勿怪の幸い。

福長千紗の制作日記とあれこれ

制作日記:双子・使ってみた紙粘土、何か怖い。

2011-12-04 01:33:29 | 制作日記
睡魔(仮名)を仕上げたので、双子にもどることになった。
片方はほぼ出来ている。
で、もう片方だが・・・。

双子というからには似ていないといけない気がする。
二卵性の双子なのだと言い張る事はできるが、双子と言うからには似ていたいというのが双子でなく生まれて来た私の心情。
男女で二卵性は無い、という話を生物の授業で遠い昔に聞いたような気がするが、カラーページに載っていた微生物や化石の写真なんかに気を取られていたため、聞き逃したような・・・。

で、いま作っている双子、男女のつもりでいる。
そして、似ているのが前提。
体のサイズも同じにしたい。
型を抜いて作ろうかと思うのだが、良くある”シリコン型”を使うと、慣れない作業と段取りの悪さに不器用がプラスされとんでもない事になるのがオチ。
そして、どうも原型をだめにしそうな予感がする。

何か良い案は無い物かと考えていた所、原型に何か粉をまぶして紙粘土にぎゅっと押し付けて型を抜いてみてはどうか、と思いついた。
型の強度はいらない。一体分の型が抜ければいい。
大体の見当がつけばよいのだから、細部は甘くて問題ない。
そして、実行する為に紙粘土を購入。

触ってみてその妙な感触にぞわっとした。
妙に柔らかく、軽い。
そして、乾きが悪い。
私が幼い頃に使っていた紙粘土は、すぐ乾いてカサカサになるイメージだったのだが。
今、少し乾きだしているのだか、何故だろう。ふかふかしている。
紙粘土の表面がふかふかしているってどういう事だ。
固くなる、と書いてあるのだが、どうも信用がならない。
このままふかふかの状態だったらどうしよう。
なんか、怖い気がする。



今、嫌な予感がしたので電熱器の上の紙粘土を見た所、表面が焦げていた。
私も、大概しつこい。いい加減に焦がすのをやめればいい・・・。




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