自遊に生きる。
時悠に歌う。
地結に踊る。
水鏡不比人が思うこと
天然不純物の泉
小さな愛について
恋は実るまでが楽しく
愛は手に入れてからが楽しい
*************
私には、二つ願いがありました。
一つ目の願いは幸せになることで
二つ目の願いは幸せにすることです。
今日、一つ目の願いが叶いましたので
今日からは、二つ目の願いを叶えるために
人生をとびきり使っていこうと思います。
*************
そうしてもし
その人がとても大切な人ならば
私はその人にたくさん惚れている以上に
その人が自分に惚れていられるようにしなくてはなりません。
人を好きだという実感の幸福さを
教えてくれた人に、
ずっとその幸せを味わってもらうために。
愛は手に入れてからが楽しい
*************
私には、二つ願いがありました。
一つ目の願いは幸せになることで
二つ目の願いは幸せにすることです。
今日、一つ目の願いが叶いましたので
今日からは、二つ目の願いを叶えるために
人生をとびきり使っていこうと思います。
*************
そうしてもし
その人がとても大切な人ならば
私はその人にたくさん惚れている以上に
その人が自分に惚れていられるようにしなくてはなりません。
人を好きだという実感の幸福さを
教えてくれた人に、
ずっとその幸せを味わってもらうために。
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「ただいま」はいつも未来で
縁もゆかりもない島に
ふらりと僕は降り立った
何かを求めてきたわけじゃないけど
何かがたくさん胸に染み込んできた
ゆっくり歩く島の道で
あったかい「おはよう」が響く
初めてきたはずのこの島で
懐かしい がなぜだか胸に響きわたる。
********************
昨日は知らないはずの人に
今日は母親と同じぬくもりを感じてる
大切にしてこなかった訳じゃないけど
大切なんだとちゃんと教えてもらえる
優しく吹き抜ける風が
田んぼの上を駆け抜けていく
見えないものが見えるようになると
自分の中の優しさも見えてくる
********************
縁もゆかりもない島と
そう思って降り立った
未来に紡がれていた見えない糸は
もうちゃんと結ばれていた
縁もゆかりも優しさも
大切にしたい分だけ創ればいいと
この島は思い出させてくれた
「ただいま」はいつも未来で
僕を待ってくれている。
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隣に君がいないのに
僕が詩を書いていた頃
君はとなりで笑っていた
僕が詩を書けなくなった頃
君はとなりからいなくなってた
君が生きるための全部を
段ボールに詰め込んで
出て行ったあの日
同じように僕の何かも持ってかれたんだろう。
君が今までの自分の全部を持っていったあの日
どうして僕の中の君も
一緒に持っていってはくれなかったのだろう。
これは僕のものだとでも言うのだろうか
君だらけのこれが
君の隣に居れなくなった僕のものだというのだろうか。
君の中の僕は、もう昔の僕とは違う僕なのに
僕の中の君は、まだずっと昔のままの君なのだ。
君はとなりで笑っていた
僕が詩を書けなくなった頃
君はとなりからいなくなってた
君が生きるための全部を
段ボールに詰め込んで
出て行ったあの日
同じように僕の何かも持ってかれたんだろう。
君が今までの自分の全部を持っていったあの日
どうして僕の中の君も
一緒に持っていってはくれなかったのだろう。
これは僕のものだとでも言うのだろうか
君だらけのこれが
君の隣に居れなくなった僕のものだというのだろうか。
君の中の僕は、もう昔の僕とは違う僕なのに
僕の中の君は、まだずっと昔のままの君なのだ。
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いつごろからか、生まれたものよ
いつ頃からか、生まれたものよ
私はいつから生まれたのだろう。
誕生日なんてものがあるが、
25年前のあの日、
私は確かにおぎゃーと泣いていたらしいことは
覚えていない。
物心なんてものがついたときかと
思ってみても、それもいつかは覚えていない。
ぼんやり意識が形作られてゆくものなら
ぼんやり身体が作られ始めた
母のお腹の中の私は、生まれていたものなのではないか。
いいや、それより以前の話、
父の身体で僕は生まれた
いいや、よーく思い出せ。
食べられる前のことを
私が大根だったとき、
私は生まれていたのだろうか。
もしもそうなら、私が大根の種だったときから
私は生まれていたのだろうか。
それとも大根以前の時の
だんご虫だったときが私の誕生日?
丸まったままくたばって
いつしか種とともに育っていたのだったし。
ああ、あああ、
まったく、私は、
いつごろからか、生まれたのだろう。
誕生日、地球と同じ日にしても
地球は笑いはしないかもなぁ
私はいつから生まれたのだろう。
誕生日なんてものがあるが、
25年前のあの日、
私は確かにおぎゃーと泣いていたらしいことは
覚えていない。
物心なんてものがついたときかと
思ってみても、それもいつかは覚えていない。
ぼんやり意識が形作られてゆくものなら
ぼんやり身体が作られ始めた
母のお腹の中の私は、生まれていたものなのではないか。
いいや、それより以前の話、
父の身体で僕は生まれた
いいや、よーく思い出せ。
食べられる前のことを
私が大根だったとき、
私は生まれていたのだろうか。
もしもそうなら、私が大根の種だったときから
私は生まれていたのだろうか。
それとも大根以前の時の
だんご虫だったときが私の誕生日?
丸まったままくたばって
いつしか種とともに育っていたのだったし。
ああ、あああ、
まったく、私は、
いつごろからか、生まれたのだろう。
誕生日、地球と同じ日にしても
地球は笑いはしないかもなぁ
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人生の積み荷
生きれば生きるほどに
人生の積み荷、重くなりて。
親を最初に負いたりて
友を得たればまた一つ。
遊びゆくとき、軽やかに
学びゆくとき、ずっしりと。
根のなき誇りですら重荷
根深き劣等はなお重し。
働き始めんや、枷は増え、
行く先すらも途方とならん。
夢を追いたれば、さらに負いたり
使命帯びれば、道さらに険し。
されど伴侶を得れば、たびは楽しく
自然を愛せば、たびは深し。
負いたる積み荷の重くなるも
その旅の哀楽は、各々なり。
全ての想いを積み込みて、
光陰にとけ込む記憶の荷物、
いつか土と海とに還らん。
旅は帰りし場所への道なり。
人生の積み荷、重くなりて。
親を最初に負いたりて
友を得たればまた一つ。
遊びゆくとき、軽やかに
学びゆくとき、ずっしりと。
根のなき誇りですら重荷
根深き劣等はなお重し。
働き始めんや、枷は増え、
行く先すらも途方とならん。
夢を追いたれば、さらに負いたり
使命帯びれば、道さらに険し。
されど伴侶を得れば、たびは楽しく
自然を愛せば、たびは深し。
負いたる積み荷の重くなるも
その旅の哀楽は、各々なり。
全ての想いを積み込みて、
光陰にとけ込む記憶の荷物、
いつか土と海とに還らん。
旅は帰りし場所への道なり。
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