娘の下心と親心

大して撮らない割りにカメラ好き。
￥1000以下のオモチャから10万越えのコンパクトカメラまで数台保有。
そんなに持っててどうすんだ？なのだが・・・
それでも更に、やっぱりデジイチが欲しい！と思っていたら
とうとうキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!



やっぱりイイ子にしてればサンタさんが届けてくれるのさ。
・・・な訳もなく、季節はずれのサンタは娘に甘い父。

１年ほど前の帰省時、
「新機種出たら買い替えようかな・・・」ポツリとつぶやいたその一言
しっかと聞きましたぞ私は！
そしたら今の不要だな？ほ、欲しいーーーっ！
が冷静に「最近一眼も結構安いんだよねー。私もそのうち買おうかと思って」

いくら私よりリッチとはいえ、年金暮らしの親に
「欲しいなぁ～買って欲しいなぁ～」とおねだりなんてできませぬ。
けれど、以前友人が言ってたのですよ。
「欲しいなと思ってもキッカケがないと買えない事があるから
買えるように肩を押してあげる事も大切なんだよ」と。
下心いっぱいだから、ちょーっと心苦しいものの肩押してあげるつもりで
「買おうと思って」発言をしてみたのだ（苦笑）

「買い替えようかな・・・レンズだけ替えようかな・・・」
「買っちゃえば！？レンズも買っちゃえば？」
そんな話を帰省する度、メールするごとに繰り返していた結果
「おまえが欲しいみたいだから買い替えたよ」
おいおい・・・おまえが欲しそうだからって私のせい？？

「そんなぁー、私は自分で買うから良かったのにー」そう答えたものの
想定通りに事が運んだ事に、結果ニンマリどころか
私欲のため薦めた事に、かなり罪悪感を感じてしまい後味悪いったらない。
罪深き娘をお許しください！な気分で、この手は２度と使うまいと思うのだった。
逆に欲しいもの何でも買ってあげられるようにならないとねぇ。
後は父が「新機種に替えて良かったよー！レンズもいいぞー」と
満足してくれるのを祈るばかり。



そんな訳で、念願のデジイチが手元に届いたのだが
解っていたもののロゴがSONY。
なんでsonyはminolta名を残さなかったんだろう。
sonyはsonyにしたかったんだろうし、sonyは嫌いじゃないものの
sonyロゴのカメラって、どうもしっくりこない。
この点については父も同感らしく、妙な所にこだわる親子なのだ。

デザイン的には、NIKONが好みなのだが（赤のラインは嫌いだけど）
望遠レンズ付き、丸ごとタダでいただけたので文句は言えません。
どーせ私のウデじゃ、どこの使っても変わんないし。
しかし「嬉しいー！父様感謝してますっ♪」と喜んだのもつかの間
マニュアルの内容が多くて操作方法が記憶しきれません（ＴＴ）

宝の持ち腐れになると父が悲しみそうなので
頑張って覚えて使いこなさなくてはーーー