はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

日中結婚式in上海

2007-04-01 21:13:31 | その他
昨夜は相方の、今日は私の友達の結婚式in上海
春は結婚シーズンだけど、週末2日連続で続くのは初めて(しかも同じ上海…

相方の方はもちろん中国人カップル。
そして私の方は上海で知り合った日本人カップル。
なので、昨夜は中国式、今日は日本式ウエディングだった

昨夜の結婚式(と言うか披露宴)は上海一の繁華街に近い4つ星ホテル。
新郎のTさんは相方の大学時代の友達で、南京在住。新婦は上海出身。
30テーブル(約300人)収容の広い会場に、バンド(サックス、ベース)のナマ演奏が上海らしくていい感じ
…なのだがよく聴いてみると、選曲が、何故かそこはかとなく日本…
(「ラピュタのテーマ」はまだわかるとして、「1リットルの涙」のテーマは一体…

正面のスクリーンには前撮りした2人のアツアツキメキメ結婚写真がランダムに映し出されているのだが、
よく見ると白い障子に見立てたついたて(?)をバックにした、「なんちゃって和装」な2人の写真が…

それに2人の誕生~子供の頃のスナップ写真や、2人で旅行に行った時に撮ったと思われる記念写真も入っていて、びっくり

私達のときもやりたかったのだが、相方は一人で写ってる子供時代の写真なんて一枚もないし、集合写真はあるけどそれも白黒写真で(つまり子供の頃家にカメラがなかった、断念したのだ

私:「中国の結婚式でこんなの初めて見た…
相方:「Tのところは、お家がいいからね~

もっと驚いたのは、新婦の親戚の女の子が羽根つきのエンジェルドレスを着て、リングガール(?)をしていたこと。
ティアラもついてて、髪もキチンとセットしていて、すっごくカワイイ!こんなの中国で初めて見た…

披露宴自体は思いっきり中国人カップルの披露宴(食べて飲んで騒ぐ)なのだが、細かい演出は少し日本式を参考にしたのだろうか。

お色直しの後、キャンドルサービスまであった。
(しかし日本のように新郎新婦が各テーブルのキャンドルに火をつけてまわるのではなく、あらかじめ火のつけてある小さいキャンドルをトレーにのせて、各テーブルに配っていた。)
相方の話では新郎のお父様は政府関係のエライさんで、新郎も政府関係にお勤め、ということで、豪華だけど落ち着いた感じの、いい披露宴だった。

披露宴の後は相方のお友達10数人と、これまた何故か日本資本のカラオケ店へ。
そこへ新郎新婦と新郎の上司も乱入し、
新婦は「時の流れに身をまかせ」オール日本語で歌い(私が日本人なので気を使ってくれたんだと思うが、しかし何故日本語で歌える??)
新郎は日本にもツアーで遊びに行ったことがあるらしく、日本ネタで盛り上がり、
なぜか新郎の上司にまで笑顔で握手を求められ、なんなんだこの異常な日中友好ムードはっ??

「新婚旅行は?」と聞いてみると、この後オーストラリア10日間(しかも自由旅行)の予定だそうで
いやもう、恐れ入りました…

で、今日は朝から上海の某庭園式5つ星ホテルへ。
ここは日本のウエディングプロデュース会社が入っていて、上海にいながら日本式のウエディングができるホテルとして有名らしい。

新婦のNさんは私の留学生時代の友達で、その後上海での2年の留学を終えて日本に帰国。新郎も日本に帰国し、この度めでたくご成婚となった
2人とも今は日本だけど、思い出の上海で結婚式をされる、ということで私も参列できることになって、とても楽しみにしていたのだ

相方は挙式と披露宴の別れている日本式ウエディングに出席するのは初めてで、
ホテルの庭園に設けられたバージンロードや祭壇にびっくりしていた。
人前式、ということで三々九度や讃美歌はなかったけど、司会者が日本語と中国語で読み上げる誓いの言葉の儀式に、相方はすっかり感動した様子…

最初は「こんなに人数少ないの?(っても30人くらい外でやるの??なんでこんなに静かなの??」と戸惑っていたのに、終わってみると
「こういうのもいいね~。なんだか感動しちゃった~~!」とゴキゲンだった。

お式のあとの披露宴では、留学生時代の友達とも久しぶりに再会。
みんな今は杭州を離れ、上海や日本で働いている人ばかりだったので、杭州の近況なんかも話して、美味しい飲茶に舌鼓を打ちながら同窓会のような食事会になった。

昨日の披露宴と違って参加者も少ないし、お色直しもスピーチもケーキカットもないシンプルな披露宴だったので、その分新郎新婦ともお話できて良かったと思う。

最後は全員で記念撮影。
アットホームで和やかな披露宴でした

どうぞ末永くお幸せに…

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