はと@杭州便り

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日本の幼稚園入園

2014-02-02 17:30:01 | 京都里帰り中
1月9日から、地元京都の幼稚園へ通わせていただいています。

1月、2月の2ヶ月限定というワガママな要求を受け入れて下さった幼稚園に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
実家から近い、本願寺系のお寺の幼稚園。私が昔通っていた幼稚園です。

京都は(特に市内は)公立の幼稚園が少なくて、お寺や教会がされている私立の幼稚園に通う人が多いです。
少子化で子供は少なくなって、クラスの数も減りましたが、
30数年前、私の記憶の中の幼稚園とほとんど変わらない幼稚園。
3年保育で各2クラスずつの、家庭的な幼稚園です。
広い園庭には遊具のほか、畑や花壇、鶏小屋もあります。

2ヶ月だけの入園ということで、制服や鞄も卒園生が置いていかれたものを貸して頂けることに。
ユキは生まれて初めて制服を着て、幼稚園に通っています。
制服も鞄も、ママが30数年前着ていたものと全く同じ!
まさかこんなことになるとは思わなかったので、ママは感慨深いです。



1月末にはおもちつきもありました。
おもちの他、豚汁もふるまわれました。





お寺の幼稚園なので、週に一度はお参りもします。


こちらは本堂。
1月は幼稚園から頂いた「おしゃかさまかるた」でかるた取り大会をしたり、皆で凧を作って凧上げしたり。
身体を鍛えるために、教室の中では冬でも半袖半ズボン。

朝には園児全員で本堂前の広場を10周、マラソンします。
最初は「マラソンしんどい」と言っていたユキ。薄着に慣れていないので、先生にお願いして一人だけ半袖の上にはカーディガン、半ズボンの下にはタイツをはいて走っていましたが、最近は慣れてきたのか半袖で走ることも。


歯科衛生士さんによるはみがき指導。
こういうイベントも中国にはありません(というか、歯磨き自体幼稚園でさせていない)

ユキいわく、中国の幼稚園と日本の幼稚園の違いは

●マラソンがある
●外遊びがある
●園では上履きをはく
●制服から体操服に一人できがえる
●当番がある(給食の準備をしたりするらしい)
●歌をよく歌う
●絵本の読み聞かせが毎日ある

そして、
●工作が多い

今、ユキのクラスでは2月中旬の参観日に向けて皆で「ゲームセンター」を製作中なんだそうで、
「今日はもぐらたたきを作った」だの、「ロケットを作ったが失敗した」だの、色んな話を聞かせてくれる。

そういえば中国では教室の中で、おもちゃや積み木で遊ばせることはあっても、
工作はあまりしていなかったような。
当番を決めるときはクラス皆で意見を出し合って決めたそうで。
かるた取りもクラス対抗でやったり、工作を皆で協力して作ったり。
中国の幼稚園ではチームワークで何かをする体験があまりできないので、とても良いことだと思います。

私の見たところ、ユキと日本人の他のお子さんとの違いは、
●鉄棒やジャングルジム、雲梯、ブランコがからっきしできない。
→それが原因で仲間に入れてもらえず、泣くこともしばしば。

●工作が上手にできない
→時間内に終わらなかったり、作り方を理解できなかったり。

でも工作はすごく楽しいらしいので、参観日の出来栄えが楽しみです。

園では時々泣いてしまうこともあるけれど、先生やお友達の皆に支えられて、毎日元気に通っています。
日本語も格段に流暢になりました。
2か月の期間限定ですが、色んな事を吸収してほしいと思っています。

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