細々と続けている二胡。
去年の春は結婚式と新婚旅行で約2ヶ月お休みし、夏は先生の都合で約1ヶ月お休みし、秋は仕事の都合で3週間、国慶節に2週間お休みし、春節に3週間お休みしたので…、
今気付いたけど、
この一年で実質レッスンを受けられたのは半年くらいか?
ブランク期間ができると一度元に戻って復習しないといけないので、ほんとに、全然進まない
「賽馬」と「月夜」は、実はもう足かけ一年近くになる…。
いくら私も先生ものんびり型といっても、さすがにこれでは練習する方のモチベーションが続かないので、先週、思い切って自分から先生に「できれば新曲に変えてもらえないか」と頼んでみた。
ピアノの場合、練習を始めて何年かはバイエル、ソナチネ、ハノンなどいわゆる教本を順番にあがっていくのが普通だが、
二胡の場合、音階から始まる最初の基礎の教本はあるものの、その後はいきなりピアノで言えばソナタ級(プロの演奏家がコンサートで演奏するレベル)の曲が待ち構えている。
日本で二胡を習っている人は趣味で習っている大人がほとんどなので、教本を終えると日本や西洋の民謡、ポップスなども弾くそうなのだが、
中国では二胡を習うのは音楽を志す(?)子供達なので、そのほとんどが趣味と言うよりは「考級」(国の認定する二胡のグレード試験)に合格することを第一目標にしているため、そんな悠長なことは言ってられないのかも知れない。
私の悩みは、周囲に私と同じように大人になってから中国で二胡を習い始めた人がいないので、一体自分の上達が人と比べてどれくらい遅いのか、どんな曲どんな順番で練習しているのかわからないこと。
私の場合、基礎の教本が終わって最初に弾いたのが「良宵」で、その後が「賽馬」と「月夜」。
どの曲もプロの演奏家がコンサートで演奏する、ピアノで言えば「ソナタ級」の曲なので、教本の曲のように簡単には弾けない。
しかも子供は家で毎日練習するし、若いので(?)上達も早いのだけど、
私のように趣味で週に数回、30過ぎの手習い(おっと)では恐ろしく上達が遅いのだ…
私の先生のレッスンでは、曲を通して弾かせてもらえることはまずなくて、
「快弓」と言われれば16分音符の早弾き部分ばかり、
「換把」と言われればポジション換えの部分ばかり、
「揉弦」といわれればビブラートばかり弾いて、指導を受ける。
ずっと同じ曲なので飽きないと言えばウソになるが、楽譜はとっくに暗記してしまっているので、右手と左手だけに集中して注意されたところを直していける。
二胡では曲が弾きこなせるかどうかより、良い音色を出せるかどうかがとても重要で(少なくとも私の先生はそういう考えである)、レッスンの重点も左手の動きと右手のボーイングに関する注意ばかり。とてもじゃないが曲のフレーズがどうとか、解釈がどうとかいうレベルじゃないのである。
それでも、カメの歩みでも、
先生に「この一年で随分音は二胡らしくなってきた」と褒められた
以前はガチガチに力の入っていた両腕も、力を抜いて弾けるようになってきたのか、最近は一時間くらい弾いてもあまり疲れなくなった。
特に「月夜」は好きな曲で、最後のレッスンになる今日、緊張しながら、初めて先生の前で通して弾いた。
練習のときほど上手に弾けなかったけど、先生に
「この曲は難しい曲だし、今のレベルでここまで弾けたらまあ上出来。」と言われて、
もう、めちゃ嬉しい~
「賽馬」はここ数ヶ月もうほとんど諦めモードで、あまり熱心に練習できてなかった。これも初めて先生の前で通して弾いた。
先生に「自分の好きな速度で弾いていいよ。メトロノームは使わないで。」と言われたので、普段練習している時より「気持ちゆっくりめ」に弾いた(多分♪=80~90くらい)ら、いつもはつまる終盤の16分音符部分が思ったより余裕で弾けてびっくり
家で練習するときも通しで弾くことが少なかったので、とりあえず一度もつまらず、右手もよく動いてくれてよかった…
「とりあえず卒業、だけどまたいつか弾きましょう。」という
「かなりムリがあるがとりあえず合格」(?)で
来週からは「光明行」と「陽関三畳」に決定。
曲がどんどん弾けるようになりたいのは山々だけど、もともと「ソナタ級」の曲が今のレベルでそうスラスラ弾けるわけも無いし、ゆっくりやっていこう。
何より少しずつでも音色が良くなってきたのが自分でもわかるし、それがすごく嬉しい
大人の手習い、細く長く、楽しみながらやっていけたらと思ってます
去年の春は結婚式と新婚旅行で約2ヶ月お休みし、夏は先生の都合で約1ヶ月お休みし、秋は仕事の都合で3週間、国慶節に2週間お休みし、春節に3週間お休みしたので…、
今気付いたけど、
この一年で実質レッスンを受けられたのは半年くらいか?
ブランク期間ができると一度元に戻って復習しないといけないので、ほんとに、全然進まない
「賽馬」と「月夜」は、実はもう足かけ一年近くになる…。
いくら私も先生ものんびり型といっても、さすがにこれでは練習する方のモチベーションが続かないので、先週、思い切って自分から先生に「できれば新曲に変えてもらえないか」と頼んでみた。
ピアノの場合、練習を始めて何年かはバイエル、ソナチネ、ハノンなどいわゆる教本を順番にあがっていくのが普通だが、
二胡の場合、音階から始まる最初の基礎の教本はあるものの、その後はいきなりピアノで言えばソナタ級(プロの演奏家がコンサートで演奏するレベル)の曲が待ち構えている。
日本で二胡を習っている人は趣味で習っている大人がほとんどなので、教本を終えると日本や西洋の民謡、ポップスなども弾くそうなのだが、
中国では二胡を習うのは音楽を志す(?)子供達なので、そのほとんどが趣味と言うよりは「考級」(国の認定する二胡のグレード試験)に合格することを第一目標にしているため、そんな悠長なことは言ってられないのかも知れない。
私の悩みは、周囲に私と同じように大人になってから中国で二胡を習い始めた人がいないので、一体自分の上達が人と比べてどれくらい遅いのか、どんな曲どんな順番で練習しているのかわからないこと。
私の場合、基礎の教本が終わって最初に弾いたのが「良宵」で、その後が「賽馬」と「月夜」。
どの曲もプロの演奏家がコンサートで演奏する、ピアノで言えば「ソナタ級」の曲なので、教本の曲のように簡単には弾けない。
しかも子供は家で毎日練習するし、若いので(?)上達も早いのだけど、
私のように趣味で週に数回、30過ぎの手習い(おっと)では恐ろしく上達が遅いのだ…
私の先生のレッスンでは、曲を通して弾かせてもらえることはまずなくて、
「快弓」と言われれば16分音符の早弾き部分ばかり、
「換把」と言われればポジション換えの部分ばかり、
「揉弦」といわれればビブラートばかり弾いて、指導を受ける。
ずっと同じ曲なので飽きないと言えばウソになるが、楽譜はとっくに暗記してしまっているので、右手と左手だけに集中して注意されたところを直していける。
二胡では曲が弾きこなせるかどうかより、良い音色を出せるかどうかがとても重要で(少なくとも私の先生はそういう考えである)、レッスンの重点も左手の動きと右手のボーイングに関する注意ばかり。とてもじゃないが曲のフレーズがどうとか、解釈がどうとかいうレベルじゃないのである。
それでも、カメの歩みでも、
先生に「この一年で随分音は二胡らしくなってきた」と褒められた
以前はガチガチに力の入っていた両腕も、力を抜いて弾けるようになってきたのか、最近は一時間くらい弾いてもあまり疲れなくなった。
特に「月夜」は好きな曲で、最後のレッスンになる今日、緊張しながら、初めて先生の前で通して弾いた。
練習のときほど上手に弾けなかったけど、先生に
「この曲は難しい曲だし、今のレベルでここまで弾けたらまあ上出来。」と言われて、
もう、めちゃ嬉しい~
「賽馬」はここ数ヶ月もうほとんど諦めモードで、あまり熱心に練習できてなかった。これも初めて先生の前で通して弾いた。
先生に「自分の好きな速度で弾いていいよ。メトロノームは使わないで。」と言われたので、普段練習している時より「気持ちゆっくりめ」に弾いた(多分♪=80~90くらい)ら、いつもはつまる終盤の16分音符部分が思ったより余裕で弾けてびっくり
家で練習するときも通しで弾くことが少なかったので、とりあえず一度もつまらず、右手もよく動いてくれてよかった…
「とりあえず卒業、だけどまたいつか弾きましょう。」という
「かなりムリがあるがとりあえず合格」(?)で
来週からは「光明行」と「陽関三畳」に決定。
曲がどんどん弾けるようになりたいのは山々だけど、もともと「ソナタ級」の曲が今のレベルでそうスラスラ弾けるわけも無いし、ゆっくりやっていこう。
何より少しずつでも音色が良くなってきたのが自分でもわかるし、それがすごく嬉しい
大人の手習い、細く長く、楽しみながらやっていけたらと思ってます
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