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木炭譚 -Small is beautiful and useful-

環境文化の実践ブログです。大量生産大量消費大規模流通では得られない時間、空間、人間の3つの「間」を大切にした実践日記。

ヤシ殻炭から飲料水(インドネシア、エーエスジェイ株)

2016-09-03 15:34:55 | 環境文化の事例
インドネシアの孤児院の子供たちが焼いたヤシ殻炭を炉材にした濾過機を組み込んだ浄水装置で原水の井戸水を浄化し、孤児院内の飲料水として利用しているそうです。
炭焼き窯:
出来上がったヤシ殻炭;
濾過機に充填されたヤシ殻炭;
濾過機全景;
http://asjapan.co.jp/whats-news-20164/

インドネシアの上水道普及率は50%以下でまだまだ低く、安全な飲料水の確保に向けた様々な工夫がなされているようです。翻って、日本の上水道を災害時の「安心」面から考えるとどうでしょうか? かって、三宅島の雄山が噴火した時に雨水を木炭で濾過して飲料水にする昔からの装置が各戸にあったので上水道供給はさして問題にならなかったと聞いています。身近な資源をインフラ作りに活用して「安全と安心」を高める工夫は環境文化の実践と感じます。

ヒマワリが緑肥に(清瀬市、農ある風景を守る会)

2016-09-03 13:34:05 | 環境文化の事例
2.4haに10万本のヒマワリです。8月26日と9月2日の2回も見物に出かけました。1回目はどの花も顔を空に向けてニコニコと笑っていました。グランドを使った仮設の無料駐車場も整備されていて地元のホスピタリティにも感激です。ヒマワリ畑の入口にはゴッホの絵とソックリな花瓶も置かれていて主催者の遊び心も感じました。更に、鉢植えのヒマワリが一鉢2百円。1週間後の2回目にはオジギをしてしまっていましたが、会場の方のお話では、これから畑に漉き込まれて小麦づくりの緑肥にするそうです。この取組は環境文化の実践、地域の絆が醸成されいるようです。