一方で、ボウズであればあるほど、便利さの陰に潜む不便さ、もっと言ってしまうと、危険性のようなもの、が目につくようになる。
例えば我々ボウズは、責任をとることができない。誠意を見せることができない。
仕事か何かで大失態を犯してしまった場合。
髪の毛フサフサの部下が頭を丸めたとあれば、ハゲちゃびんの上司も、なんだか納得せざるをえないような気にさせられる。
しかし、もともとボウズだった人間が頭を丸めても、それは、ボウズでない人々の世界における、「あれ?お前、髪切った?」レベルのフランクさでもって扱われるだろうし、仮にスキンヘッドにしたところで、上司は、「髪型、変えたんだ~」ほどの無感動さしか示さないだろう。
最初からスキンヘッドだったりなんかしちゃった日には、割礼もしくは切腹でもしない限り、詫びを入れたことにはならんでしょう。
「代わりに下の毛を剃りました!」なんて言って証拠写真を見せたところで、上司がゲイか何かでない限り、クビですよ、クビ。
つまり、ボウズというのは、物理的にラクな反面、精神的には常に追い込まれている。
ボウズに、失敗や失態は許されない。
常に緊張感を持って、あらゆることにベストを尽くし、なおかつ勝利しなければならない。
そういった決意、悲壮感の顕れが、BOOWZという現象なのです。
この文章を書きながら、僕も心に誓いました。
忙しいからボウズ、という考えは捨てて、来年の4月までに髪を伸ばそう、と。
例えば我々ボウズは、責任をとることができない。誠意を見せることができない。
仕事か何かで大失態を犯してしまった場合。
髪の毛フサフサの部下が頭を丸めたとあれば、ハゲちゃびんの上司も、なんだか納得せざるをえないような気にさせられる。
しかし、もともとボウズだった人間が頭を丸めても、それは、ボウズでない人々の世界における、「あれ?お前、髪切った?」レベルのフランクさでもって扱われるだろうし、仮にスキンヘッドにしたところで、上司は、「髪型、変えたんだ~」ほどの無感動さしか示さないだろう。
最初からスキンヘッドだったりなんかしちゃった日には、割礼もしくは切腹でもしない限り、詫びを入れたことにはならんでしょう。
「代わりに下の毛を剃りました!」なんて言って証拠写真を見せたところで、上司がゲイか何かでない限り、クビですよ、クビ。
つまり、ボウズというのは、物理的にラクな反面、精神的には常に追い込まれている。
ボウズに、失敗や失態は許されない。
常に緊張感を持って、あらゆることにベストを尽くし、なおかつ勝利しなければならない。
そういった決意、悲壮感の顕れが、BOOWZという現象なのです。
この文章を書きながら、僕も心に誓いました。
忙しいからボウズ、という考えは捨てて、来年の4月までに髪を伸ばそう、と。
良い意味で。
ふふふ。
伸ばすのか。
ほっほ。
なので、髪を伸ばす予定は今のところないっすっす。はい。書いてることは大体、7割方ウソです。
まあでも、髪があるうちに「地毛でアフロになる」という奇特な体験をしてみたいのもやまやまなので、実際どうなってしまうのかはわかりますん。