ふわり綴り

不安定なアッチの続き。気ままに気に止まったコトをメモメモ。

ヘロヘロ・・・野良猫との遊び方

2009-04-14 22:59:35 | 日記
春・・・

麗らかな(つうより初夏のギラギラとした)日差しのなか、
植物は花を咲かせ、
動物は・・・本能の花が盛り、
日本の四季を感じるのであった。

本来なら自然の為すがまま、
そのありようを愛で楽しむのだが、

今年は・・・野良猫さんたちの本能を満たし、
種の補完をのんびり鑑賞するには、
人里離れた一軒家に住んでいるワケではないので、
庭で自生している野良猫さんたち計16匹へ、
なんとしてでも「避妊手術」をせねばならないと決意していた。

真面目に、ねずみ算式に増えて行く野良猫さんたちの頭数調整に踏み切らずを得ない。

そこで、
問題が次々と起きる。

まず、野良さんなので「抱っこ」されることになれてない。
自由気ままに過ごして来た野良さんたちがゲージ(鉄製の檻)に、
素直に入るとは思わない。
そして何より、16匹の避妊手術代の総計が手持ちのキャッシュで足りるか。

という不安を抱えつつ、
とりあえずゲージに入れるために・・
逃げる猫さんたち、果敢に私へ挑む猫さんたち、
16匹VSひとりとの戦いの幕が金曜の早朝から始まる。

なんとか捕らえた猫さんに、噛み付き、引っ掻き攻撃が容赦なく、
両手両指、顔へと死に物狂いのバーサク状態が続く。

左手の人差し指の第二関節へ猫さんの牙がグサリと刺さる。
鮮血が駐車場のブロックへ赤い飛沫で生命のアートが出来上がる。
激痛に耐えて、捕まえた野良猫さんを私の血で紅く染めながら、
ゲージへなんとか投入。

その後、気迫でなんとか4匹を捕獲。

ホッと気が緩んだ時、
左の一差し指が、チリチリとする熱さを持ち、脈拍に合わせるように
ズキズキ痛む。

・・・「!!!そうだった。野良猫さんはヤバイ菌類をてんこもりで体内に共生させていたのだった・・・_| ̄|○ il||li」
ということを思い出し、慌てて水道の流水で洗い、
アルコール消毒をする。
しかし、時と共に痛みと熱が増すほどに、
指がウインナーのように腫れてくる。

どう考えても、病院へ行かないとヤバイ・・・
だが、無情にも腕時計の針は昼を過ぎていた。

今の時期に救急へ行く・・・診療受付時間外へ行くのは、
重篤な患者さんたちへの邪魔になる。

そして、16匹-4匹=12匹では、
あまりにも成果が少なすぎる。

脳が働かない状態で、何かを考えようと腕を組む。

・・・・・・果たして、庭にたむろしている猫たち全てを避妊手術を受けさせることが出来るのだろうか。。。

つづく・・・・予定w

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