175Rと130R

175Rと130Rの関係性を多角的に考察し、新しい日本のあり方を模索する。

テキトーな気持ちで日本の将来を憂いてみる

2004年12月18日 | Weblog
マックにて。
ものすごく太っている男性が、ひとり、ハンバーガーを貪り食っていた。
僕は思わず、「実験中ですか?」と、つっこんだ。(心の中で)

話題の映画『スーパーサイズ・ミー』は、「ハンバーガー食いまくったらどうなるんだろう?」と思い立ったアメリカ人映画監督が、自ら1ヶ月間、1日3食マクドナルドを食べることによって成立させてしまったドキュメンタリーであるらしい。

「であるらしい」というのは、映画がまだ日本で公開されていないからなのだが、
けっこう前から雑誌とかでは頻繁に取り上げられていたし、内容も大体わかっちゃってる。
わかっちゃってるからこそ、マックで太っている男性がバーガーをむさぼっている様を見て、『スーパーサイズ・ミー』を連想してしまったわけだが、

それにしても、マイケル・ムーアしかり、『スーパーサイズ・ミー』の監督モーガン・スパーロックしかり、アメリカにはブッ飛んだドキュメンタリスト(?)がいるものである。
ただブッ飛んでるだけじゃなく、しっかりとユーモアをおさえているところが憎い。
かと言って、テーマ自体は深刻そのもの。
政治の危機、食の危機、魔法使いのキキ。
もしかしたらアメリカ内部は、もはや笑わずにはいられないくらいに、深刻で危機的な状況なのかもしれない。

一方で、日本。
現時点においては少なくとも、まだ大丈夫そう。
総理大臣は相変わらず、薄笑いを浮かべながら、時に真顔で、呪文のような言葉をつぶやいている。
目の下のくまがヤバイ時なんかは、この人もウラで相当苦労してるんだろうなあと思うが、
まあでも、のらりくらりと世論をかわす余裕があるうちは、まだ大丈夫でしょう。

で、大丈夫でしょう、エヘヘ、僕たちの総理大臣、なかなか面白いね、オリックス・バッファローズって、変な名前だね、なんつってヘラヘラしているうちに、気付いたら、日本も、怒りと絶望とで笑わずにはいられないくらいに、深刻で危機的な状況になっているのではないだろうか。