして、依存の高さは、精神と肉体両方へと働くので尚、始末が悪い。
大麻や一時騒がれていた脱法ドラックより、
習慣性が高く、特に10代の前半などに喫煙を常習化すると、
成人してから喫煙する人より、喫煙を止めることが非常に困難になる。

その中毒症状の重さは、人間の生存本能すら歪めてしまうほどだ。
経済的、もしくは時間的制約のなかで、
空腹だという信号を脳が、受け取り伝達しても、
飢えを満たすことと、煙草を吸いニコチンを摂取することを、
どちらか一つを選択しなければならない時に、
本来なら生存に必要なエネルギーを摂取する為に飢えを満たすため、
食事をとるということを当たり前のように選ぶはずだが、
ニコチン中毒者になっていた場合は、空腹感をニコチンで満たすことを、
選択してしまうのだ。
それが、あくまでも自己の意思で決定したかのように。

ある意味、自分の脳に騙されているという状態なのだ。

まあ、煙草の歴史を少し辿ってゆくと、
煙草は女性のヒステリー状態や、緊張(ストレス)の為におきる頭痛を、
緩和させる為に、用いられた時代もあるので、
ストレス(緊張時間の長い)の多い人々には、
それなりの薬効を示してしまうので、それが始末の悪いとこでもある。

何故、このようなハード・ドラックをデーターの少ない昭和時代ならともかくも、
対面方式の販売へ移行させ、
自動販売機での売買を平成になり20年も経た今でも、
日本は許しているのかが、疑問である。

まして、コンビニやスーパーでの販売許可の規制緩和は、
本当に未成年からの喫煙を、大きく助長しているだけであることを、
大人の利便性を名目に膨大な税金欲しさに、
「ポスターや政府公報では、未成年の喫煙防止や成人喫煙者の魔女狩り的な発言を、
声高に叫んで見せているだけの白々しさを感じ」
辟易するのだ。

何より女性の喫煙率が、増え続けているということに、
哀しみを覚えるのだ。

アルコールや煙草という、ハードドラックは、
脳や肉体にいかなる影響を与えるか、
また、女性の依存性の高さや、中毒者になってしまうのが、
男性の場合より、その摂取量が低い値であるということを、もっと真面目に議論して欲しいと思う。

ハリウッドの少女たちが、大人たちが求めるスレンダーな体型を維持するために、
空腹時に煙草を吸わせ、(吸わなければならない精神状態に追い込む)
規格する体型になることを暗黙のうちに蔓延させてる状態と、
戦後震災孤児たちが、
拾った煙草の吸い殻の煙で空腹を誤魔化していた昭和の風景と、
何故か、重なってみえる。

そろそろ大人たちが、知恵を絞って、
煙草以外に、素敵にみえる大人の嗜好品の小道具を、
クリエーターさんたちが真面目に考える時期だと考えます。

ちなみに私は、喫煙者だったのですが、
今は、馬鹿高いニコレットとカネボウの歯磨きガムを併用しながら、
禁煙中の身です。
ですから、余計肉体と精神への依存性の高さが、どれほど苦しいものなのか、
身を以て体験中です。

私も喫煙のきっかけは、昭和文化の中にあります。
尊敬してた方々が、皆喫煙車であり、
文学、映画の中で、煙草を吸うという仕草が、
とても素敵に見えた時代でした。
お酒と煙草は、その頃目に映るあらゆるカルチャーの中で、
粋な情景描写として、溢れてた。

法律で駄目だから、駄目という「一刀両断」的な発想の注意ではなく、
また、嫌煙派の恩着せがましい(宗教の勧誘に似てる)騒音ではなく、
未成年の特に「女性」に、煙草は吸いたくない・・・と思えるカルチャー作りは、
ないだろうか。

ちょいと個人的な事情がなければ、
今の嫌煙派の人たちの言動をみてると、「意地でも辞めたくないなあー」と、
数ヶ月前まで思っていた自分の感情です。

今でも、嫌煙派の話を聞いてると、身近に煙草アレルギーになった人が居なければ、
かなりムカっとして、
「あなたたちの意見に賛同して、禁煙してるワケではないからね」
とイライラしますが。。。
まあ、嫌煙派のお陰で、各自治体に「条約違反金」という税金を徴収可能になったし、
舌癌が増える可能性があるかもしれないが、
「噛み煙草」という商品の活路も開けたし、
何個か団体も創出出来たことで、少しは雇用創出のアシストが出来たようではあるが、
文才や医療知識のない自分の変わりに、
女性の喫煙は、肉体に哀しい代償を求めさせられることを、
淡々と書いてくださる人が、出現し自然に広がって行くことを願っている。

【芸能】加護亜依「やめたいけど、吸ってしまう。自分の中では、女優がたばこを吸う姿はかっこいいと思う」★2
1 :胸キュンバーガーφ ★:2008/08/25(月) 04:51:27 ID:???0
加護亜依、女優のたばこシーンかっこいい

喫煙問題で所属事務所を解雇され、5月に芸能活動を再開していた元モーニング娘。加護亜依(20)が24日、
都内でエッセー「LIVE 未成年白書」(メディア・クライス)の出版会見を行った。加護は過去を振り返りながら
「どん底だったかなと考えられるくらい今は前向きに考えられるようになった。人生の金メダルを取りたい」とあいさつした。

女子高生やネット依存症の未成年との対話などを通じ、自分の経験を生かしながら若者へのメッセージを記している。
喫煙には「やめたいけど、吸ってしまう。自分の中では、テレビや映画で、女優がたばこを吸う姿はかっこいいと思う」などと語った。

 [2008年8月24日15時0分]
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20080824-400749.html

▽前スレ
【芸能】加護亜依「やめたいけど、吸ってしまう。自分の中では、女優がたばこを吸う姿はかっこいいと思う」
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1219566008/
★1投稿日:2008/08/24(日) 17:20:08

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