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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

自然派アイヌの生活と 植物たち(5) シラカバ タラノキ ガマ 

2019-02-23 18:57:34 | 草花

「自然派アイヌの生活と 植物たち(5)」

 アイヌは自然の中から生活のすべてを得て、自然を大切に(資源が枯渇しないように)しながら生活していました。

 ※ このブログの印字では詰まる音が表現できません。

 (51)エンジュ

    チクペニ

   エンジュの細枝にお湯をかけて、その煎じ汁を飲ませると病気によく効いたという。

   コタンでは、風邪がはやるとエンジュの枝を戸口立てた。

 (52)シラカバ

    レタッタッニ(白い・樺皮・木)

   木の皮をはぎ、即席の鍋を作った。

   仮小屋の屋根を葺いたりした。

   樺皮細工 柄杓を作った。

 (53)ノリウツギ(サビタ)

   ラスパ二(ラスパ・木 槍柄の前の棒)

   ぬるぬるした内皮を布にくるみ、シャンプーの代用とした。

 (54)ハシドイ

    プンカウ

   硬く腐らない材質なので、チセ(家)の柱とした。    

 (55)タラノキ

    アイウシ二(トゲ・多くある・木)

   トゲある木なので、家の戸口に立てたりして、病魔など家に入らないようにした。

 (56)キタコブシ

    オプケニ(放屁する・木)

   風を引いた時には樹皮や枝を煎じて服用した。

 (57)ドロノキ

    ヤイ二(ただの・木)

   ドロノキは柔らかく腐りやすいので、さっはり役立たない木とされた。

 (58)アワ 

    ムンチロ

   アワはヒエに次ぐ大切な穀物とあがめられた。

 (59)ヒエ

    ピヤパ

   アワとヒエは、重要な穀物としてあがめた。

 (60)ガマ

    シキナ(真の・草)

   ガマでチタッペを編む。茣蓙を編んだ。

                              福岡 イト子「アイヌ植物誌」より。

 


「湯駿湯めぐり」 ひだか路ぐるーり! とどの詰まりは襟裳岬 「風の館」

2019-02-23 17:58:13 | 草花

「日高路の魅力 知っているかい 行ってみなけりゃ分からない!」

日高道 ぜひ出向いて見てください。

日高に入ると、牧場が続いて、サラブレットの勇壮な姿も見れますし、視界も広く気持ちも晴ればれします。日高に行って見なけりゃその魅力がわかりません。

 

昨年より、日高門別IC~日高厚賀ICまで、高速無料区間が延長され、札幌から襟裳岬まで行きやすくなりました。襟裳岬には風の博物館の「風の館」もあります。

※「襟裳岬 風の館」

 襟裳岬は岬端(こうたん)の地、なかなか行けない地であって、かなりの魅力があります。

 岬に突き出た岩なみもおいしい景色です。景色にも魅力を感じますが、日本屈指の強風地帯というのも面白さがあります。

 岬の下の海岸では、昨年より「アザラシウオッチング」も企画され、幅広い観光地になってきています。

 車の中で生活するホームレス(?)の人は、襟裳岬での生活は最高ですと話していました。

  「風の館」からの襟裳岬の突端の風景です。

 「風の館」は、えりも町を紹介するだけでなく、風に関する博物館でもあります。子供の夏の課題学習にもぴったりです。

 入館料は大人・大学生/300円、小・中・高校生/200円 です。

※ 襟裳岬までの途中には、ひだか路の素敵な温泉があります。以下に紹介します。

 ● 門別温泉 とねっ子の湯(日高町)

 ● びらとり温泉 ゆから(平取町)

 ● 静内温泉(新日高町)

 ● みついし昆布温泉 蔵三(新ひだか町三石)

 ● 新冠温泉 レ・コードの湯(新冠町)

 ● あえるの湯(浦河町)

 ● 日高のまほろば アポイ山荘(様似町) アポイ岳の登山口にある温泉です。