涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

奈良国立博物館で特別展「聖徳太子1400年遠忌記念 聖徳太子と法隆寺」、特別公開「金剛力士立像」

2021-05-02 13:04:09 | 美術館・博物館

朝起きるといい天気。

先週行こうと思っていた奈良国立博物館に行こうと思いました。
HPによると、

東京、大阪、京都、兵庫4都府県に緊急事態宣言が発令されたことを受け、宣言発令期間中(4月25日~5月11日)の日時指定券は、5月12日~6月20日の会期中にもご利用いただけます。日時指定予約の変更は不要ですので、ご希望の日時にお越しください。但し、混雑時は入場をお待ちいただくことがありますのでご了承ください。

ということでしたので、先週の日時指定券を持ってゆきます。

もうすっかり散ってしまって、もう終わりかなとおもっていた牡丹、
また花を咲かせ始めていました。
でも、強い風のためか、株がかたむいています。

歩いて博物館を目指します。
奈良中央郵便局の前の看板もなぎ倒されており、自転車も何台も倒れていました。

奈良国立博物館前に着きました。
そこにはなら仏像館の立て看板。

なら仏像館。

仏像館の前の藤棚にも少しだけ藤が残っていました。

特別展は新館で開催中です。

新館の壁の、今回の特別展の案内。

整理券、なくっても入れそうですね。

とはいえ、一応整理券を見せてチケットを購入して入館です。

博物館に入ると、すぐ正面に大きな垂れ幕。

いつもはこの正面の階段を上がるのですが、今日の入り口はいつもの出口となっています。

その入り口のすぐ左に撮影スポット。

そして庭園の小川には白い鳥。

今開催されているのは特別展「聖徳太子遠忌1400年杵聖徳太子と法隆寺」

多くの聖徳太子にまつわるものが展示されています。
27年ぶりに寺外展示となる国宝の聖徳太子座像、玉虫厨子、聖徳太子絵伝、五重塔の初層の羅漢像、夢違観音etc.

聖徳太子座像は360度見ることができますが、見る角度で表情が全然違います。
きっと法隆寺ではこんな展示はできいないでしょう。

このほかにも「奈良国立博物館だより」なるパンフレットも配布されていて、
そこにも今回の特別展の記事。

 

 

そのほかにもこんなパンフレットも。

 

その前にこういう「お知らせ」を見たので、前回撮影できなかった金剛力士を撮影してきました。

「奈良国立博物館だより」にもその搬入の苦労・工夫について触れてあります。

you tubeにも「なら仏像館 特別公開「金峯山寺仁王門 金剛力士立像動画」」として、
Part1 搬入・展示編、Part2 ・Part3・Part4解説編の動画が公開されていますね。

次回の特別展は「奈良博三昧ー至高の仏教美術コレクションー」ですね。

「奈良国立博物館だより」にも載っていました。


大阪市立美術館で特別展「豊臣の美術」、コレクション展

2021-04-22 13:40:14 | 美術館・博物館

大阪メトロ谷町線で天王寺駅まで。

少し早いけれど、あべちかの「膳や」で昼食。

豚汁の量半端ない。

食後てんしばへ。

てんしばの店舗の前に、小さいころ乗った遊具が三つ。

台湾グルメフェアなんてのもやっていました。

ベニカナメモチ。

一見白い紫陽花かと思うけれど、オオテマリですね。

こちらはコデマリ。

大阪市立美術館前から通天閣。

大阪市立美術館。

美術館前のキリシマツツジ。

 

今開催されいる特別展「豊臣の美術」。

 日本史上もっとも立身出世をとげた人物はだれか、と問われたら、大多数の人が最初に名前をあげる人物、それは「豊臣秀吉」ではないでしょうか。織田信長の遺志を継いで全国統一をなしとげ、大坂に政治拠点を定めた天下人・秀吉とその一族は、強大な権勢と富を手中におさめ、絢爛豪華な桃山文化を隆盛へと導きました。16世紀末から17世紀初頭のわずか30年余の短い期間でしたが、豊臣氏がリードした文化創造のトレンドは、人々の美意識に大きな変革をせまり、桃山美術の潮流を醸成する原動力となりました。

 大坂の陣で敗れて滅亡の道をたどった豊臣氏に直接関わる美術工芸関係の遺品は、勝者である徳川氏のそれに数的には及ぶべくもありません。しかしながら、関係寺社、皇族・貴族、恩顧の大名らのもとを経て、少なからぬ優品が今日まで伝えられています。

 秀吉の神格化にかかわる多数の肖像、秀吉夫妻の遺愛品である優美な蒔絵調度(高台寺蒔絵)をはじめ、唐物茶道具、刀剣など一族が収集した名物の数々、あるいは御用絵師・狩野派による寺院障壁画や太閤秀吉を追慕する風俗画まで、古文書、甲冑類を除いても、その内容は実に多彩です。

 本展では、これら豊臣ゆかりの品々から国宝3件、重要文化財22件を含む約80点の精華をよせ、激動の時代を映す壮麗な造形をご紹介します。桃山の「夢」をひらいた、天下人の大いなる威光と美意識をご体感いただけることでしょう。

 

入り口でアルコール消毒、体温測定を行った後、館内へ。

多くの展示が行われていました。

 

その後コレクション展。

桃山へ、桃山から 中近世工芸の諸相

戦国武将像

春夏養陽ー中国の書画

雕刻時光 北魏の石造仏教・道教彫刻

受贈記念 アンコール・ワットの拓本

 

なかなか見ごたえのある大阪市立美術館でした。

 

秋には千四百年御遠忌記念特別展「聖徳太子 ●日出づる処の天子」が開催されるようです。

そしてその後には「メトロポリタン美術館 西洋絵画の500年」展。


大阪歴史博物館で特集展示「大阪市の新指定文化財」と特別企画展「動物絵画はお家芸」

2021-04-22 10:58:55 | 美術館・博物館

検査が終わって、中央通りを渡った大阪歴史博物館へ。

中央大通の陸橋からTWIN21と大阪城。

そこに伊丹空港へ向かう飛行機がやってきました。
もうしっかりと車輪を出していますね。

イチョウの樹の葉が緑色。

これは雄株ですね。花粉を飛ばす大胞子嚢穂がついています。

NHK大阪放送会館(左)と、大阪歴史博物館(右)そして中央は両方をつなぐアトリウム。

敷地内にはタンポポとシロツメクサ。

白いタンポポも咲いていました。

古代の復元建物と大阪城、TWIN21。

コデマリ満開でした。

アトリウムに下がる「おちょやん」のペナント広告。

最上階から。今訪れた病院、そして難波宮跡。

常設展示をみつつ、下の階へ移動します。

 

9階の中近世フロアが、立体展示になっていてお気に入りです。

 

上方芸能のコーナーに、文楽の展示。

角の芝居。歌舞伎興行が行われています。
建物の中では仮名手本忠臣蔵の五段目が上演されている様です。

若冲?と思しき掛け軸がありましたが、どうも若冲の模写のようです。

 

他に特集展示「大阪市の新指定文化財」も開催中。

四天王寺の梵鐘に関する展示。

四天王寺の絵馬。

 

 

初代中村鴈次郎の掛け軸と写真、所持物、手ぬぐい。

焼夷弾等、戦時中の展示。

前回の東京オリンピックの聖火のトーチ。

大坂博覧会の写真と絵。そして大阪万博の太陽の塔。

おまえはあほか、と、のこぎりを叩いて少なくとも関西では有名だった横山ホットブラザーズ関連の展示も。

 

そして、今日の目的の特別企画展「動物絵画はお家芸」。

これは去年開催する予定だった特別展「猿描き狙仙三兄弟 -鶏の若冲、カエルの奉時も」が、
新型コロナウイルス対策のために中止となったものを、
展示品を少なくして開催された企画展です。

会場前には顔出しパネル。

そして1階には

そうそう、入館券の売り場には「動物おみくじ」

こんなのももらえます。

博物館のパンフレット「なにわ歴博カレンダー」。

次回の特別展は「あやしい絵」。

 

さて、博物館を観終わってもまだ時間があるので、
大阪市立美術館にでも行ってみようと思います。

博物館前の、紅葉している(?)楓。

カタバミ。

春ですね~。


京都文化博物館で特別展「承久の乱」

2021-04-15 15:25:30 | 美術館・博物館

烏丸四条でバスを降り、そこから京都文化博物館を目指します。

交差点にはクラシカルな三井住友銀行の建物。

なんだかこのあたり歩いたような気がする・・・

そうそう、数年前に文化博物館の帰り、祇園祭の鉾の展示を観に来たんだっけ。

去年に引き続き、今年も山鉾巡行は中止だそうです。

帰りに京都駅で昼食をと考えていたのですが、急遽京都文化博物館を訪れることにしたので、
この辺りで食事のできるところを探していたら、路地に人だかり。
テイクアウトのランチを売っていました。

サンドイッチとアイスコーヒーのセットを500円で買い、
どこかで食べようと歩いていると、「御射山公園」という大きな公園があったのでそこで。

買ってきたサンドイッチ。
値段の割にはボリュームあり。

公演内にピンクのハナミズキ。

博物館へ向かう途中に登録有形文化財の「らくたび京町屋」。

イノダコーヒー本店。

あっと言う間に到着です。

博物館前に桜のような花。葉は桜らしくないですね。

東側の入り口から入ります。

購入したチケット。

チケット売り場の向かって右に顔出しパネル。
黒い丸で囲まれた部分の顔が外れるようになっています。

今開催されているのは特別展「よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―」。

会場に上がるエレベーターのドアが開くと、大きなパネル。

今回のパンフレット。

スタンプラリーなんてのもやっています。

こんなクリアファイルももらえました。

大学入試の共通一次試験では日本史を選択したのですが、
すっかり承久の乱、忘れてしまっています。
そりゃあ40年も前だから仕方ないですね。

イヤホンガイドを借りました。
いや~もう一度帰って復讐しないとまだ知識の整理ができません。

コロナ対策なのか、イヤホンはもらえました。

体力があれば、泉涌寺に行ってみようかとも思ったのですが、
もうへとへとになったので、もう帰ることにします。


京都国立博物館で特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」

2021-04-15 12:06:55 | 美術館・博物館

朝から雲一つない青空。
生駒山の頂上の電波塔、山上遊園地の遊具もくっきり。

緑地のヤエザクラは少し花の数を減らしてきたようです。

今日は京都国立博物館での特別展
「凝然国師没後七百年 鑑真和上と戒律のあゆみ」を観に行きます。

近鉄電車で京都駅まで。
京都駅のホームに「吉野山金峯山寺での蔵王堂秘仏御本尊特別ご開帳」の立て札。

京都駅からは近鉄とは逆側の北側のバスターミナルから、206系統か急行の100系統が便利。

途中の展望階から近鉄駅ビル。

京都タワーが目の前に。

JR京都駅ビルからも京都タワーが見えます。

京都駅ビルの空に飛行機雲。

市バスは平日だからなのか、まん延防止の呼びかけで京都を訪れる人が減っているからなのか、
修学旅行の学生がいないためなのか、ガラガラです。

車窓から鴨川。

いつもなら誰かが下車のためのブザーを押してくれるのに今日はだれも降りないようで、
一つ乗り過ごして東山七条で下車するはめに。

そこに京都文化博物館での特別展「承久の乱」のポスターが貼られていて。

バス停の案内を見ると、ここから207系統のバスで烏丸四条まで行けるようなので、
このあと京都文化博物館へ行くことに。

国立博物館へ戻ります。

外の壁に大きなポスター。

チケット売り場の前にも。

チケットを購入して敷地内へ。
入って右側には明治古都館。

正面には平成知新館。

その前には大きな立て看板。

その裏には次回の特別展「京の国宝」。

平成知新館の入り口から京都タワー。

館内に入るとここにも大きなパネル。

現在開催されている特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」のちらし。

こういうパンフレットもありました。

とにかく出展品が多く、普段常設展示となっているスペースまで展示品。
全部観終わるのに2時間かかりました。

鑑真座像は1階に展示されています。
出展リストには第二章に載っていたので3階を探したのですが見つかりません。
係員の人に尋ねて1階に展示されていると知りました。

ちょっと庭で一休み。
噴水と、ロダンの考える人と、明治古都館。
ツツジも咲いています。

 

西の出口から出ます。
こちらの門は奈良少年刑務所を思わせる作りです。

では東大路の東山七条のバス停に向かいます。
七条通りに出ると、そこにも大きな看板。

ペナント広告がずらりと並んでいます。

このあたりの博物館の壁は重要文化財です。

 

次回の特別展のちらし。