数億円もかけるほどのものか、といろいろ批判もある平城宮跡で開催されている大立祭。
どんなものかと仕事を終えてからJR奈良駅からのシャトルバスに乗って行って来ました。
駐車場から会場の大極殿へ向か道路から朱雀門。
踏み切りを渡って、大極殿。
途中にライトアップされた遣唐使船の模型。
大極殿の前の広場には、四隅に四天王を乗せた山車。
多聞天。
持国天。
広目天。
増長天。
大極殿の前には太鼓と灯籠。
破魔矢が放たれ、
太鼓の演奏が始まり、
山車が広場の周りを移動します。
大極殿の前で揃った山車。
夕食をここで、と思ったけれど、
ほとんどの店はもう店じまいしており、
やる気は無いのか?
会場の外をうろうろしていたら、入浴剤「行者の湯」と陀羅尼助のサンプルもらえました。
陀羅尼助(別称陀羅助)、三大名作浄瑠璃の一つ「義経千本桜」に出てきます。
(残り二つは「菅原伝授手習鑑」「仮名手本忠臣蔵」)
源氏の追っ手からのがれ、奈良県吉野の下市村に弥助として働いている平維盛。
彼の消息を探して北嵯峨に住んでいた正室若葉の内侍と息子六代が主馬小金吾を供に大和国を通って高野山を目指します。
下市の茶店で腹痛を起こした六代。
その茶店で働いている小せん(いがみの権太の妻)がその六代の為に、
「幸いこの村の寺の門前に、洞呂川(どろがわ)の陀羅助を請け売る人がござりますれば、~」
といって、小金吾に買いに行かせようとするのですが、小金吾は場所不案内ということで小せんが代わりに買いに行きます。
それが、かえって不幸を齎すのですが…
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