「ルンペン」って、このごろ聞かなくなりましたね。
語源は、英語で、Lumpen と書き、浮浪者、失業者を言います。
北海道ではこのルンペンを長く使っていました。正式には「ルンペンストーブ」の略で、私の家では、長いことルンペンストーブを使って冬をすごしました。ブリキ製の円型ストーブで、煙突も付けてあり、火力もあります。ただ面倒なのはストーブの入れ替え、そして煙突掃除です。
ルンペンは二個用意しておき、ひとつに火を入れ暖をとり、一つは石炭を入れて上に薪をおいて用意しておきます。一つで半日間は部屋を暖めてくれます。使いきる(燃えきる)と用意したもう一個のルンペンを使用するのです。仕事をしていないストーブの立場はルンペンなのです。
石炭の時代が過ぎて、石油ストーブの時代となり、ルンペンストーブは姿を見なくなりました。そしてルンペンの言葉も聞かなくなりました。
ルンペンは便利で、その上で餅も焼ければ、料理もできます。ルンペンの後ろに湯沸かしを付けると常時お湯を用意出来ました。
私の家では、田舎生活が終わる昭和56年まで使っていました。
語源は、英語で、Lumpen と書き、浮浪者、失業者を言います。
北海道ではこのルンペンを長く使っていました。正式には「ルンペンストーブ」の略で、私の家では、長いことルンペンストーブを使って冬をすごしました。ブリキ製の円型ストーブで、煙突も付けてあり、火力もあります。ただ面倒なのはストーブの入れ替え、そして煙突掃除です。
ルンペンは二個用意しておき、ひとつに火を入れ暖をとり、一つは石炭を入れて上に薪をおいて用意しておきます。一つで半日間は部屋を暖めてくれます。使いきる(燃えきる)と用意したもう一個のルンペンを使用するのです。仕事をしていないストーブの立場はルンペンなのです。
石炭の時代が過ぎて、石油ストーブの時代となり、ルンペンストーブは姿を見なくなりました。そしてルンペンの言葉も聞かなくなりました。
ルンペンは便利で、その上で餅も焼ければ、料理もできます。ルンペンの後ろに湯沸かしを付けると常時お湯を用意出来ました。
私の家では、田舎生活が終わる昭和56年まで使っていました。