はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

二胡(er hu)

2006-03-14 22:54:30 | 二胡
今日は二胡のお稽古日。
いつも夜に先生のお宅へ伺うのだが、仕事が終わってから一旦家に帰ってタクシーでとばして行っても8時前になる。

今やっているのは主に揉弦(rou xuan)の練習。
揉弦とは左手の弦を押さえる指を振動させて、音にビブラートをかけること。
初心者は中指が比較的動きやすい、ということで中指で練習し、ちょっと慣れてきたので先週から薬指に変えたのだが、先生には「薬指の方が動作が正確だ」と言われてしまった…
慣れてきたので安心していた中指、再度練習が必要。

揉弦のあとは宿題の曲。今日弾くのは先々週からやっている「抜根芦菜花」と、先週出た「黄水瑤」の2曲。
「抜根芦菜花」は私の好きな、テンポが速くて明るい曲
家で練習していたときは気持ちよく弾いていたのに、先生の前で弾くと緊張するのか換把(huan ba・ポジション換え)が固くなってしまって2箇所ほどつっかえたが、何とかOKが出た。

「黄水瑤」はかなりテンポが遅く、ゆったりした曲。
もともと去年から「良宵」を練習して、何とか揉弦を入れようとしたのだが入れられず、「良宵」より遅い曲を、ということで先生が選んでくれたのがこの曲。
テンポの遅い曲の方が簡単だろうと思いきや、さにあらず。
遅い曲は右手のボーイングの良し悪しがモロに音に出てしまうので、いまだに右手の安定しない私にはかえって難しい。
フレーズとフレーズの間にきちんと息をいれること、換把をあせらないこと、あとは課題の揉弦。。。などなど、先生からアドバイスを受ける。

私の二胡は、二胡をはじめて2年以上、とは恥ずかしくてとても言えない、カメより遅い進歩である
しかも途中半年以上お休みしていた時期もあったりして、その度にまた前へ逆戻って練習。
一応週に一度のペースで通っているが、色んな都合で2週に一度のことも度々。
家での練習は、週に2回できればいい方。全然練習が足りてない
正直、先生が辛抱強い人じゃなかったら、ここまで相手にしてもらえなかったと思う

でも下手でも二胡を弾くのは楽しい
小さい時はピアノ、中学、高校はマンドリンを弾いていたし、基本的に楽器を弾くのが好きなんだと思う。
それに先生とは年齢が近いこともあって、二胡やその他の話題で色々話せるのも嬉しいので、今ではレッスンの時間は週に一度の大切な時間になっている。

レッスンの最後に先生から爆弾宣言が。
「来週から「賽馬」やりましょう。途中まででいいから、家で音をとってきてください。」
「賽馬」は二胡をはじめる前からCDで何度も聴いた曲。つ、ついに「賽馬」がきてしまった~~~!!

(早い人なら習って1年たたないうちにこの曲を弾く人もいるらしいので、ホントにカメの歩みである

「時間はあるものじゃなく、作るもの」。
一日ちょっとでもいいから、ちゃんと練習しなくちゃ、デス!!

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