

2日目は1日目の夜から降り出した雪で、一面真っ白。
参加者の皆さんもこの変わりように驚き、そしてキレイな雪景色を喜ばれてました。
工芸館前も1日目には全くなかった雪が、一晩でご覧のとおりに。







さて、2日目もざる作りです。
2日目はザルのふちを仕上げます。
編み方を講師から教えてもらい、自分たちで編みます、編みます、ひたすら編みます。
最後は時間がなくなり講師の助けを得て完成させた人も数名いましたが、ぶじにマタタビそばザルを完成させました。



皆さんが作ったのはそばザルなんで、ご自身で作ったザルにおそばを盛って食べてもらおうと、昼食はおそばに。
しかも、皆さんがザルを作っているその場でそばを打ってもらいました。
そば打ちはログハウスどんぐりの店主 海老名健さんが行いました。





食べる前には五十嵐光栄さんによる“そば口上”も。
そば口上をやるなんて実は私も知らなく、光栄さんならではのサプライズでした。
おそばの味はというと、大好評!
三島町産の新そばの挽きたて、打ちたて、茹でたてですもんマズイはずがない。
そして苦労して自分で作ったザルに盛って食べたおそばだから、いっそう美味しかったのでないでしょうか。

皆さんの感想を一部ご紹介します。
◆参加者
・製品しか見たことなく、自分で出来るのか不安があったけど、親切に教えていただきありがとうございました。
・できの悪い私でしたが、ありがとうございました。感謝でいっぱいです。
・とても楽しく充実した2日間でした。雪のおまけもついて最高でした。
・身近にあるマタタビという植物がこんなに細工で利用されているなんて素晴らしいと思いました。
・手先は器用な方だと思ってましたが、間違えて何度も編み直しました。自分の欠点にも気がついた体験でした。
・先生たちのご指導のおかげで無事に出来上がり嬉しく思ってます。また機会がありましたら参加したいです。
・少人数ですごく丁寧に教えていただきありがとうございます。これからは山を歩いてマタタビを探すところから始めたいと思います。
・マタタビっていうと猫しか想像しないけど、そばザルが出来るなんて考えてもなかったです。次回は桐の花が咲く三島に来たいと思います。
・思ってたよりずっとハードだったんですけれど、力をいっぱい借りて完成することが出来て嬉しいです。
・昨日バスで会ったときは赤の他人様だったけど、たった1泊の体験ツアーでこんなに楽しく皆さんと過ごせたことを嬉しく思ってます。
◆講師
・初めてにしては皆さん良い塩梅に仕上がったと思います。また三島に来てください
・私達も皆さんとの物づくりを楽しませてもらいました。また色んなかたちで皆さんと一緒に体験したいと思いますのでまた三島に来てください。

今年度第4回目の体験ツアーはこんなかんじでした。
今までのツアーは参加者も町民も一緒に田植えしたり、食事をつくったり、味噌をつくったりと、自然と交流ができる内容でした。
しかし今回はマタタビとの一対一の勝負のため、このツアーで大事にしている“ふれあい”が薄くなっちゃうかなと実は心配してました。
なんかシーンと暗い雰囲気になってしまったら、途中でしかけでもしないとダメかなとも。
でも実際はそんな心配はご無用で、講師から教えてもらったことをもとに参加者同士で確認しあったり、夜もにぎやかな交流会でした。
参加者からはこのような企画をまたやってほしいという声を聞けて、私も嬉しく思ってます。
来年3月のツアー内容はある程度決まってますが、編み組ではなく。。。
編み組関係でのツアー、、、何やりましょうね。
考えます。
明日は動画をアップします。