止めたい涙

止めたい涙がある。

ぬぐえる距離にいても、
ぬぐう資格がないことが多くて、

だから余計に。


喧嘩した後の、
言葉は空虚だ。

こめれる優しさも、きっと半分以下だ。


それでも、出来ることがある。
言葉の代わりに時間を使って、

小さな誠意を降り積もらせて
お互いの正しさとかそんなものを見つめるのを止めて、

歩み寄るための　心のスペースを確保して、

今日とめれなかった分を、
未来で減らすことは出来るから。

人生は笑いに満ちている

勇気あり
智あり
品位ありと言えども

ユーモア無ければ紳士と言えず。


陰陽重ならん人生を
陰陽ともに笑えねば

人生は味わい足らずなり

花、咲きしかな、枯れぬかな

咲こうとする花と

枯れない花があるなれば、

同じ咲く花なれど、
それ違う生なり。

行為に染まり行くことが止まないのだ

行為以外、支えるものがなくなっていく。

僕を、僕を僕として構成するものが、
全部行為になっていく。

時を過ぎるとは、そういうことだと
最近感じる。

時間が、僕を存在から行為へと変えていく。

それは未来が過去へと変わった分だけ、
そうなっていくんだ。


未来も過去も消しきれたら、
今だけが、存在だけが残るのに。


願いは、もう叶わない。

ただ、行為の果てに
つかの間の許された時間を創ることだけ、

それだけが望みを叶える道なのだろう。

あなたのこころは、何を決めたのでしょう

あなたのこころは、何を決めたのでしょう

行くべき道を決めたのでしょうか？

それとも行かぬことをきめたのでしょうか？


退かぬことですか？

繋ぐべき手ですか？

私は、幸せを捨てることを決めました。

幸福を選ぶことを決めました。

それでも惑うことは終わりません。

何度決めても、時より振り返ってしまう自分がいます。


決めたはずのものは、決めたはずなのに
いつまでも覚悟を乗り越えて襲いにきます。


強いから、決めるのではないのでしょう。
弱いから、決めないと進めないのだと思います。


今日を一歩進めるために、
また一つ、決め事を心に刻み直すしか
進み方はないのでしょう。