木浦すみつけ祭り

大分県宇目町大字木浦鉱山。
鉱業は中止され、本祭も休眠状態となっています。

仕事納めです

2019年12月26日 | 記録

 本日、やっと来賓案内文書の手配を終えました。

 と言っても、来賓の方々は少数精鋭のVIPばかりなので宛先は数件です。

 何とか年内に発送しなければと思いつつも、結局後手後手に回ってしまい、慌てて手配をかけました。

 普段から木浦鉱山地区の運営に対しご厚意を頂いている大分県、佐伯市、谷川建設工業様、そして未だに当方の拠り所として頼りにさせて頂いているVIPの方、多くの方に支えて頂きながら、やっとの思いで今日に至っています。

 

 今回は、宇目緑豊小学校の5年生が祭りの準備に参加したいとの申し入れがあり、予定をしています。

 実はジュン君ところの長女の5年生ユッキーも同じクラスで参加予定。

 それをネタにして、本祭に対するジュン君の参加を口説いた経緯もあります。

 

 この時代、自分の出生とか追立とか由来とを学ばせることが、今後彼らの「故郷」なるものを守っていく上で、すごく大切になっていると思います。

 そういったことを子供に認識・体験させることはとても重要だと思っていて、諸々微妙だとは思いつつ今回の申し入れを受けました。

 

 当方じいちゃんは、「みかんをやるきぃ、山に行こうや」と幼少期に誘ってくれていました。

 山に着いたら「これはお前が伐る木やけぇ、お前のためにじいちゃんが大事に育てよるんぞ」と、元口が20センチくらいの杉を鋸で除伐していました。

 今となっては、元口60センチオーバーですが。。。

 

 みんなが故郷「木浦鉱山」を想う理由を、本祭打ち上げで聞くことができたらなぁと思っています。

 次回に繋がるかも知れない、楽しい打ち上げのネタになるかもしれません。

 


毎度のことですが・・・

2019年12月22日 | 記録

 単なるステージイベントではない本祭ゆえに、区民のいろんな苦労とか思いとか、当方が見えていないシチュエーションがあるようです。

 

 例えば、昨日の会議で継続協議になった唯一の案件。

 曰く「本祭関係者のために家で接待しているのに、無関係者が群がって来るからどうにかして」とのこと。

 確かに、「無関係者」があやかっている光景は、かなり多く目にします。

 地区内巡行で最後までお供頂いている方々は、概ね殆どが「カメラ」の人のような気がしますが・・・。

 なので、一般の方が節度を持ってご参加頂ければと思っています。

 

 そのほかにも、利己的に「これは?あれは?」と無邪気に問われます。

 そんなこと、もう知ったこっちゃございません。

 

 いちいち取り合うのが面倒くさくなります。

 さすがに当方も、疲れました。

 ナンチャッテ!! 


木浦の常会

2019年12月21日 | 記録
 今日は木浦の終い寄りの常会があったので、本祭に係る予算等々を諮ってきました。
 全20戸のうち出席者は12戸。
 残りの人は入院してたり施設に入っていたり、夜間の外出を控えているような方々。
 限界を感じます。
 
 

 こんな状況なので、資料は特大サイズを用意しておきました。
 左の小さい方は区が用意した普通のA4サイズですが、当方の資料はA3。
 「分かりやしぃなぁ」と、お褒めの言葉を頂きました。
 
 
 
 さて、いつもどおりに30分くらいで終わるかと思っていました。
 が、結果1時間超。
 なにぶん、喋るのが遅かったり、耳が遠かったり。
 2年分の時間の経過を感じます。
 
 
 次回は来年1月12日(日)9時から大幣切作業です。
 前回は大幣切は1日で終わりました。
 文明の利器を手に入れたとは言え、最後はやはり人の数次第です。
 今回はどうなることやら・・・。
 
 ちなみに、動画収録の初日でもあります。
 大幣切の旧式・新式や、みんなで会議をする様子などを収録してもらう予定なので、老若男女問わずぜひ帰ってきて下さい。

思うこと

2019年12月15日 | 記録

 最近、「来年は祭りをするん?」と、聞かれることが多くなりました。

 聞かれれば、「多分!」と自信を持ってお答えしています。

 

 本祭の存続に必要なもの。

 一に地元区民、二に我々のような者、三に当日帰ってきてくれる仲間。

 これらの「チカラ」の一つでも欠けようならば、本祭は成立し得ないと思っています。

 

 でも、そんなことソッチノケで「続けることに意義がある」と応援してくれる方々もいらっしゃいます。

 本祭、守るべき「イベント」なのかもしれませんし、地域をアピールするための目立つツールなのかもしれません。

 でも、その魅力とか知名度を「道具」にされてはならないと思っています。

 

 そのことからだけは、本祭を守らねばと思っています。

 タブン。。。

 

 

 それはさて置きこのケヤキ、祭り後に切ってしまうらしいです。

 なんでも、舞台の屋根に落ちるかもしれないからとのこと。

 木浦の総意らしいです。

 舞台なんていつまで使うか分からないのに。

 舞台よりもケヤキの方がもったいない。。。


ついにはじまりました

2019年12月11日 | 記録
 今日は若手メンバー6人で、今月21日に行われる木浦鉱山区常会に諮るための資料の検討を行いました。
 ちなみに今回からは女性活躍推進法に鑑み、女人禁制を解いて、以前から「唄げんか」で活躍してくれている女子1名にも参加してもらいました。
 
 さて、当方のスーパーエンターティナー「寿美」さんがお星さまになってしまった今日、そのコマを埋められるのかどうかを心配していましたが、さすが芸能一家で、お孫さんがユリ唄、フイゴ唄、セットウ唄をこなせるとのこと。
 
 一方、毎回問題になる荒神は、タカくんが降りて、デキさんとタッキーです。
 今まで荒神は三人が定番でしたが、もともとは二人、百年前の大元をただせば一人だったと聞いていますから、今回は二人でこなすことになりました。
 けしてデキさんがしがみついたのではなく、タカくんが先輩に譲ったような感じです。
 なので、満場一致で一安心。
 
 ほぼ全ての配役を決めましたが、やはり気になるのは木浦の主役の体調のこと。
 どうしても木浦の主役に頼らざるを得ない役もあります。
 「○○兄ぃは、元気なんじゃろうか」とか、二言目にはそんな議論になります。
 

 それにしても、今日の会議でやっと再び気持ちが一つにできたことに安心しました。
 この数カ月、このままの状態で本当に祭りができるんだろうかという、今までにない不安がありましたが、何とかまとまったと思っています。
 ここまでこぎつけることができれば、あとは波にのって当日を迎えるだけです。

 今日の波を捉えることができたのは、当方がガチで頼み込んだ末に考えを改めてくれた一人のメンバーのおかげだと思っています。
 最初はフラれてしまうかと本当に不安に思っていました。
 彼には本気で頼み込んで参加意思の内諾をもらい、今日の会議のことは伝達漏れで今日の午後に頼んだにも関わらず来てくれました。
 
 彼がいれば、会議も余談なく冷静沈着に終わりますし、「阿」と言えば余分な辛みを添えて「吽」と言ってくれます。
 彼の嫁さんは納得してないようですが、男にも二言はある時はあります。
 だから許してあげてくださいね。
 私が口説いてしまったんです。

 前回「平成最後」の祭りを行いましたが、今回「令和最初」の祭りが始動しました。
 「令和最後」となりませんように・・・。
 
 ナンチャッテ!

毎年恒例のご奉仕を頂きました

2019年12月08日 | 記録
 この時期になると、谷川建設工業株式会社様が応援に来てくれます。
 その名も「小規模集落応援隊」。
 当方は少数高齢5名の参加に対し、谷川さん側は19人。 
 
 
 危険な護岸の草刈りなどをこなしてくれます。
 約2時間の作業で木浦の護岸はピッカピカになりました。 
 
 
 作業の途中で先生に久しぶりにお会いしました。
 いつものように「話せば長くなるけんど、話してぇことがあるんじゃ」と言ってきたので、「まったね~」とお別れしました。
 両手にストックを持つ先生の姿が、時の経過を感じさせます。。。
 

 そう言えば、谷川さんが来てくれるようになったのが、ちょうど我々が祭りを再開させた時くらいです。
 この際、地味な草刈りや祭り前の神社清掃だけではなく、いっそのこと、華やかな祭りすらも「小規模集落応援隊」にお願いしたらやってくれるかなぁ?
 裏舞台だけでの活躍だけでは申し訳ないので。
 恥ずかしながら、華やかな祭り舞台を裏で支えてくれている立役者は、「小規模集落応援隊」の谷川建設工業株式会社様です。
 
 祭りを行う上で、全てを自己完結すべきなのでしょうが。
 そんなことすらできていない我々に、祭りの存続のことを議論する権利があるのでしょうか・・・?
 
 ナンチャッテ!

有り難いお話!

2019年12月03日 | 記録

 今回は、スポンサーを求めていました。

 本日、若ちゃん経由でスポンサー様から、内々ですが快諾を頂きました。

 あり得ないような資金提供です。

 これで、本祭の全ての記録を動画に残すことができるようになります。

 

 金額も去ることながら、未だに木浦の事を思って頂いているスポンサー様の御気持ちにとても感激を受けました。

 スポンサー様が、そんなに木浦のことを大切に思っていてくれているんだと感動しましたし、当地区が存在し続けることの意義とか存在自体に自信とか誇りを感じています。

 本当に有り難いです。

 「有り難い=有り得ない」みたいな感じです。

 

 思ったこと。

 木浦鉱山は業としてはなくなってしまったけど、未だにその歴史とか今に至る経緯とかをきちんと見守ってくれている方がいるし、その歴史は揺るぎないものなんだという何とも言えない心強さ。

 私たちが日常的に感じる地区の疲弊状況とかはさて置き、輝かしい過去の繁栄を思ってくれている多くの方々の思いとか、そんな歴史を大切にしながら、本祭を運営していかなければらないと思っています。

 今更ですが、名実ともに、「木浦鉱山」はすごいのかもししれません。

 

 だから本祭、止められません。

 ナッチャッテ!