タイトルからして意味深?
結構心理的にハラハラしたまま終始してしまう家族劇。
自分の死が近いことを伝える為に里帰りする34歳のルイ。ルイは劇作家として成功している。
12年ぶりに迎える母ナタリーは料理作りに精を出す。兄アントワーヌ、妹シュザンヌそして兄嫁カトリーヌは、ルイへの思いはそれぞれだ。
ルイの帰郷に歓迎的なのは女たち。兄はルイに嫉妬してるのか露骨に迷惑がっている。妻のカトリーヌへの対応も同じだから、そういう人物として描いたのだろうか?でもそれが彼ら家族の日常なことがわかる。
冷酷で刺々しい言葉をルイに投げかける。僕らさえ嫌悪感を覚える。もっと言えば最後までストレスを与えてくれる映画だ。
会話にならない家族団欒でアントワーヌの態度にシュザンヌもたまらず爆発する。これも日常なのだろうか?
ルイは追いやられるように、その夜帰ることになる。自分の里帰りの目的など論外だ。
舞台劇での激しい台詞が続く作品は初めてのような気がする。不条理劇でもない。論評のしようがない、詰まらないか面白いかがポイントだろうが決して楽しくなる映画ではない。
ルイに対する母のナタリーの眼差しには救われたような気もした。
互いに理解し愛し合うことの困難さを、表現したのか?僕には分からない。
69回カンヌ映画祭のグランプリ作品である。
結構心理的にハラハラしたまま終始してしまう家族劇。
自分の死が近いことを伝える為に里帰りする34歳のルイ。ルイは劇作家として成功している。
12年ぶりに迎える母ナタリーは料理作りに精を出す。兄アントワーヌ、妹シュザンヌそして兄嫁カトリーヌは、ルイへの思いはそれぞれだ。
ルイの帰郷に歓迎的なのは女たち。兄はルイに嫉妬してるのか露骨に迷惑がっている。妻のカトリーヌへの対応も同じだから、そういう人物として描いたのだろうか?でもそれが彼ら家族の日常なことがわかる。
冷酷で刺々しい言葉をルイに投げかける。僕らさえ嫌悪感を覚える。もっと言えば最後までストレスを与えてくれる映画だ。
会話にならない家族団欒でアントワーヌの態度にシュザンヌもたまらず爆発する。これも日常なのだろうか?
ルイは追いやられるように、その夜帰ることになる。自分の里帰りの目的など論外だ。
舞台劇での激しい台詞が続く作品は初めてのような気がする。不条理劇でもない。論評のしようがない、詰まらないか面白いかがポイントだろうが決して楽しくなる映画ではない。
ルイに対する母のナタリーの眼差しには救われたような気もした。
互いに理解し愛し合うことの困難さを、表現したのか?僕には分からない。
69回カンヌ映画祭のグランプリ作品である。