はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

臥龍(wolong)

2007-05-04 23:01:34 | 四川旅行
つい最近、NHKでも紹介されていた臥龍の大熊猫基地繁育研究中心。

パンダは中国では「国宝」

園内は、信じられないほど立派な施設が揃っている
広々とした園内には、飼育舎のほか、
パンダのための病院(ストレッチャーに乗せられて点滴されながら運ばれるパンダを目撃!)や、
給食センター(パンダのための特製蒸しパンを作っていた)や、
幼稚園まであるのにもうビックリ

他の動物園でもパンダは特別扱いで、
普通は柵やガラス越しにしか見ることができないのだが、
ここではやや遠目とはいえ、直接パンダの姿を拝めるのだ

単体のパンダももちろんカワイイけど、
複数のパンダがじゃれている(?)姿はもっとカワイイ
台湾に送られる予定だった2頭のパンダも、ここで元気に遊んでいた。

しかしゴールデンウィークだというのに、中国人観光客の姿はまばら。
代わりに、というワケでもないが、
園内は日本人観光客で溢れかえっていた…

ここでは子供のパンダを抱っこして写真を撮ることができるのだが、
一回2000元(約25000円=中国ではこのくらいが月収の人もいっぱいいる)もする
申し込んでいるのは日本人観光客ばかりだった…

飼育舎の前にはパンダの名前と里親の名前が書かれているのだが、
里親の名前も日本人ばかり…
聞けば年間40000元(約60万円)の養育費(?)を払ってパンダの里親になれば、
命名権などの特典があるらしい。
ここは日本パンダ保護協会と提携して、パンダの里親事業を進めているのだそうで、現在約50頭のパンダが日本人の里親を持っているそうだ。

熱心に写真を撮る日本人観光客を見て、
中国人観光客は「日本人はパンダが好きなんだね~と驚いていたが、
確かにそうかもしれない。

実際ここの施設は日本人の支援で成り立っている、と言っても過言ではないだろうし、
日本人観光客は九寨溝とセットのツアー客が多いのだけど、日本から成都までは直行便がなく、その成都から臥龍まで5時間はかかることを考えると、
はるばる遠い日本から、わざわざこんな山奥までやって来る日本人は、やっぱりパンダが好きなんだろう…

日本人ツアーのおばさま集団に押されつつ、私も日本人のハシクレとして(?)
20数頭の生パンダ(?)を前に、コーフンしてシャッターを切りまくってしまったのだった…

●臥龍大熊猫基地繁育研究中心
http://www.pandaclub.net/

最新の画像もっと見る

コメントを投稿