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笑う負け犬の生活

日常生活に関する超主観的な雑記

完治しました~

2005-04-15 | 病気の日々
今朝、退院後の再検査に行ってきました。
ご心配おかけしましたが、おかげさまで完治!です。

これまで特に自覚症状はなかったものの、やはり結果を聞くまでは緊張。
レントゲンの結果、異常なく経過良好との事で
ようやく入浴も運動も解禁となり、これで通院も終りました~!
痒くて仕方なかった、傷跡のテープもはがされようやく痒みからも解放。
切開部は自然に溶けてしまう糸で縫合されているので、抜糸もなく
後は普通の切り傷のように時間の経過とともに傷跡が消えるのを待つだけ。

過去ブログにも書いたように、もともと健康には結構気を使っていて
添加物等を極力摂取しないとか、ファストフードなどもできるだけ食べない
サプリメントなども補填摂取するなど、バランスの取れた食生活を心がけ
数年前からはできるだけ運動もするようにしていましたが、それでも
思いがけない病気にかかってしまう事があるのだなーと痛感いたしました。

今回は幸いそれほど重病ではなかったものの、生きている以上
いつどんな病気になるかわからない。
これから年を重ねるにつれ更に病気にかかりやすくもなる訳で
今後もできる限り健康には気をつけていこうと思います。

皆さんも健康状態にはくれぐれもお気をつけくださいませ~!

傷跡

2005-04-12 | 病気の日々
今日は気温も少し下がり肌寒い。花冷えなのかな~

桜はかなり散りはじめ葉も目立つようになり、昨日の雨で今朝は花びらの絨毯が
できていました。雨に濡れ地面に張り付いた花びらはキレイだけどもの悲しい。

さて、おそらく順調に回復していると思われるカラダ。
今回の内視鏡手術で身体の側面、脇の下に3箇所1cm程度の切開が行われた。
最初は痛みがあったものの、触らなければ痛みを感じなくなってきた。
そしてまたしても傷に貼ってあるテープが痒くなってきた。
もうひとつ、こればっかりは女性にしかわからない事なんだけれど
下着がちょうど傷に当たって痛い(苦笑)これは予測外の事だった。
位置をずらしてみるんだけど、2つの傷がある高さがあまり変わらないので
必ずどっちか当たってしまう。うーーー
もっと立派な胸だったら、いっそノーブラでとも思うのだけどそうもいかない(泣)
悲しい・・・

まるで豊胸手術をしたかのような位置(よく知らないけど>笑)に傷が残りそう。
それならついでに胸に脂肪注入でもして欲しかったよ。。。
あ・・・でも片側だけ巨乳ってのも怖いか~(笑)
元気になったからこそ、こんなくだらない事を思ったりする今日この頃。

ま、もうしばらくの我慢我慢。


改めて気づいたこと

2005-04-11 | 病気の日々
1週間ぶりの出勤。
電車混んでなければいいのになぁ~と思いつつ駅へ向かうと
今朝の地震の影響でダイヤは乱れ各駅停車のみ!
通勤時間がちょっと遅いせいか、混雑はそれほどでもない。良かった~
が、元々かなりの低血圧なのに、この所寝ている事が多かったせいか
あと半分くらいのところで段々立っているのが辛くなってきた。
それでも貧血起すにはいたらず到着~。今夜はレバーでも煮て食べよう!

毎年、夏に旅行のため土日ではさんで10日あまり休暇を取るのだけど
その時の10日はあっという間に過ぎるのに、今回は2週間位休んだ感じ。
手術前にも土日あわせて4日ほど休んだからなのかなぁ・・・?
たぶん楽しい時間は早く感じるけど、そうじゃない場合はって事なんでしょう。
仕事は予想通りそれほど滞っていないので、少しのんびりペースで処理。
しばらくは無理せずやればいいさー。

仕事関係の方から、職場に何通かお見舞いメールが入っていた。
今回のような事というのは心配をかけるだけなので、仕事関係を除いては
どうしても連絡しておきたい、おかなければいけない人にのみ連絡をした。

近くに住んでいる友人Oちゃんには、病院が近かった事もあって
迷惑をかけるのを承知でいろいろお願いしてしまった。
元気な時や風邪で寝込んだとか怪我した程度の時には、同居人のいない
淋しさや不便さというのはあまり感じた事もなかったけれど
今回、聞いた事もなかった病気だったり初めての手術だったせいか
心細さや不安もあったり、入院時の不便さというのを感じた。
Oちゃんは忙しい中、手術当日も半日立ち会い、地理的に不慣れな母や
イトコの対応をしてくれたり、退院時に迎えに来てくれたりと
細々と気遣って面倒を見てくれた。おかげでとても助かった。
彼女には迷惑をかけたけれど、近くに住んでいて本当に良かったと思った。
そして側にいて気遣ってくれる人がいるという事のありがたさを感じた。

仕事関係でもあり、個人的にも親しくしているご近所に住む税理士さんも
決算時期で忙しい中、お見舞いに来てくれたのだけれど
手術後は辛いだろうからと、入院早々に「あったらいいかなって思うものを
細々ね・・・」って、ティーバッグやふりかけ、TV番組ガイドなどを
持ってきて下さって、それらがちょうど欲しかったものばかり。
ブログを読み「大丈夫?何か手伝いに行こうか?」とメールをくれた友人Yちゃん。
「Oちゃんに頼んだから大丈夫。ありがとー」と連絡しておいたら
退院後に宅急便でおいしいパンがどっさり届く。
買い物に行かなくても食事に困らないようにという心遣いでしょう。

感謝の気持ちとともに、友人達それぞれの痒いところに手が届くというか
相手の立場に立った細やかな配慮とでもいうのか
そういう気遣いの感じられるお見舞いの仕方がとても勉強になり
自分が逆の立場になった時には、是非こうありたいと思った。

友人をはじめとする周りの人の思い遣りや気遣いのありがたさ。
自分はこういう人達にささえられているんだなという事を実感した今回の出来事。
本当にありがたく、深謝しています。

退院までを振り返る

2005-04-10 | 病気の日々
いいお天気で桜も満開。風が強いので少し散り始めましたね~
花粉も飛んでいるとは思うけれど、せっかく桜に間に合うよう退院できたので
気分転換もかねて、お隣の公園まで花見がてら散歩に行きました。
モチロン花見酒はナシー!!

おかげさまで傷跡のツッパリ感や痛みもほとんどなくなりましたが
花粉症のせいか、夜になって時々息苦しさを感じるとフッと
「まさか、まだどこかから漏れてる?」と不安になり、パニック起こしそうに
なったりしますが「大丈夫、大丈夫~」と自分に言い聞かせ深呼吸♪
明日は仕事に行きます~。

・・・・・・・・・・・・・
それにしても手術って痛いんですねぇ~
もっと大きな手術をされた方もいらっしゃるでしょうから、私のなんて
大したことない方なんだと思うのですが、入院も手術ももう懲り懲りですー。
初体験の手術から退院までを振り返るとこんな感じでした・・・

手術は、私の前に別の手術があり、開始時間が確定できないという事で
読書をしたりうたた寝をしているうちに看護士さんが迎えに来てくれた。
麻酔は意識がなくなるという不安から、かかる寸前にパニックする事があり
事前にその旨申告していたけれど、事前に説明に来て下さった手術担当の
看護士さんが側についていてくれたせいか、最初のうちは割と落ち着いてた。
「じゃあ麻酔かけますよ・・・」
酸素マスクが苦手なのではずしてもらい、看護士さんの指をぎゅっと握った。
そんなに大きな手術ではないのだろうけれど初めての手術。
今頃になり、もしも何か非常事態になりこのまま2度と目が覚めなかったら・・・?
会っておきたかった人もいたのになぁ・・・
朦朧としはじめる意識の中でそんな事を考えているうちに意識がなくなった。

ザワザワ・・・「miuxさん・・・」
ん・・・?
「miuxさん・・・終わりましたよー」
名前呼ばれている?
ん・・・?痛い~~~!
「もう終わったよ、大丈夫だからねー」誰かが言っている。
ただただ激痛と意志とは裏腹に動かない身体。返事をしたいけど口も開かない。
生還した感激なんてありゃしない。
い、痛いよぉ~(ToT)あまりの痛さのせいか何なのか涙がとめどなく溢れてくる。
しばらくすると、先生の顔がチラッと見えた。
なぜか結果を聞かなくちゃ!と思い口を開けるのだけど声が出ない。
必死の思いで「先生上手く・・・いきましたか?」それだけ言えた。(つもり)
「うん。大丈夫だよ。」カッコイイ担当医はニッコリ笑ってくれたようですが
さすがにトキメク余裕もありませんでした(苦笑)

手術直後って、痛み止めか何かで痛くないのかと思っていたのだけれど
あまりの痛さに「うぅ~ん、ふぅ~ん・・・」思わず怪しいうなり声が出てしまう。
気付くと病室に戻っていたが、時間の感覚も移動経路も全く覚えていない。
母、従妹、友人が「帰るねー」と言ったのだけはわかるけどうなずくのがやっと。
手術時間そのものは1時間半~2時間と言われていたけれど、待機時間もあり
長時間待っていてくれた3人にありがとうと言いたいのに言葉も出なかった。
何時間後か解らないけれど看護士さんにお願いして、痛み止めを飲んだけれど
それでも痛みは治まらず、夜中に点滴注射をしてもらいようやく少し眠れた。

翌朝、目が覚めると看護士さんが食事を食べさせてくれた。
身体が痛くて身動きもできない。
しばらくすると先生が来て、「早く自分で起きて歩いて下さいね。
痛いって寝ていると寝たきりになっちゃうから、看護士さん、もう1人でトイレ
行けるようにしてあげてね」そう言われた。
あ、歩けとー?1人で起き上がる事もできないのに?鬼だよ先生・・・
が、痛いのを我慢してできるだけ起き上がっているようにしたら
午後には起き上がるのもそれほど辛くはなくなった。
点滴やら、身体に繋がっていた数本のチューブも順番にはずされ
翌日朝レントゲン撮影をした結果、経過良好という事で退院を言い渡された。

実家へ「今日退院するからー」と電話すると、両親はかなり驚いていましたが
本人もかなりビックリしてますから。
確かに最短スケジュールは聞いていたものの、手術した翌々日退院だったので
いくら内視鏡手術で大きく切ってはいないとはいえ、一応手術だし
あんなに痛かったのにもう退院?
でも、不思議と退院の日にはもうそれほど患部の痛みもなかった。
咳やクシャミをすると痛いものの、後は傷に触らなければ痛みもほとんどない。
医療技術がそれだけ凄いって事なんでしょうかねぇ~

・・・・・・・・・
期待されていた方には申し訳ありませんが、
残念ながら、ホラー的なネタは何ひとつございません。
・・・・・・・・・

こんな感じで、まだ1週間経ってもいないのにほぼ普通に生活できています。
が!今回も短期間の入院だったため、短くて良かったと思う反面
加入の医療保険はほとんど役に立ちそうもなく、保険の意味ないじゃ~ん!
来月ごっそりカードから引き落とされます。トホホ(T_T)
ま、ちゃんと意識も戻り(笑)元気になれたんだものお金にはかえられませーん♪


退院しました。

2005-04-08 | 病気の日々
おかげさまで先日無事退院しました!
もともとお家大好きなので、帰ってこれてホッ。。。
やっぱり自分の家が落ち着く~♪
満開の桜にも間に合い、お見舞いにいただいた和菓子などほおばり
ご満悦なワタクシでございます(笑)

皆様、あたたかい励ましコメントをありがとうございました。
この場にてコメントのお礼とさせていただきます。

いやー、一週間にも満たない入院生活ではありましたが退屈でした。
特に手術前の2日間は、手術の段取りなどの説明だけなので
それ以外はTVを見たり読書をしたりしていたのですが
すぐに飽きてしまい、途中ベッドの中でこっそり携帯メールしたり(苦笑)
1日のスケジュールは
07:00 「おはようございます」のアナウンス~検温
08:00  朝食
12:00  昼食
18:00  夕食
21:00  消灯
こんな規則正しい生活はした事がないですから、もちろん21:00になんて
寝られず毎晩、ロビーで眠くなるまで読書をしていました。
食事は、病院にしては結構おいしい方なのだと思うのですが
慣れない味のせいか、片付け仕事のように食べていました。

手術は無事終わり、担当医曰く「CTでは見えなかったけれど、
もうひとつ袋ができていて、それも取れたから手術して良かったね」
つまり、先日簡易的に空気を抜く処置をしていたけれど、あれで治っていれば
いずれもうひとつの袋が破れまた穴が開く可能性大だったらしい。
身体に数箇所傷はついてしまったし痛かったけれど、一気に終わって
しまって良かった。

説明を受けていた最短コースでの退院となり、その気になれば
翌日から仕事に行けそうなくらい元気ではありましたが
消化しきれない有給休暇もあるので、今週一杯は仕事を休むことにし
自宅でのんびり過ごしております。
昨日は予約してあった歯医者へ行ったり、普通に買い物行ってご飯作って
お風呂に入れない(シャワー可)以外は全く普通に生活しています。


病院から帰宅してみたら・・・
留守の間に相当数の留守電が入ったのか、留守番機能が壊れていて
内容は聞けなくなってしまったし
一番ヒヤッとしたのは、何と玄関の鍵が開いていた!!!
かあさーん、鍵はちゃんとかけて帰ってよぉ~(泣)
防犯対策につけている補助鍵が上手くかけられず、そっちに
気をとられたのか、かけたのを忘れあけてしまったのか・・・
何もなかったので良かったけれど、これで帰ってきたら泥棒に
入られていたなんて事があったら茫然自失状態だった事でしょう。
そんな予定外の事もありましたが、ともかく今のところ経過は良好。
後は来週の再検査で異常がなければこれで終わりとの事。
ようやく普通の生活に戻れます。


さっき、皆さんのところをさくさくっと見てまいりましたが
新年度になり職場環境が変わったり、急に暖かくなったりと季節の変わり目のせいか
体調崩されている方が多いようですが、どうぞお大事になさってください。
そして・・・おかしいな?と思ったらちゃんと病院で診て貰ってくださいね!

残念ながら・・・

2005-04-01 | 病気の日々
皆様から暖かい励まし、お祈りをいただいておりましたが
本日検査の結果、やはり手術が決定してしまいました。
が!手術と言っても内視鏡手術で、そんな大した事でもなさそうなので
本人いたってケロッとしております。

できれば親には心配かけたくないので、連絡せずに手術しようかと思いきや
ドクターに「一応手術ですから、近親者のどなたか来て貰って下さい」
そう言われ、しぶしぶ実家に電話したところ
母は「あら、そうなのー。で、いつどこへ行けばいいの~?」
なんだか軽く旅行気分な返事・・・
いったん切って再度かけ直したら今度は父が出て
「おう!大変だったなぁ~。で母さんはどうすればいいんだー?」
こちらも妙に軽いノリ・・・
「ごめんねー。心配かけるの嫌だったから黙って手術しようと思ったんだけど
先生にダメって言われちゃって・・・」
「その病院大丈夫なのか?(笑)内視鏡手術ですぐ退院できるんだろ?
そんな程度じゃ心配しないさー。あっはっは・・・」
なんだよぉーーーー、心配かけちゃいけないって心配してたのに(苦笑)

そんな訳で急ではありますが、明日より入院致しますので
ブログも退院までの数日お休みさせていただきますm(__)m
しばらく更新できないんだなぁ・・・寂しい。
順調に回復すれば、来週末には更新できるかと思いますので
その際にはまた遊びに来てくださいませ!

新年度も始まり、皆さんも仕事に歓迎会にといろいろお忙しいと思いますが
くれぐれも体調崩さないように気をつけてくださいね~!


桜が散る前に退院して快気祝いの花見酒飲むぞーーーー!

完全復活ならず

2005-03-30 | 病気の日々
病院へ検査に行った。

退院後、特に容態が悪くなった事もなかったけれど、咳き込んだり
身体を動かす時、胸の箱から「シュ~ッ」とまるでダースベイダーのような
空気が漏れる音がしているのが少々気になると言えば気になる。
が、経過が良ければチューブをはずしてもらえるかもーと、期待半分
ドキドキしつつレントゲン室へ・・・

レントゲンを前に先生は「後少しなんですけどねぇ~。ココまでこうね
肺がいっぱいに膨らんでいれば、チューブはずしてあげたいんだけれど
うーん、後2日様子見ましょう。もう少し我慢してくださいね。
担当医の判断にもよるけれど、100%膨らんでいなくても、空気が漏れない
ようならチューブはずすかもしれないし、やっぱりこのままじゃ回復が
見込めないとなれば手術かもしれない。とにかく次回まで様子見ましょう。」

金曜日には取れますよーに・・・・
とにかく接着テープが痒くてたまらないーーー(T_T)




その時思った事

2005-03-29 | 病気の日々
今回病気が発覚し、診断書をもって大きな病院へ再診のため移動。
電車に乗っていたのは40分か45分位なのに、時間が経過するのが
なぜかとても遅く長く感じた。何時間も電車に乗っていた気がする。

最初のうちは、入院になった場合抱えている仕事のうち、これだけは
誰かにやって貰わないといけないというような仕事のメモを取っていた。
それが一通り終わると、ふっと「もしも気胸だけでなく肺ガンか何か併発
していたら?命に係わる状態だったらどうしようか・・・?」
ぼんやりそんな事を考え始めた。

最初に思ったのは
まいったなぁ~、やっぱりガン保険入っておけば良かったな。
親には言わないとダメかなぁ・・・

その次に思ったのは、やっておきたい事。
余命がどの位なのかをまず確認して、それによってはしばらくバリ島へ行こう。
そこで海を眺めしばらくのんびりしたい。

他に何かやり残した事、やっておきたい事ってあったかな?
もしもこのまま即刻入院となったら、友達に頼んで親には絶対見られたくない
いくつかのものを処分して貰わないといけないな~(苦笑)
イザという時には、バリの海へ散骨してくれるよう、もう1度ちゃんと
頼まないといけないな~

後は・・・?もっと他に何かやっておきたい事なかったっけ?
結局何も思いつかなかった。

正直言って、できれば1度くらい好きな人と暮らしてみたかったとか
できれば子供を産んで育てて見てみたかったような気がするとか
できれば夜桜のハラハラ舞い散る花の下、好きな人に抱きかかえられ
静かに眠るように逝きたいなとか・・・(苦笑)
そういった、現時点では実現不可能な「したかった事」はあったりするのだけれど
他には何も思いつかなかった。

本当にその事実を告げられたら、頭は真っ白になるだろうし
もっと違う事を考えるのかもしれない。
でも、いくら考えても「できるだけ痛かったり苦しみたくないな」それだけだった。
少しだけホッとした。
やりたい事はやっている、やり残した事はないという事だと思ったから。
幸い今回は、生命に係わる事態ではなかったけれど、その日はいつやってくるか
わからない。これからもできる限り悔いのないよう生きていこうと思った。


とりあえず・・・ガン保険を検討し、マズイものは処分しとかないとな(笑)



お気楽な治療~退院

2005-03-28 | 病気の日々
「どうしてこんなに近親者を呼べって言うんだろう・・・?」

私は、先の病院で自分の病状について若干の説明を受けていたので
病状にさほど不安は感じていなかったのだけれど、執拗に近親者を呼べと
言われると「まさか、聞いていた以外の重い病気の可能性が・・・?」
パニックはしないものの、さすがに少し動揺し不安になってくる。
が、そんな気持ちを抑え冷静に聞いてみた。
「親は遠くにいるので、緊急を要する事態でなければ心配かけたくないので
呼びたくないんですけど。連絡しないとマズイ状態なのですか?」
すると「あ~そう、遠いんじゃ仕方ないわね・・・。
手術になるかもしれないからできれば来ていただいた方がいいけど。
じゃあ連絡先だけでいいです。」
「・・・・・・。」
看護士さんからすれば、いつもの段取り通りで他意はなかったんでしょうが
だったら最初から「手術の可能性があるから、近親者がこれるか?」
そう言ってくれればいいのに・・・・。
TVで告知のシーンを見ているから余計な事まで考えてしまうでしょーがー。
ただでさえ訳わかんない病気なんだし、おどかさないでよぉおおおお~(TT)

治療室の中、担当の看護士さんはテキパキ動いているものの
見えない位置にいる看護士さんや医師は笑いながら雑談している。
ドラマERや救命病棟24時の緊迫した雰囲気とはえらい違いだ。
もっとも私が一刻を争うような症状じゃないからかもしれないけれど・・・
そのうちようやくドクターが登場。
終始なごやかーな雰囲気のまま、病状説明、治療方法の選択について説明された。
「チューブ通してからですが、今夜はできれば入院した方がいいけど
家へ帰って様子みますか?あ、、、ところでベッド空いてたかな~?」
「入院・・・いつまでですか?」
「うーん、明日の経過見ないとわからないねぇー。いったん帰って明日また
レントゲン検査に来てもいいけど、夜中に呼吸が苦しくなったりすると怖いでしょ?
できれば入院した方がいいですよ。とりあえず1晩だけベッド空いてたし
着替え持ってきてくれる人いなければいったん取りに帰ってもいいから。
ただしタクシーでの行き帰りという条件付だからね!どうしますか?」
そうだよなー、夜中に苦しくなったらもっと怖いしーと思い「入院します・・・」
「うん。その方がいいね。一人暮らしじゃ朝、冷たくなってたら困るしね~(笑)」
先生~笑いごとじゃないですぅううう~それ、怖いですってばぁ~(泣)

手術室に移る事もなくおもむろに顔までカバーかけられ「え?このまま始めるの?」
「じゃ、始めますか。局部麻酔打ちますよ。ちょっとチクッとしますからね~」
その後かなり圧迫感のある痛みがあったものの、あっという間に私の胸には
チューブが通されていた。(実際には箱でカバーされていて見えない)
なんだか前日の歯医者の虫歯治療と大して変わらないような。こんなもんですか?
でも結構痛い。胸も背中も痛くなってきた。
「背中が痛いのは肺がふくらんできた証拠だから良いですよ。消灯時間までに
食事も済ませて戻ってきてくださいね。異変があったらすぐ電話くださいね。」

息苦しい痛みを我慢しつつ家へ帰り、急いでつまみ食いしつつ、着替え等々の
準備をし、仕事の電話をかけまくってから、家を出ると雨・・・・(ーー;)
ふぇ~っ、まずい~タクシー待ち行列だよーーー!
待っていたら消灯時間に間に合わないので、電車に乗り大慌てで病院へ戻る。
立ってるのもシンドイ。やっぱり戻らず売店で全て買えば良かったかなぁ~
一人暮らしってこういう時不便だわ。こういう事があって初めて解る事もある。

泊まった部屋は6人部屋だったけれど、消灯後同室の人がやたら出入りする。
点滴ガラガラ引きずって出て行く、戻る、看護士さんが来る、高いびきの人、
トイレをしている人、咳き込い続ける人、TVつける人、寝言・・・・・・
ウトウトするたびにこのいずれかで起こされてしまい・・・またウトウト
背中痛いなー、痛み止め欲しいなぁ・・・ガラガシャガシャーン!
凄い音で目が覚める。何事~?まだ5時なのにブラインド上げないでよぉ(泣)
ほとんどまともに眠れなかった。とほほ・・・
何かあった時の事を思えば安心だったけど、安眠とはほど遠かった。
早くお家へ帰りたい~。

検温し、朝ご飯を食べ、ウトウトしているとレントゲンを撮るよう言われた。
しばらく後先生が来て「肺がふくらんできたからとりあえず退院していいですよ。
このチューブのままで上手くふくらめばいいし、ダメだったら手術しましょ。
来週また検査に来てくださいね。」
めでたく一晩で退院する事ができ、自宅で安静にしていればいい事になった。
よかった~、これでゆっくり眠れるーーーー!おいしいご飯も食べられるー!
そんな訳で慌しい1泊入院は終わったのだった。
よかったけど・・・・けど、私の保険1泊入院は保険金おりないんだよなぁ(無念)

後は再検査で、経過良好、手術不要を祈るばかりなりぃ~。

病気発覚~穴が開く?

2005-03-27 | 病気の日々
お見舞いコメントありがとうございましたm(__)m
また、コメントいただいていたのになかなか返信できずすみませんでした。

今のところ、息苦しさもなく痛みも少なくなってきて元気です。
唯一困るのが、痒みでしょうか(笑)
チューブを保護、固定するためのテープが痒いのなんのって・・・
かぶれやすいからとお願いし、特殊なテープを使ってもらったのですが
それでも痒い~!早くはずして欲しい~~~

それにしてもびっくりしました。まさかクシャミして肺に穴が空くなんて!
駅へ向かって歩いている途中、鼻がムズムズして「はっくしょ~ん!」
クシャミをしたその瞬間、胸に激痛が!
これまで感じた事のない強い痛みで、思わず立ち止まって胸を押さえたものの
脇から胸の辺りがツッたような痛みだったので、クシャミした拍子に
ツッたのかなぁ?と思った。少し胸が圧迫されるような感覚もあったけれど
そのまま駅へ向かい、電車に乗って出勤。
1日普通に仕事をして夜は歌まで歌ってた(笑)
寝る頃、肺からおかしな音が聴こえてくるので、気持ち悪いなぁと思いつつ眠った。
翌日も普通に出勤したけれど、やはり肺から聴こえる変な音が気になったので
近所の病院へ行くと、レントゲンの結果気胸とわかった。

やっぱりそうか・・・
実は昨日何かおかしいなと思ってネットで少し調べていたのだ。
素人だから確たる自信はなかったけれど、症状が似ているなーと思っていた。
医者曰く、「ヤセ形、長身の若い男性が発症する事が多く女性には少ないんですが
あなたの体型ならあるかもしれませんね」
まあ確かに男性とさほど変わらない凹凸の少ないスレンダー体型ですからねぇ(苦笑)
とにかく病院へ来て良かったと思うと同時に、ガンじゃなくて良かったと思った。

紹介状とレントゲンを渡され、至急手術の出来る大きな病院へ行くよう言われた。
とりあえず会社へ戻り、思いつく限りの仕事の段取り電話を済ませ、病院へ。
すでに外来診療の時間を過ぎてしまったので救急外来へ行くように言われた。
ドラマERや救命病棟を見ていたので「ふーん、ここがERか~」呑気に観察(苦笑)
しかし呑気でいられたのもここまでだった。

私のレントゲンをライトテーブルにとめて一瞥した看護士さんが血圧を測りながら
看「ご家族の方は外で待ってらっしゃるの?」
私「いえ、一人で来たんですけど・・・」
看「え?一人で来たの?近親者の方どなたか来れないかしら?」
私「一人暮らしなので・・・」
看「近親者の方に連絡して来て貰えない?」
私「・・・・・(ナニカモンダイアルノ?)」

(つづく)