木炭譚 -Small is beautiful and useful-

環境文化の実践ブログです。大量生産大量消費大規模流通では得られない時間、空間、人間の3つの「間」を大切にした実践日記。

四角柱の袋

2016-05-06 16:02:50 | 紐結び
0)写真の様な四角柱の袋を作ります。太さ2mmの紐、青色を10m、黄色を8m使います。まず黄色の紐を2m×4本、青色の紐を2.2m×4本+0.6m×2本に切ります。


1)底の部分を作ります。黄色の紐と青色の紐一本ずつで紐の真ん中で「あわじ結び」をします。その「あわじ結び」どうしを写真のような向きでさらに「あわじ結び」でつなげます。この部分は全体のなかで最もタイトにしっかりと結んでおきます。
  

次に隣合った紐どうしを結んでいきます。黄色の紐は「あわじ結び」、青色の紐は2連の「あわじつなぎ」です。「あわじつなぎ」は、「あわじ結び」が連なった結びです。写真の様に「あわじ結び」の最後の部分を一度解いてから、「あわじ結び」を加えていきます。
   

2)側面を作ります。黄色の紐と青色の紐で3連の「あわじつなぎ」を一段、2連の「あわじつなぎ」を2段作ります、それぞれの「あわじつなぎ」の間には「あわじ結び」が入ります。
        

 

3)上部と上面を作ります。側面の「あわじつなぎ」が終わったら黄色い紐は「あわじ結び」青い紐は2連の「あわじつなぎ」です。これで次に結ぶ3連の「あわじつなぎ」が上面の中心
方向に向かいます。3連の「あわじつなぎ」の後でそれぞれの「あわじつなぎ」ごとに青色の紐と黄色の紐を「左右結び」で結びます。
    

「左右結び」の次に「たま結び」です。「左右結び」と「たま結び」との間に2本の青色の両側に「たま結び」を施した紐を通して完成です。
    
上面です。


底面です。


 

ハンギングバスケット&靴底の雪道対策

2014-02-08 20:01:14 | 紐結び
2月8日
テストの日がやってきました。と言っても入試ではなく、靴底の滑り止めです。自宅から最寄り駅までの往復3キロを快適に歩いてきました。これだけ実用になるのなら、まずは、片足で10円(麻紐7m)時間10分(釈迦結び&かごめ結び&左右結び)で作れる泥縄対策に挑戦してみます。




9月2日
網タイプとセパレートタイプの新作です。5分で編める「泥縄」タイプも検討中です。









8月24日
セパレートタイプを作ってみました。雪の上を実際に歩いてみないと実用になるかどうか「?」ですね。





8月22日
靴の前と後ろに滑り止めの立ち上げ部分を作りました。また、幅を若干広くしました。ハンギングハスケットはハンモックになりました。
常時はハンギングバスケット


非常時(東京の降雪時)は靴の滑り止め





8月21日(試作2)
シュロ縄でワラジ風に編んでみました。ハンギングバスケット(常時)としては使えそうですが東京の雪の日(非常時)の靴の滑り止めとしてはマダマダ改良します。






8月17日(試作1)
津軽のM様のお話をお伺いして、東京では身近にはない稲藁の替わりに麻紐を使って靴の滑り止めを試作しました。東京ではちょっとした積雪でも津軽とはちがって慣れていないので滑って転ぶ人が多いのですが、これを2つポケットにいれておけば安心(かな?まだ試していないので)。



ただ、雪の降ったあわただしい時に泥縄でこの滑り止めをつくる時間はないと思います。そこで常時は、ハンギングバスケットとして利用するのはどうでしょうか。ちなみに写真のバスケットの中身は備長炭です。


デザインも悪いし、実用になるかも試していません。改良の余地は充分!今年の冬にかけて乞うご期待。(作成コンセプト:常時と非常時の「時」間を結ぶ)

ペットボトル入れ

2013-10-25 00:13:31 | 紐結び
10月25日
ネットの部分に「デコレーション」をつけました。デコレーション部分で意外と紐の長さが必要で、3m×4本です。「結び」は、淡路つなぎ、あわび結び、こま結び、左右結び、四つ編み、玉結びを使っています。


10月17日
ネクタイをとりました。ペットボトル入れの取っ手の部分を写真のように一度クロスさせることでテーブルの上に置いて置いても紐がずり落ちなくなりました。


10月17日
今までのものは、飲む時にネクタイにあたる部分がどうしてもジャマになります。そこでペットボトル自体を替えてみました。本末転倒?。ついでながら、このペットボトルのお茶は「振ってつくる緑茶」です。


10月9日
大人の落ち着きをイメージして「シックパンサー」と「ブルー、レッド&ゴールド」を作りました。ネクタイにあたる部分を除いて、必要な紐の長さはそれぞれ2m×4本です。


10月3日
お花見用「ピンクパンサー」型ペットボトル入れをつくりました。


9月26日
これまでは「ワイルド系」を作りましたが、「かわいい系」にも挑戦しました。ボトルネックを締めるバンドはミサンガ兼用です。次は来年のお花見用に「桜」をイメージしたものを作ります。




9月10日
この夏、使ってみましたがペットボトルをテーブルなどに置くとケースがずり下がって締まりがありませんでした。そこでバンドを付けました。ボタンにあたる部分は「玉結び」、ボタン孔にあたる部分は「こま結び」です。






8月6日
取っ手の部分を改良してトッテモ良くなりました。


ペットボトルを入れる時も先ずは写真のようにネットの底面を揃えて置き、


その上にペットボトルを乗せ


取っ手を引き上げればOK。トッテモ簡単。
バッグに付けても便利です。

なお、底面は「アワビ結び」8個で平面を作り、ネット部分は「アワビ結び」と「こま結び」、取っ手の部分は「こま結び」です。このペットボトル入れは太さ4mmの木綿紐6m(百円ショップで購入)を4本(1.3m×2本&1.7m×2本)に切って使っています。

ペットボトル入れを木綿紐で作りました。
自画自賛ですがラフでチョットだけオシャレ?

わらじ

2013-08-17 09:17:29 | 紐結び
津軽のM様から「わらじ」をいただきました。京都のH山で使われている行者わらじだそうです。沢歩き等、滑ったら命にかかわるような処で活躍しているのですね。藁縄は雪の時などに靴に縛り付けるだけでも滑り止めになるそうです。