goo

すべては無意味で平等なのだ

もしも、地球温暖化で、
5年後に地球に人が住めなくなったら

すべての人間は、きっと敗者になるだろう。

ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブスも関係なく
人生に勝ち組もなにもなくなる。

そのときこの世にいるのはなんだろう。
勝者も敗者もいなくなって

挑戦者と諦観者がいるだけだろうか。

自覚者と無自覚者がいるだけだろうか。

結果がなければすべて意味がないとするなら

僕らはすべて等しく死んで、
すべての結果は同じなのだから

きっとそもそも結果に意味などないのだろう。

どんなに高い山に登ったとしても、
どれほど財を築いても、それらの結果は
死ぬときには何事になることだろう。

そのとき残るものは、きっと
思い出。

あのとき山を登りきったときに見た朝日。

財をなすために下した決断にドキドキした夜。

人生の浮き沈みのタイミングにふと訪れる
自己無価値感。

それらの命をつかって自分の心臓をドキドキさせた記憶。


神様から見れば、僕らの世界での優劣など
目くそ鼻くそでしかない。

世界のどんな努力も、最終的には、無為無価値。

それだけがすべての命に平等に与えられているもの。


世界の客観は、ぜんぶそこに吸い取られてしまうから

全てはあなたの主観のなかで、あなたがあなたの命に
あなたの意味を吹き込むだけなのだ。


あなたの生き様を、あなたが納得できるかどうか。

それだけを、あなたが自分で決めるのだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )