平和・人権のまちづくりという観点で、議会で質問を続けてきました。
みんな違ってみんないい。
それぞれの価値観が肯定され尊重されながら、あるがままの自分でいられる社会をつくりたい、そんな想いで議会で人権施策をとりあげています。
今期、もっとも力を入れたのは、子ども基本条例の制定です。
これまで、学校の制服の問題など保護者のご指摘を受けて議会で取り上げてきました。
例えば、中学生の娘さんが、スカートではなくスラックスで登校したいと、保護者からご相談を受けたことがありました。
ご相談を受けた件、議会で取り上げました。
教育委員会は大変反応が早く、中学校における女子生徒のスラックスによる登校が認められています。
学校の問題、制服や校則の問題、議会で取り上げ改善されるのも、一つの手法ではあります。
しかし、本来であれば、学校のことは、生徒どうしが話し合い合意していく、その方が良いのではないでしょうか。
子どもたちの非認知能力を高めるためにも、その方が私は良いと考えます。
子どもたちが関わることは、子どもが主体となって変えるしくみをつくる。
特に、学校に関すること、校則、制服などに関することは子どもたちが争いを起こさず話し合いながら変えられるしくみをつくりたい、と考え、多くの議会、一般質問で取り上げました。
パートナシップ条例をはじめ、 性的マイノリティの方々が抱える困難についても議会で取り上げ続けました。
平和施策については、戦争体験者アーカイブ事業を提案し、結果、国立市だけではなく日野市、多摩市の三市共同事業として実現しました。
年々、戦争体験者は減り続けています。悲惨な戦争体験を語り継ぎ、地域で幸せに暮らす日常を守りたいです。
「ロシア連邦のウクライナ侵攻に対して断固抗議する決議」に関して、望月は筆頭提出者として文書作成を行いました。
ウクライナ侵攻に関して、国どうしの争いになぜ地方自治体が声をあげるのかという意見も、決議をあげた当時ありました。
しかし、この侵攻を傍観すれば、自由・民主主義という先人たちが築き上げてきた理念が根本から揺るがされます。
今後も、平和な日常を守るために何ができるのか、声を上げ続けていきます。