Live日記(仮)

音楽などにまつわること
(自分のメモということで、ご容赦ください。
かなり後で書いている上に、追記・変更してます。)

シラノ・ド・ベルジュラック

2010年09月30日 | 演劇
演劇集団キャラメルボックス
成井豊の世界名作劇場
俳優座劇場

このシリーズはずっとシェイクスピアなのかと思ったら
違った。
昔『有閑倶楽部』でこれを上演するという話があったので(古っ)
タイトルだけは知ってた。

2列目。近っ
今までで一番近い。
汗や阿部君のしゃべる時の唾まで見えた

男性1人のお客さんがいつもより多い気がする。
阿部哲子さんファンだろうか?
チェックタイムに
取り出してやらないから、両隣の男性達に
「全員やるんですよ」と
言いたくなっちゃった(笑)

役者達がお芝居を観に来たお客さんを模して
雛壇に集まってくる。
石原君が岡内ちゃんに帽子を渡している。
『また逢おうと~』だな
こういう小ネタが分かるようになってうれしい
でもまだ分からないネタもあるんだろうな

林&森(?)の若手女の子2人組
ピンクレディ風の振付を交えつつ前説。

そのまま役者達の名前を読み上げ
1人1人台本を手渡していく。
最後、阿部君には木箱に入ったつけ鼻。
それが「お前がシラノをやるんだ」という宣告のよう。

最初、セリフが長いというか聞き取りづらいというか
今まで観たシェイクスピア2作同様
やっぱり西洋の古典は分かりづらいな~
思ったけど、すぐ慣れた
(シェイクスピアの片方(ペリクリーズ)と今回は
キャラメルだから他の劇団よりも分かりやすくしてある
のかもしれないけど)

今回は若手中心ということで
考えてみたら石原君が最年長
風刺詩人・人妻に近づく騎士等
やはりちゃらんぽらんだったり色男の役
でもなぜか戦場ではオカマ風

「兄のように思われていて
告白しようとしたら逆に恋愛相談されちゃって告白できない」って
『アイスクリームシンドローム』じゃん

ロクサーヌは小悪魔だよな~と思ったり
でも戦場に乗り込んでいったり、大胆で強い
確かに阿部さんは美しかった

ロクサーヌはクリスチャンに素晴らしい言葉を求めるけど
言葉ってそんなに必要だろうか?
「愛してる」の一言でいいんじゃないか?
でも言葉で表現しないと仕方ないものだろうか?

「俺自身を愛してほしい」というクリスチャンの叫びは
もっともだ。
でも魂を愛されていると満足しようとするシラノも
十分じゃない。
「外見じゃない」とはいえ
やはり心と身体は切り離せないのではないか?
(「身体は関係ない」ラブストーリーは
古今東西多数あり、感動してきたけど)

ド・ギッシュも、十数年もロクサーヌを訪ね続けるなんて
結構いいやつじゃん

最後、特に死にゆく場面など
全体に阿部君の気迫が感じられた

岡内ちゃんの男役も新鮮だった

カーテンコールで小多田君が放心したような表情だった

今回は使用曲リストがない?
(今まで、キャラメルでよく使われるアーティストの曲を
聴こうと思いつつ、まったく聴いてないけど
今回はいつもと曲の雰囲気が違った気がする。
まぁ古典だから?
でもどんな曲だったか・どう違うかは
もう覚えてない




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