がん摘出手術

5月に入院、手術が決まり、21日間入院した。

手術前にも突発的なことが起こり、一時は手術延期の可能性も出たが、運よく手術日を迎えた。当日は心を落ち着かせ手術室に向かう。

手術日まででまともに食事ができたのは2日間だけでほとんど点滴だった。

約5時間の手術を終え、意識が戻ると強烈な吐き気と痛みが襲ってきた。

すぐに吐き気止めと痛み止めの薬を点滴してもらう。

1日は集中治療室に入り体中にいろんな管がつながれていた。

翌朝、病室に戻るため動こうとしたが、痛みが強く自力では動けなかった。

看護師3人がかりでベッドからベッドへ移してくれたが、痛みに耐えるため歯を食いしばることしかできなかった。

病室に戻ってからは痛みが治まらず、朝の4時まで眠れなかった。

痛み止めの点滴は数日間入れてもらう。

体につながれている管から出血し、あわてて看護師が担当医を呼んだり、急遽、造影剤検査をするなど気の休まることがなく、入院生活は続いた。

退院後は約3ヶ月間は制限食を続け、7月に再入院をし治療を続ける予定。

去年の計画では、今年の7月には北海道バイクツーリングを計画していたが、今回の手術とコロナウイルスの影響で中止になった。

体調を整えながら北海道ツーリングに向けて調整していきたいと思う。

 

がん治療の神頼みツーリング

年末の人間ドッグでがんがみつかり、大きな病院を紹介されるもリスクの高い手術という説明があり悩んだ。

かかりつけの総合病院のがんを見つけてくれた女医の先生に相談し、私のがん治療の最先端治療の実績のある病院を教えてもらう。

1月末までに紹介された病院でいくつかの検査をしてもらったが、医療連携で私が希望する病院を訪ねた。

これまでに数例の難易度の高い手術を経験されていたことがわかり、手術を受ける決心をした。

2月上旬に神頼みをしに和歌山の熊野大社に行ってきた。

まだ雪が残っていて路面がきになったが、何とか現地にに到着しお祈りできた。会社の行きかえりや休日の時間があるときは神社などに出向き、手を合わせる日々が続いた。