雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「まんぷくラーメン」完成 やれやれ

2019-02-18 16:42:16 | 

「即席 まんぷくラーメン完成」 画期的食の改革

朝ドラの「まんぷく」、とうとう即席ラーメンが完成しました。おめでとう。おめでとう。画期的な発明です。

多くの人が見ていると思っていた「朝ドラ」。意外に見ていない人が多いのです。

今放送されている「まんぷく」は視聴率が高いといわれています。初めの期待感はあまりなかったのですが、毎日見ていると意外に面白く構成されています。

NHKの朝ドラは、一部にがっかりするものもありましたが、多くは当たりはずれがありません(面白いのです)。朝起きの一服ということでしょうか。

ドラマの中で「即席まんぷくラーメン」ができてよかったと思う中で、私の心配は、どう量産するのか、販売を軌道に乗せるためにはどうすればよいのか、視聴者の心配がつぎつぎとドラマの中で展開されてゆくので、視聴者を引き付けています。

画期的な即席ラーメンは今では生活にゆとりをもたらしてくれています。

ですが、我が家では、即席ラーメンを食べるのは限られていて、時折食べるか、自炊兼宿泊の旅行の時だけは許しが出ます。

寒い雪の中でのチカ釣りのあと、カップ麺にお湯をかけて食べるのは至福を感じます。それでも食べる回数は抑えています。しかし現在の即席めんは実においしくなっています。

先日、スーパーでの買い物の時、子供二人連れの夫婦が、籠いっぱいの品物の中にカップ麺がこぼれるほどに入れられており、ラビ妻が、このごろの食生活を心配していました。おいしいの裏に健康問題が今あるようにさえ思うのです。

 


自然派アイヌの生活と 植物たち(2)フッキソウ オオバコ オオイタドリ

2019-02-18 12:24:34 | 草花

「アイヌの生活と 植物たち(2)」

アイヌは自然の中で生活していたので、多くの植物を利用していました。

★このブログでは、詰まる音は表現できないのでおかしいと思われる方もおられるかもしれません。

(11)フッキソウ

     ユクトパキナ(鹿・群れ・草)

      シカが群れているようにびっしり生えているところからユクトパキナと言われた。

 

   茎葉を煮立てて、湯気は発汗作用に使用した。肝臓、腎臓の毒だしにも利用された。

(12)ヒメザゼンソウ

     シケレペキナ

   根を煮て子熊に与えた。  

(13)ミズバショウ

     パラキナ(幅広い・草)

 

   化膿の部位にこの生薬を貼布し化膿漬壊した。

(14)オオバコ

     エルムキナ(ネズミ・草)

   薬草としてよく利用した。

   葉をさあっと火にあぶり、できもの部位に貼り何回か取り換えて熱を取った。 

(15)オオイタドリ

     クッタル

   打ち身の時、葉をもんで張り付けると、痛み取りになった。 

(16)ヨブスマソウ

     ワッカクッタル(水・筒茎)

   塩を付け、若い茎は食べた。

(17)エゾカンゾウ

     チカプキナ(鳥・草)

   花をさっと茹で、チタタブに塩水を煮立たせ花を刻んで入れた。

(18)バイケイソウ

     シクプキナ(成長する・草)

     おおきく成長する草なので、成長の遅い子がいると、伸びろ伸びろとと唱えながら、バイケイソウで尻をはたいたという。

(19)クサノオウ

     オトンプイキナ (肛門・草)

    痔に聞くと言い、黄色い汁を肛門にさしたという。

(20)ヤドリギ

     二ハル(木・弁当) 

    食べ物の不足の時は茎葉を折ってきて煮て、でんぷんをとった。(近文)

                                         福岡イト子 「アイヌ植物誌」参考