バイカー日記

バイクを愛するおじさんの日記

2023北海道ツーリング10

2023-08-17 09:29:16 | バイクツーリング

7月12日(水)

クッチャロ湖畔キャンプ場の朝は小雨が降っている。

礼文島のキャンプ場で少し会話した3人グループもこのキャンプ場を利用していたようで声をかけた。

数日雨が続きそうなので網走方面に向かうとのこと。

スマホで調べてみると道北は雨が続くが網走方面は曇りの予報。

私も網走を目指して走ることにした。

走行中は雨が降ったり止んだり。

最初の休憩は「北見神威岬公園」。

写真を撮り、すぐに走り出す。

次に休憩したのは「ウスタイベ千畳岩」。

ここには無料キャンプ場があって、数台のキャンピングカーが停まっていた。

軽自動車を改造している車両やハイエースにいろいろと手を加えた車両などを見ることができた。

ハイエースのオーナーの方に車内を見せてもらったが、快適な装備に驚いた。

我々バイカーとは全く旅のスタイルが違っていた。

次に向かったのは昨年も立ち寄った「道の駅 マリーンアイランド岡島」。

ここで休憩しているとクッチャロ湖畔キャンプ場で一緒だった三人グループがしばらくして姿を現した。

一人は車で、あとの2人はバイクでツーリングしているらしい。

もともと同じ会社で勤務していたが、今回たまたまタイミングがあったので3人が久しぶりに出会っての旅行をしているとのこと。

それぞれが横浜、千葉、埼玉と住んでいる場所が違うのに数年ぶりに一緒に旅ができるとは羨ましいと思った。

そこへ別の数台のバイクが網走方面からやって来たので話を聞くと、今回初めて北海道に来たらしい。

網走方面から来たので天気のことなど情報交換をした。

網走の方は雨は降っていないらしい。

挨拶をしてそのグループとは別れた。

3人グループも1台のバイクが先に出発して、後から車とバイクの2人が出発するらしい。

基本、自由行動のようだ。

旅のスタイルもいろいろとあるようで面白い。

私も数年前までは10台以上のグループで走っていたが、やがて2台で走るようになり今ではほとんど単独で旅に出るようになった。

次の休憩場所は「道の駅 おこっぺ」。

時間は12時10分。

電車の宿「HOSTEL・出会いの宿」は今年から利用可能になってました。

ここは道の駅内にある旧国鉄の車両を利用した無料の宿泊施設のようです。

寝室以外にラウンジやキッチンなどの共有スペースがあり、人との交流が自由にできることを目的とされている場所だそうです。

おこっぺを出発し、しばらく走ると「紋別漁師食堂」の看板が見えたので昼食タイムにした。

ここは有名なお店のようでけっこう賑わっていた。

メニューは丼物がメインでホタテ丼やイクラ丼、ずわいホタテ丼、三色丼などいろいろとありましたが、私は三色丼にしました。

ずわい、ホタテ、いくらの三色丼でとても美味しかったです。

食事を済ませて出発しますが、サロマ湖を通る頃には土砂降りの雨。

去年利用した網走湖の無料キャンプ場「呼人浦キャンプ場」がカヌーの大会のため利用できなかったので「女満別湖畔キャンプ場」に向かうことにした。

キャンプ場には着いたのですが、かなり雨も降っている中でテントを設営するのも嫌だったので、北見の快活CLUBに行くことにしました。

雨の中走ること30分。

快活CLUBに到着しましたが、「夜中0時から朝までメンテナンスのため利用できません」と言われ焦りました。

時間は17時。キャンプ場の受付は17時半で終了。

北見市のホテルはどこも満室状態。

キャンプ場の管理人さんに連絡して今から向かうことを告げ出発。

美幌町のあたりは大雨警報が出ていたらしく、猛烈な雨の中全身びしょ濡れになりながらの走行でした。

17時半は過ぎていたのですが、快く受付してくれました。

後ろを見ると、クッチャロ湖畔キャンプ場で一緒だった3人グループの内の2人が受付のため並んでました。

どこも宿がとれなかったそうです。

もう一人の方は前日に民宿を予約していたので別行動とのこと。

雨降る中テントの設営を終え、温泉に行き本日は終了。


2023北海道ツーリング9

2023-08-15 18:20:25 | バイクツーリング

7月11日(火)

久種湖畔キャンプ場の朝4時半。

天気予報では朝から雨のようなのでキャンプ場を早く出てフェリーターミナルに向かうことにする。

礼文(香深)から稚内行きのフェリーは8時55分なので1時間前の7時55分に乗船券を並んで買う予定。

まだほとんどのライダーはテントの中のようだが5時半頃には出発した。

フェリーターミナルまでは約25分くらいで到着する。

途中、漁をしている船の様子を見ながら走る。

礼文島とも今日でお別れだ。

少し雨に降られたがそれほど濡れなかった。

ターミナルの屋根下に停めてしばらくするとすごい勢いで雨が降ってきた。

しばらくするとキャンプ場で一緒だったライダーたちが続々と雨降る中、ターミナルにやって来た。

1台でも多く屋根下に停めれるようバイクを移動する。

乗船券を購入できるまで1時間半の間、他のライダーたちと雑談するなどして過ごした。

フェリーは8時55分に出航し11時前に稚内港に到着した。

稚内では最北端の駅を見学した後で最北端のガソリンスタンドで給油する。

給油証明のお守りの貝をいただき少しの間スタンドの方と雑談する。

数日前はあまりの暑さで熱中症のような状態になって焦ったと話されていた。

稚内の生活でこのようなことになったのは初めてとのこと。

考えてみれば、北海道に上陸して1週間だが、30度以上の日もあれば、16度前後の日もあった。

夏と秋くらいの装備が必要になってくる。

ガソリンを給油後、道の駅さるふつに向かうが、途中、ずっと雨に降られた。

さるふつの道の駅に到着すると、横に5台ほどバイクが停まっていた。

雨の中写真を撮ってほしいと頼まれたので快くシャッターを切る。

5人が同じグループではなく、偶然ここで知り合い、話をしていたらしい。

1人のライダーはお店で美味しいホタテ料理を満喫したようで他のライダーと私もその店に入るが材料がちょうど切れたので食事を提供できないらしい。

仕方なくそれぞれが次の目的地に向かって出発した。

私はエサヌカ線を走ってからクッチャロ湖畔キャンプ場に泊まることにした。

去年に引き続き夕陽を見ることが出来なかった。


2023北海道ツーリング8

2023-08-09 21:35:50 | バイクツーリング

7月10日(月)

稚内森林公園キャンプ場の朝。

4時半頃目が覚める。

キャンプ泊では9時には寝て朝は4時半頃起きるといったリズムになる。

7時過ぎの利尻島行きのフェリーに乗ることにした。

練馬ナンバーのライダーさんも支度ができたので一緒にフェリーターミナルまで行くことにした。

キャンプ場を出てすぐにシカの姿が数匹確認できた。

ターミナルに到着するも何処からバイクが入れるのかわからなかったので車の侵入ゲートの横から入る。

乗船チケットは出航1時間前から並んで買うらしい。

予約はできないようです。

1時間50分で利尻島に着くとのこと。

船から利尻島がきれいに見えて、デッキに出て写真を撮る人が多かった。

昨年はオロロンラインから利尻島を見るだけだったが、今年は利尻島を走ることが出来てよかった。

利尻島は周囲が約60kmの島で1時間半ほどで1周できるらしい。

まずは「姫沼」という観光地へ向かう。

原生林に囲まれた沼から見える利尻富士はきれいでした。

次に向かったのが「オタトマリ沼」という日本最北限のアカエゾマツに囲まれた沼。

タイミングが悪かったら雲に覆われて利尻富士が見えないところだった。

島の外周を走っていると「利尻町立博物館」があったので立ち寄ってみた。

【豆知識】

・利尻山は標高1721mでモンゴル、フランス、カナダ南部と同緯度になる。

・気候は意外と暖かくマイナス10度を下回ることはなく、夏は涼しい。

・町の花はチシマザクラとエゾカンゾウ。

・ヒグマの上陸は1回目が明治45年(1912)で2回目は2018年で106年ぶりに確認された。

・東北・北陸地方、道内各地からニシン漁に働きに来たヤン衆は「番屋」で暮らしていた。

・漁業ではキタムラサキウニ(6~9月)、エゾバフンウニ(6~8月)、リシリコンブ(7~9月)ホッケ(4月中旬~10月中旬)など。

博物館を出てしばらく走り、「ミルピス商店」に立ち寄る。

ここは1967年から乳酸飲料を販売しているお店。

原液から手づくりしているそうです。

11時半頃には1周してフェリーターミナルまで戻ってきた。

12時台の礼文島行きのフェリーに乗ることに決めました。

明日は雨の確立が高いので今日中に礼文島も回ってしまうのが賢明だ。

礼文島では映画「北のカナリアたち」の記念公園(北のカナリアパーク)を見学し桃台猫台展望台やスコトン岬・スカイ岬の景色を堪能した。

宿泊先は「久種湖畔キャンプ場」。

とても静かでいいキャンプ場でした。

利尻・礼文で4泊する予定が1泊2日になってしまったのは残念だが、天気の良い時に景色を見ることが出来てよかった。

 

 

 

 

 


2023北海道ツーリング7

2023-08-07 19:25:35 | バイクツーリング

7月9日(日)

朝6時半に起きる。

バイクをホテルの玄関付近に停めさせてもらったので、キャンプ道具や衣類の入った荷物を運ぶのに時間を要した。

ちょうど出発したい時間帯に観光バスが数台バイクをふさぐかたちで停まっている。

大阪の女子高の修学旅行のようだ。

その学校の先生が私のバイクを見て「大阪からですか?」と話しかけてくださった。

生徒さんたちは本日の飛行機で大阪に帰るとのこと。

高校生だから仕方ないが、集合するのに時間がかかっている。

私も暇なので、観光バスの運転手さんや学校の先生と世間話をするなどして過ごした。

しばらくするとバスはホテルを出発した。

今回の旅では利尻島に2泊、礼文島に2泊する予定だったが11日以降ずっと天気が良くないので悩むところだ。

今日中に稚内まで走って明日にでも利尻島に渡ってしまおうか。

とりあえず、ホテルを出発することにした。

9時20分にホテルを出て11時35分に黄金岬に到着。

日本の夕陽百選に選ばれたスポットだが、今回は休憩だけして夕陽は見れなかった。

バイクはR239(オロロンライン)を北上していく。

左手にすばらしい海の景色を見ながら12時半には道の駅「おびら鰊番屋」に到着。

かなり気温も高く暑かったのでぶどう酢ソーダ―で休憩する。日曜日なのでかなりライダーも多い。

途中、初山別のみさき台公園に立ち寄り写真撮影をした。

ここは昨年も訪れたが、天文台や温泉、道の駅があるのに無料でキャンプができる人気のエリアです。

夕陽もきれいで宿泊したかったが、今回は本日中に稚内に行かなければならないので諦めました。

さらに北上していくと「オトンルイ風力発電所」が見えてきた。

今年から工事を開始するといううわさがあったが、まだ始まっていなかった。

ここからは106号線を北上し一気に稚内へ走る。

フェリー乗り場まで下見を兼ねて立ち寄ってみるもすでにターミナルは閉まっていた。

コンビニで食料を購入し、稚内森林公園キャンプ場へ向かう。

このキャンプ場も予約なしで無料で泊まれる。

着いたのが少し遅かったのでいい場所がなく、少し傾斜のある場所だった。

練馬のライダーと知り合い、時間が合えば明日一緒にフェリーに乗ることにした。


2023北海道ツーリング6

2023-08-06 17:33:53 | バイクツーリング

7月8日(土)

函館のホテルで朝食を食べ、7時40分出発。

10時に道の駅くろまつないに到着。

11時に「ニセコ高橋高原牧場レストラン」に到着。

まずはソフトクリームを食べ羊蹄山をしばらく眺めながら休憩しました。

気温は30度は超えていると思います。

ニセコに来たらピザを食べたかったのでマルゲリータピザとジンジャエールを注文。

一人で食べきれるか心配でしたが、何とか食べました。

ジンジャエールは大人のジンジャ(苦みのある生ジンジャ)でとても美味しかったです。

バイクはニセコパノラマライン(R66)~神仙沼レストハウス~R229~神威岬(積丹半島)と走っていきます。

ニセコパノラマラインは久しぶり(18年ぶり)に走りましたが気持ちよく走ることができました。

12時40分に神仙沼レストハウスで10分ほど休憩し出発。

14時10分神威岬に到着。

観光客で賑わっていたので先端まで20分ほど歩くか迷ったが、せっかく来たのだから暑い中、悲鳴をあげながら頑張って歩きました。

積丹ブルーの海はとてもきれいでした。

神威岬を出発して16時50分に小樽に到着。

土曜日なので観光客も多い。

運河をひと回りして食事をした後で夜の小樽運河の写真を撮って札幌に向かうことにした。

ナイトクルーズ船には多くの観光客が乗っていた。

船から見る運河も人気があるようです。

小樽運河を出て札幌のホテルに着いたのは21時頃でした。