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旅と本が出会うとき~本が呼ぶ

2023-03-27 | 旅行
池澤夏樹の新刊
『また会う日まで 』(朝日新聞出版)を
読んでいます。

実在の人物を主人公とした、歴史長編小説です。


今回、記事にしたのは・・・

この本について語りたいからではなく、
久々に、本に呼ばれたなぁと感じているからです。




池澤夏樹氏は、
若いときに愛読していたけれど、
最近は、ちょっと遠ざかっていた作家さん。

(『マシアス・ギリの失脚』が好きでした)


それなのに・・・

ネットで図書館の新着情報をチェックしていたら、
わりと早く借りられそうだったので、
内容も気にせず、予約。

広島の旅から戻って、ほどなくして
連絡があり、借りてきました




読みはじめた瞬間に、引込まれています!
(すごいよ!なかなか、ないこと)

しかも、
主人公は、海軍兵学校出身なんです!

海軍兵学校は、
かつて、広島県江田島市にあった、
海軍士官を養成した学校です。

通称、「江田島」。



実は・・・

広島の旅で、私の最大の目的は、
「江田島」こと
(旧)「海軍兵学校」を見学することでした。

決して戦争を賛美する気はありませんが、
「江田島」には、ずっとずっと憧れていたのです。

その念願が叶った矢先、
旅の興奮も覚めやらぬうちに・・・

小説でも、「江田島」と出会うことができた!!




旅と本は、
わたしの人生から外すことができません。


本で読んだ土地は、旅したくなるし、
旅をした土地は、本を探して読みたくなる・・・
わたしには、関わりあっているのです。

その本と旅が、期せずして一致する・・・
希有な、そして、うれしい不意打ちでした。

・・・この喜び、
天にも舞い上がるよう・・・♥
(本気です!)



本日もそうですが・・・w

他人様には、どうでもよいことでも、
わたしにとっては、遺しておきたいことばかり。
ブログのネタには事欠きません。

書きたいことがありすぎて、
本と歴史の話題は、ここには上げず、
別立てにしたのは、そんな理由からでした。




でも、今回は、あまりに嬉しくて・・・
本の話をアップしてしまいましたw

『また会う日まで』・・・
今、大事に大事に読んでいます。

***************

おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
画像は、江田島の旧海軍兵学校を
旅した折に撮影しました。

週明け、久々の青空のはずですが・・・?
どうぞ、良いスタートを♫

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