先日書いたブログ。今週は似たような状況の新患者を連発で受け入れている。
土地高騰化。そして物価高。それを抑えるために金利の引き上げ。賃貸の方々の賃貸料の値上げは規則で守られていますが、改築するから、子供が帰ってくるから、と大家から追い出される人は多い(改築での契約破棄も守られていますが、それを知らずにハイハイと泣き寝入りする人が多い)。そのおかげで安い賃貸料を求めて都市部から外へ外へと人は移動する。そして移動先でかかりつけ医もしくはNPが見つからない。これもよくあるパターン。
見つからないのはかかりつけ医の数不足ももちろん、受け入れる側が患者を選り好みするから。断られる理由
高齢、障害者、慢性疼痛、精神科系疾患、薬物依存
今回の理由は新しかった。コロナのワクチンをしていないから。
受け入れの待ちリストで一年待って、初診の日に受付で拒否される。
なんともまあ!
医師不足、かかりつけ医が増えるように魅力的な報酬制度を!と躍起になっている裏でこれですよ。診察が簡単な人ばかり求める割にはもっと払えとお金を請求しているような。医師会の会議で出てくる言葉も最近は聞いていて正直うんざりします。足が遠のきそう。
医師の新しい給与制度が始まりました。7000人いる医師のうち登録したのはたった1000人の14.2%!
まあ、10%を超えただけでも良しと州は受け止めいるようですが。確実に世代交代を見込んでのことでしょう。ベイビーブーマーが次々退職していくから、その人たちは今更プラクティスのスタイルを変えるわけないからね。
分け隔てなく患者を診る医師が増える事を願って、、、、
冒頭写真: 拡大してみてください。グリーンハウスです。12月の大雪で潰れてしまった。土地も大きいカナダではグリーンハウスもでっかい。物凄い損失だろうな、と通勤中にいつも思っていた。渋滞で車が動かなかったので写真を。カナダと言えどもBC州は温暖な方で山は雪でも平地は雨の冬。大雪はとても珍しい状況でした。日本も記録的な寒波。同じような被害に遭われた農家も多いのでは?