「国宝」を観てきました。
任侠の一門に生まれた喜久雄は15歳の時に抗争で父を亡くし、天涯孤独となってしまう。
喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は彼を引き取り、喜久雄は思いがけず歌舞伎の世界へ飛び込むことに。
喜久雄は半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げていく。
そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく揺るがされる
歌舞伎役者を見事に演じ切った吉沢亮と横浜流星の演技が素晴らしい!!
尋常ではない努力をされたのが観ていて感じ取れます。
極道一家の息子に生まれ、歌舞伎の世界に入る喜久雄と、歌舞伎一家のサラブレッドの俊介。
芸をいくら磨いても、血縁という強固な絆とお守りには勝てないと思う喜久雄と、その血によって苦しむ俊介。
2人の立場の違う若者が、芸を極めるために、もがき苦しみ、執着し、追い求める。
重厚な人間ドラマと圧倒的な映像美! 3時間があっという間でした!
是非、映画館で観て頂きたい!!