バイカー日記

バイクを愛するおじさんの日記

出雲大社参拝ツーリング

2023-11-10 18:37:12 | バイクツーリング

11月7日

今年2度目のツーリングは島根県の出雲大社参拝、大山の紅葉、蒜山焼きそばというメニュー。

朝8時半にご近所のUさんと大阪を出発。

中国道が車線規制中とのことで湾岸線から神戸へ。

神戸西から山陽道へ行くことにしたが思った以上に混雑。

途中車線規制をしているところがあって、山陽道に入れず姫路バイパス~播但連絡道路~福崎(中国自動車道)~米子自動車道~山陰道で宍道湖まで走る。

今回は「速旅バイク」割引2日間乗り放題3100円を利用。

高速を利用したが、宍道湖で16時半となり出雲大社は明日に変更。

宍道湖の夕日スポットで休憩しホテルへ。

夜は米子市内で海の幸を満喫。

11月8日

ホテルを8時に出発。

山陰道を利用し出雲大社へ向かう。

出雲大社参拝は以前に来たことがあったが、本殿で参拝しただけだった。

今回は正式な参拝方法を事前学習してきた。

まず稲佐の浜の弁天島に豊玉毘古命(トヨタマヒコノミコト)が祀られてあり、そこの砂を袋に入れ出雲大社に向かう。

祓社(はやのやしろ)→手水舎→拝殿→八足門→(反時計回りで参拝)→東十九社→素鵞社(そがのやしろ)→本殿西側の遥拝場→神楽殿

素鵞社(そがのやしろ)の裏に稲佐の砂を奉納し、お清めの砂と交換し持ち帰る。

祓橋を渡り、松の参道を進むと大国主様とムスビの御神像がある。

「ムスビの御神像」は大国主大神と幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)を頂く時の場面を表現している。

幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)は奈良の三輪山(大神神社)に鎮められたという。

大社の前のお店でぜんざいを食べて一休み。

時間は12時半。次に大山へ向かう。

今日は雲一つない晴天。

素晴らしい大山の景色を堪能し蒜山焼きそばの名店「悠悠」へ。

焼きそばも唐揚げも美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 


2023北海道ツーリング22(最終回)

2023-09-06 08:45:32 | バイクツーリング

7月24日(月)

太平洋フェリーきそは無事に北海道(苫小牧西港)を出航し仙台港に向かっている。

朝6時に目が覚める。

船は横揺れはそれほど感じないが、小刻みに揺れている。

船の整備のため名古屋港到着が1時間ほど早くなるとアナウンスがあった。

どうやらスピードを少し上げているらしい。

到着が早まるアナウンスなんて初めて聞いた。

昼前に仙台港に着いたので、下船手続きを済ませ三井アウトレットパーク仙台港まで歩く。

気温は31度と暑い。

パーク内の観覧車に急に乗りたくなり、仙台の景色を楽しんだ。

パーク内のお寿司屋さんでランチした後でずんだシェイクを飲みに行く。

どうやらずんだシェイクにハマってしまったようだ。

近くの店舗でフェリーで飲むワインを購入し船内に戻る。

「信州塩尻醸造生ワイン」はまろやかで口当たりが良く美味しかった。

午後からは大浴場でのんびりしたりベッドで横になるなどして過ごした。

18時にバイキングを食べた後は、テレビのあるホールでソファに座りワインを飲むなどして過ごした。

今回の北海道旅では「バイクで3週間も旅するなんてすごいですね」と時々声をかけられましたが、もっとすごい人達を見かけることがありました。

特にすごいと思ったのがリヤカーを引いて日本一周している人を見かけたことでした。

今年の旅で意識したことは、できるだけ出会った人には積極的に声をかけることを心がけました。

情報交換できた人の多くが一人旅でした。

「旅は一人がいいよ」とフェリー内で出会ったライダーの方たちも話してました。

人は誰もが孤独であるが、まわりに家族や友達がいれば幸せです。

そのことが当たり前だと思うと、幸せは逃げていくかもしれません。

一人旅は孤独を認識し、出会った人の人生に触れ、自分というものを発見することで、それは「自分探し」の基本かもしれません。

仕事を辞めた人、大きな病気治療を乗り越えてきた人達とこの旅で出会うことがありました。

逆に私自身もその方たちと出会ったことで元気をもらえました。

この旅のおかげでまた1年間頑張れそうな気がします。

7月25日9時半、名古屋港に到着し、13時頃無事帰宅しました。

 

【2023年北海道ツーリング】

 ・期 間 :7月3日~25日

 ・走行距離:バイク3287km     

     レンタカー601km

 ・宿 泊 :ホテル7泊  

      キャンプ11泊  

      船 内4泊

 

 

 

 

    

    

 

 

 

 


2023北海道ツーリング21

2023-09-05 13:10:10 | バイクツーリング

7月23日(日)

トイピルカ北帯広ユースホステルの朝。

リビングでコンビニのパンを食べ終え、窓の外を見ているとエゾリスがテラスの手すりの上を歩いている。

オーナーさんがエサを置いているので時々食べに来るらしい。

食事をしていた家族の子供に「リスが来てるよ」と告げると小学生の男の子と女の子の2人が「リス見れた~」と喜んでいました。

北海道の旅でシカやリス、キツネなどに出会えると大人でも感動します。

本日は北海道最終日で19時苫小牧出航のフェリーで帰ります。

バイクに荷物を積載していると、オーナーの奥様が見送りに外まで出てきてくれました。

今度来たときはオーナーさんの料理を食べてみたいと思います。

ユースを出て次に向かったのは北海道を代表する菓子店「六花亭」。

ここでしか食べることのできない「マルセイユバターサンドアイス」をいただきました。

次に向かったのがシャインマスカットのスイーツを販売していると雑誌に掲載されていた「Le・Glacier Tokachi」というお店。

その雑誌では帯広のスイーツ巡りをおすすめしていて、その記事の中に「飲むスイーツといえばバナナジュース・タピオカドリンク・チーズティーがあり、最近シャインマスカットのスイーツが注目されている」という内容。

10時の開店と同時に店内に入り「シャインマスカットのシェイク」を注文しました。

土・日は店内で飲食できないとのことだったので、外でいただきましたがとても美味しかったです。

今回の旅では北海道の広い大地をバイクで走ること以外にスイーツを楽しむことを目的の一つにしてました。

天気の悪化によりかなり予定していたお店に行けなかったので、またいつか行ってみたいと思います。

スイーツを堪能した後、バイクでR715~R55~R274を経由して日勝峠に向かいました。

昨年はどしゃぶりの雨の中を走行していたため日勝峠に立ち寄ることが出来ませんでした。

今年は天気に恵まれたので記念写真を撮って休憩することが出来ました。

ここは日高地方と十勝地方を結ぶ標高1022mの峠で、展望台からは十勝平野の大パノラマなどすばらしい景色を見ることが出来ます。

しばらく休憩し、峠を下り日高樹海ロードを気持ち良く走りました。

バイクはR274~R237を走り、途中「平取町二風谷アイヌ文化博物館」に立ち寄りました。

北海道の歴史と文化の源泉が4つのZONEで展示されてました。

AINUのゾーンでは人々の暮らし、KAMUYのゾーンでは神々のロマン、MOSHIRのゾーンでは大地の恵み、MOREWのゾーンでは造形の伝統が展示されてました。

アイヌ博物館や資料館は道内に多くありますので機会がありましたら訪れてみたいです。

苫小牧には早めに着きましたのでラーメンの「山岡家」で遅い昼食を食べましたが時間がまだありましたので「昭和のレトロ喫茶店」との口コミされていた「珈琲野郎」というお店を尋ねました。

常連のお客さんが多いようで、どこに座るか迷いましたが、カウンター席が空いていたのでそこに落ち着きました。

ママさんに「バイクを裏の駐車場に停めましたが大丈夫ですか?」と尋ねると「今日は日曜だからどこに停めてもいいよ」と返答してくれました。

しばらくして私のバイクの駐車場所を確認しに行ってくれたようで「和泉ナンバーってどこから来たの?」と尋ねられました。

「大阪です。大阪には和泉、大阪、なにわなどのナンバーがありまして・・」と説明していると常連客らしき女性がお店に入ってきてカウンターに座りました。

その女性とママさんと私の3人で旅の話をしていると、しばらくしてその女性が缶コーヒーを差し出し「もらいものだけどこれあげるわ!気を付けてね!」といって店を出ていかれました。

また、支払いをしているときにママさんから「また北海道来たら立ち寄ってね」とお声がけしていただきました。

苫小牧西フェリーターミナルに到着後、受付を済ませしばらく待機したのち乗船しました。

名古屋港には25日(火)の9時半頃到着するとのことです。


2023北海道ツーリング20

2023-09-04 18:50:00 | バイクツーリング

7月22日(土)

本日は朝から網走の「感動の径」をレンタカーで走る。

写真スポットで記念写真を撮ったり景色を眺めたりして過ごした後「シマリス公園」に向かう。

10時の開園の時間になるとスタッフからいくつかの注意事項の説明がありました。

園内はすり足で移動することや直接リスを触らないなど。

リスは動きが俊敏なのでかかとを上げた瞬間、踏んでしまうことがあるそうです。

シマリスはそれぞれ個性があって、人慣れしているリスはエサを求めて近寄ってきますが、そうでないリスはなかなか近寄れません。

シマリスと触れ合った後はジェラートの専門店「RIMO」で美味しいジェラートをいただきました。

このお店は2017年のジェラート王国イタリア大会で世界一になった有名店です。

種類もたくさんあって、どれにしようかかなり迷いました。

妻の飛行機の時間もあったのでレストランでランチした後、レンタカーを返却し空港へ向かいました。

定刻に妻の乗った飛行機は大阪へ向けて飛び立ちました。

私はバイクで女満別空港からR240~R62~R242~(道の駅あしょろ銀河ホール21)~R241というルートで本日の宿泊先の「トイピルカ北帯広ユースホステル」へ向かいました。

途中の道の駅で休憩していると女性から「写真を撮ってください」と声をかけられました。

よく見ると、そこは歌手の松山千春さんの展示コーナーで、等身大の松山千春さんの横に立って写真を撮ってほしいという内容でした。

考えてみれば松山千春さんの出身地だったのです。

写真を撮った後で外へ出ると松山千春さんの記念碑がありました。

そのボタンを押すと「大空と大地の中で」の曲が大音響で鳴り響きました。

ユースホステルに着くころには夕暮れになってました。

本日は素泊まりだったのでセイコーマートで買い物をしてから宿に入りました。

ユースは20代の九州ツーリングの時と17年前の北海道ツーリングの時以来の利用となります。

森の中に建つロッジ風のおしゃれな建物で、木製のテラスには食事ができるスペースもありました。

宿泊者が集う場所には薪ストーブやソファー、ピアノなどがあり、大きな棚には書物や音楽CDなどが置かれていました。

シャワー室、トイレ、洗面所は共有ですが、とてもきれいで清潔でした。

私は一人ソファーでコンビニの弁当を食べていましたが、他の宿泊者の方々はほとんど外出されていて姿を見かけませんでした。

しばらくするとオーナーの奥様が話しかけてきてくださり1時間ほど雑談させてもらいました。

以前のユースは会員制で宿泊者が集い、語り合い、アットホームな宿泊地として運営されていたところが多かったようです。

現在はあまりそのような光景は見られないようです。

ユースの経営管理も大変なようで、建物の修繕やスズメバチなどの駆除、最近ではエアコンの設置をお客さんから求められているそうです。

今日はロケーションの良い木のぬくもりを感じるこの宿でゆっくり休むことにします。


2023北海道ツーリング19

2023-09-04 08:59:31 | バイクツーリング

7月21日(金)

宿泊先のホテルを8時に出発。

本日は開陽台、野付半島に行く予定。

欲張って昨日絶景だった摩周湖に立ち寄ることにした。

本日は裏摩周湖の展望台からの絶景を期待していたのですが、まったく見えませんでした。

次に向かうのは330度の大パノラマの景色を見ることのできる開陽台。

この開陽台はライダーの聖地として有名になりましたが特に8月19日のバイクの日には多くのライダーが訪れるようです。

展望塔にはその時の様子がパネル展示されてました。

ここの「しあわせのハチミツソフト」はアイスクリームにたっぷりハチミツがかかっていて美味しかったです。

すばらしい景色を見た後は「牧舎」というレストランでランチしました。

農地の中にあるお店で店内はとても落ち着いた雰囲気で窓から見える景色も良く癒されました。

カッテージチーズのフライが入った「カッテージカレー」と「マルゲリータピザ」を注文しましたが美味しかったです。

食事を終えて次に向かったのが野付半島です。

全長26kmの日本最大の砂嘴(長年の海流によって蓄積された地形)で毎年その地形が少しずつ浸食されているそうです。

その影響でトドマツが立ち枯れ、浸食と潮風によって朽ちたこの景色はいずれは見れなくなるそうです。

ネイチャーセンターというレストランや展示コーナーのある建物に到着し、そこに車を置いてトラクターバスに乗って先端の方へ移動しました。

ネイチャーセンターから歩いて30分ほどで先端まではいけるのですが、行きだけバスに乗り帰りだけ歩きました。

料金は、往復1000円、片道500円でした。

立ち枯れたトドマツ(トドワラ)やミズナラの枯木(ナラワラ)など、独特の風景を見たり、ハマナスやエゾフウロなどの花、コクガンという鳥、オスのシカなどにも出会うことが出来ました。

帰りは飛行場で出会った学生さんのおすすめのお店「しれとこ味里」でほっけ定食などをいただきました。