はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

『生児育女』(sheng er yu nv)

2008-10-23 23:40:00 | 杭州で妊娠
中国の雑誌スタンドにも並んでいるマタニティ雑誌。

常に5~6種類は見かけるので、種類の多さでは日本より多いような気がするのだが。
しかし中身は、と言うと…
やっぱり日本と中国では出産事情も違うし、手に入るマタニティ用品やベビー用品に限界があるので、はっきり言って日本人の私にはあまり役にたたない。
有難いことに、日本の友達がわざわざ国際郵便で『たまごクラブ』と『Pre-mo』を毎月送ってくれるのだが、杭州では日本人のニンプ友達もいないし、雑誌のおかげでとても助かっている。

ところで、今日武林門近くの雑誌スタンドで、偶然『生児育女』なるマタニティ雑誌を発見!
噂では日本の『Pre-mo』の翻訳版、ということだったので、早速買ってみたのだが。
確かに『Pre-mo』から取ってきたのでは??と思われるイラストや記事も載っていることは載っているのだが、やはり日本と中国では出産事情も文化もちがうせいか、大部分は中国の出産事情に合わせたオリジナル記事だった。

モデルになっている妊婦さんも全員中国人で、家にある日本の『Pre-mo』と比べるとファッションも化粧も準備しているベビー用品も全然違う…

それ以上にショックだったのが、「妊娠ダイアリー」のコーナー。
妊婦さん(読者モデル)の各妊娠月別の様子を連載で紹介する人気コーナーらしいのだが、日本の妊婦さん(4人)は7ヶ月~臨月まで妊娠前体重より3㎏~6㎏しか増えてないのに対し、
中国の妊婦さん(4人)は7ヶ月で既に+8kg、8ヶ月で+13kg、9ヶ月で+15㎏、
そして臨月ではついに+18㎏…
ファッションや化粧のせいもあると思うが、中国の雑誌に載っている読者モデルは全員20代なのに、もう貫禄十分のオバサンにしか見えない…

道理でこっちにいると、中国人の同僚や親戚、友達から「もっと太りなさい!!」とさんざん言われるワケだ…
(8ヶ月半時点で+6㎏でも日本の雑誌読者モデルよりは十分、太っている

ここまで太ったら、普通日本では妊娠高血圧症候群や難産になる可能性を指摘されて、病院でも厳しく指導されると思うのだが、
記事を見る限り、中国の読者モデルは太りすぎを気にしているそぶりもない。

…確かに、日本だと出産前も太りすぎないよう食生活を節制したり、運動をしたりするプレママは多いし、出産後も矯正下着をつけ、産後ヨガに通って元の体型に戻して、きちんとおしゃれや身だしなみにも気を使う「綺麗なママ」は結構多いのに対して、
中国だと私の同僚を見る限り、妊娠と同時にどんどん食べて太り、産後はまるで別人のように身だしなみに構わなくなって「オバサン化」してしまう人が多い(しかもまだ20代)気がする。

どちらが幸せなのか、というと人それぞれだと思うが、
中国の雑誌を見て安心していると、自分も「貫禄十分のオバサン」への道をまっしぐらに突き進んでしまうのは確かなようである
 
来週から産休に入ることだし、気合を入れなおして三日坊主のマタニティヨガエクササイズ(DVD)に励まなくては…!!

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