Live日記(仮)

音楽などにまつわること
(自分のメモということで、ご容赦ください。
かなり後で書いている上に、追記・変更してます。)

新編 銀河鉄道の夜

2010年11月15日 | 
宮沢賢治

表題作他収録

この日辺り読了

宮澤賢治は教科書で『注文の多い料理店』を
読んだくらい

キャラメルの『南十字星駅で』で
主人公の孫娘が『銀河鉄道の夜』を
上演するというくだりがあったので
読んでみようと思った。

「数字空白」とか「一字不明」とか
数ページないとか、ちょいちょいあって
手書きの時代は編集も大変だったんだなぁ

全体に、ゴロというか
言葉のリズムがおもしろい。

斜に構えて読んじゃったせいかもしれないけど
私にはピンとこないけど
研究者もたくさんいて
多くの人を魅了してるわけだから
みんなこれが心に刺さるわけだよなぁ。

『銀河鉄道の夜』
アニメで猫が擬人化されてる図と
少年2人が銀河鉄道で旅する
くらいの認識しかなく、どんな話かまったく知らなかった
こんな話だったんだ~
・・・夢オチ・・・
これを演劇でやるって、場面転換とか
なかなか難しいよなぁ
人間ではなく、猫にして正解かも
(イメージが限定されないという点で)

最後の『ビジテリアン大祭』が
「麦を牛の餌にしてその牛を食べるより
麦をそのまま人間が食べた方が
多くの人間の食糧になる」というような
現代言われてる環境問題は
この頃から言われてたんだ
などと、私にとっては一番
身近というかリアルというか
興味を持って読めた。


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