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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ニセコ 「落葉きのこ」の宝庫

2013-10-01 20:55:36 | 
8月の終わりごろから「落葉きのこ」が採れ出します。落葉きのこはキノコの中でも人気の高いキノコで、競って市民は採りに出かけます。キノコ好きな人は絶対に他人を誘って自分の穴場には案内しないものです。
田舎に行けば行くほど「落葉きのこ」は採れるものです。したがって人が多い札幌近郊にはまれにしか採れません。
かつて道東の「清里町」に住んだことがありますが、カラ松(落葉松)の防風林に沿って驚くほどの「落葉きのこ」を採集した事があります。私のむかしの語りぐさになっています。
名前の様に落葉松の下に出るものなのです。大きく成長したカラ松より、今大きくなりつつあるカラ松の下に見付けれます。
22日、23日(9月)に、私たち夫婦はニセコの近くを車で通過しましたが、ところどころの道脇に車がとまっており、「ここもキノコ採りに来ているね」と話しながら通過したのでした。けっこう落葉きのこを狙って林の中に人が入りこんでいます。


 ニセコ道の駅 山菜・野菜など買い物客でこんでいます。

ニセコの道の駅は大人気のところで、買い物客で賑わっていましたが、ここでもパック入りの落葉きのこが売られて(一ケース500円)いました。
今この季節が「落葉きのこ」の旬の季節なのです。岩内方面の山の田舎に食事処があり、一人1500円の予約の食事をしましたが、お土産にと「落葉きのこ」をいただきました。キャンプの朝の味噌汁にと思って楽しみにしておりましたが、残念なながら、そのキノコは私たちの口には入りませんでした。
 
 お土産に頂いた落葉きのこ

落葉きのこと言えば、お味噌汁が最高で、非常においしいのです(ある人は嫌いといいます。)。他のキノコにはこのおいしい味は出せないでしょう。蘭越のキャンプの帰り、カムイラビットの穴場の落葉きのこの地に立ち寄り、きのこを探し当て、家に帰り味噌汁にし、舌ずつみをうちました。
 

いまや、落葉きのこは、「幻のキノコ」になりつつあるのです。