木炭譚 -Small is beautiful and useful-

環境文化の実践ブログです。大量生産大量消費大規模流通では得られない時間、空間、人間の3つの「間」を大切にした実践日記。

根圏環境の改善

2014-07-31 12:13:33 | 目で見る木炭
7月31日
トウガラシです。左側がスギ炭入りの土壌に植えたトウガラシです。植えた時(6月4日)は右側のトウガラシより小さかったのに生長が早いようです。


7月9日
1ケ月ぶりのモミジです。右側がスギ炭入り土壌で育っているモミジです。差が歴然です。根の張りの差だと思います。下の写真は右側がスギ炭入り土壌ですが、モミジの根が透明なプランターの外側からも見えています。





6月30日
6月4日に植えたトウガラシです。その時にあえて小さな方をスギ炭入りの土に植えましたが追いついたようです。


4月28日にマリーゴールドを植えましたがスギ炭入りの土壌の方は未だ艶やかな花を咲かせています。


6月9日
4月19日に植えたカリフラワーの収穫をしました。スギ炭入り土壌もそうでない土壌の根もプランターから出すときに根を上下に切ってしまいました。根の量はスギ炭入り土壌で育った方が多いようです。


下半分の根を観ると細かい根はスギ炭入り土壌の根の方が発達している感じがします。


上下を合わせた根の量もスギ炭入り土壌の根の方が明らかに多くなっています(スギ炭入り土壌の根:32g、スギ炭なしの土壌:21g)




6月5日
モミジの生長比較です。4月28日の定植時点でもスギ炭入り土壌の方が背丈が高かったですが1ケ月経ってその差が歴然と顕れています(土が黒い方:写真右側)。根の生長が速いことが要因として考えられます。


6月4日
トウガラシも参加です。スギ炭を入れると生長が早くなるのかもしれません。それを確かめる目的もあって、あえて小さな方をスギ炭入り土壌に植えました。



6月4日
4月1日に植えたソラマメの収穫を終わりにしてペットボトルプランターから根を取りだしました。どちらのプランターの中も根の塊になっていて、目で見る限りではスギ炭入りの土壌とそうでない土壌との有意差はありませんでした。しかし根の重量を量ると、スギ炭入り土壌:16g、スギ炭なし土壌:10gとなり、明らかにスギ炭入り土壌の方が根の量が多いという結果になりました。ピーマン、マリーゴルド、モミジ等の結果が出てから考察します。ついでのことですが、根に根粒根粒がついていました。初めて見たので感激です。茎の断面は四角形になっていて中空なのですね。ストローもそうなので当たり前なのでしょうが、構造体を丈夫にする智恵に感激です。







5月28日
ピーマンも一人前に大きくなりました。ソラマメの場合もそうでしたが、スギ炭を入れた土壌のほうが生長が早いようです。後日、根を確認しなければ何とも言えませんが、スギ炭入り土壌の方が細根が良く付いているのかな?と期待してしまいます。カリフラワーも姿を現してきています。センリョウはスギ炭を入れたものも入れないものも葉が枯れてしまいました。根付かなかったようですがもう少し様子をみます。


5月19日
ソラマメの1回目の収穫をしました。取り立てなのでこの上なく美味しかったです。また、ピーマンも小さな実をつけています。野菜の花の色はどれも白なのでしょうか。




5月10日
モミジの検体のうち、「畑土」のみのものの生長が芳しくない(写真左上)ようなので新たに検体を4株ずつ追加しました。


4月28日
一年草のマリーゴールドにも参加してもらいました。またモミジの苗も沢山あるので集団参加です。モミジのプランターは根を掘り出さないで観察できるかとも思います。参加者を沢山募っての根圏環境調査ですが、先ずは植物をちゃんと育てなくてはなりませんね。




4月27日
モミジの赤ちゃんも仲間入りです。散歩をしていて見付けました。


4月26日
順調に育っています。二枚目の写真はソラマメの赤ちゃんです。まさに花の中から生まれるのですね。




4月19日
カリフラワーにも参加してもらいました。(写真中央)




4月16日
ピーマン君にも観察の対象に加わってもらいました。




4月12日
ソラマメも根付いてくれたようです。ソラマメの下に写っているのはマンリョウです。


4月1日
マンリョウの根の観察結果は短時間では期待できないので、ソラマメで同様の観察を始めました。ポットに帯をしている方がスギ炭入りの土です。透明なペットボトルのポットですので、外側からも根の観察ができるかもしれません。また、最後にはペットボトルをハサミで切り、土を落として根の比較をします。まずはちゃんと育ってくれないと「トラヌタヌキ」ですね。


植えた段階ではスギ炭を入れなかった苗(下の写真の右側)の方が根の量が多い感じがします。


3月27日
マンリョウを植えてから10日が経ちました。根づいてくれることを期待しています。


3月16日
畑土100%の試料1と気乾状態の重量比で畑土60%+スギ炭40%の試料2の土壌を用意しました。気乾状態の試料1は手で触ると「サラサラ」、試料2は「フワフワ}です。(黄色のバケツに入っている土壌が試料2です。


マンリョウの苗木(下の写真)を用意し、


試料1と試料2の土壌で下の写真のように透明なポットに植え込みました。左側の帯が巻かれてあるポットがスギ炭を入れた試料2です。無事に根付いたら2年後を目途に根の状態を目視で比較します。


上記の実験とは別に根が二股に分かれているマンリョウの苗木で一方の根は畑土のみ、他方の根はスギ炭を混ぜた畑土で育ててみます。うまく根付いたら1年後を目途に根の比較をします。写真左側の透明なポットがスギ炭を混ぜた土壌です。




2月7日
農地土壌の改良にスギ炭が優れていることを保水性、排水性改良の観点からデータ化してきましたが、これからは植物の根にどれだけ良いのかを実際の植物を栽培して観察します。対象とする植物は、我家の庭に生えてきたマンリョウの苗木です。

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