諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

居酒屋『ほたる』移転のお知らせ

2012年08月31日 08時23分08秒 | つぶやき
新店舗外部


居酒屋『ほたる』は昨日を以って旧店舗の営業を一旦停止いたしました。
尚新店舗の営業は工事完了次第となります。



『がんこ焼き肉』の工事が終了し、プレオープンしたが、まだ肝心の本体の『ほたる』の移転が残っている。
カウンター工事と塗装、裏のバックヤードの屋根架けが残っているが、大体の目処は立った。
九月一杯の契約終了となったので、これから引越しである。


クボのある焼き肉屋

2012年08月24日 06時28分06秒 | つぶやき
  
バンブーハウスの欠点は湿気とカビである。カビの表面をヤスリ紙で磨き、塗装してしまった。
そこで思いつたのが各クボを全て別の色に塗り替えることに・・・・

自然の色をそのまま出したいのだが、黒ずんだ色を再生するにはやはり塗装が一番だ。
オーダーされた物料理を運ぶのにおそらく『クボグリーン』とか『クボブルー』とかという
呼び名になるのだろうな・・・。

傷みの激しい一等を大家さんに寄贈、喜んで受け取ってくれた大家さん、半分に切って
全員で担いで運び出した。



焼き肉に使う簡易七厘だが、事前に試しで焼き肉を焼き、その後に焼き鳥を焼いた。
思えばこちらで炭と付き合って何年になるのだろう・・・。
それだけ炭はこちらでは生活に密着しているということだろう。









頑固

2012年08月18日 23時38分29秒 | つぶやき
焼肉『くまちゃん』が名称登録で通らなかった。
候補名を3つ用意していた、名前のうち『がんこ』という名称で決定した。
このがんこという名称は日本ではしばしば耳にする言葉であるが、
ここフィリピンでも似た様な意味合いの言葉がある。

『マティガス・アン・ウロ』頭が固いという直訳であろうが、
日本のように良い意味で職人気質というケースで使う場合は有るのだろうか・・・・。
この名称登録を申請する際に意味を聞かれるのであるが、タガログ語では
『マティガス・アン・ウロ』と答えるしかないのだろうな・・・。



おそらく開店してからも『がんこ』という言葉の意味をお客さんが聞いてくるだろう。
まあどういう風にお客さんが受け取るかは別にして、受理したDTI側も、
可笑しな名前のレストランだと苦笑していた。

まあこれは文化の違いということで片付けるしかないな・・・・。



およそ4年半の使用で朽ち果てたバハイ・クボの屋根の補修工事の様子。
これを使えるように再生しなければならない。
前面の店舗はほぼ終了しているが、このバハイ・クボはあと一週間はかかるだろう。
当面は前面側だけのプレオープンとなるだろうが、それにしてももう少し手入れされていると
思ったバハイ・クボだが見た瞬間に落胆してしまった。



そもそもバハイ・クボという呼び名の他にニッパ・ハットやバンブー・ハウスという呼び名があるが、
バハイ・クボは小さな棲家という表現であるが、ニッパ・ハットは正にニッパ椰子の屋根、バンブー・ハウスは
その名の通り竹の家である。



この状態のニッパ椰子の葉を編んだ物を軒先から順に竹の垂木に紐で括り付けて行く。
単純な構造であるが、サイドがオープン、上から降る雨はこれで十分に凌げる。
日本で言うところの茅葺屋根や葦葺きの屋根に似ていなくもないが、理屈は同じことなのだろうな。

そう言えばこの屋根材を仕入れしに行った時に、外壁まで竹の家が展示してあったが、
窓にはアルミサッシが取り付けてあった。周りは風通しがいいが、窓だけアルミサッシというのは見たくれの問題なのか、
それとも採光と開閉が楽だということなのか未だに疑問が残っている。




近日開店予定

2012年08月14日 08時18分36秒 | つぶやき


現在進行形の焼肉と学生向けのタプシログ、丼物を中心とした学生食堂的なカンティーン。
以前私がやっていた『大吉』という食堂、経営者と名前が変わって再スタートである。

元々学校や病院が集中するこの地域、昼間はかなりの人が往来する。
今思えばこの3年間で駆け足で数店舗をオープンさせてきたが、
今回は店の営業には関わらず、開店に伴うヘルプのみという形になる。


それにしてもフィリピンという土地柄か、インターバルの短い変わりぶりである。
雨が続き仕事がやりづらい日々が続いているが、ようやく目処が付いてきた。















店舗移転の話

2012年08月01日 08時00分07秒 | つぶやき

現在の蛍の様子


突然の大家さんからのお知らせ、
『ビル全体の改築工事の為に店を移転して欲しい』

ということを告げられ愕然とした。まだ開店して一年足らずの『蛍』だが、丁度一年目のその時に引越しを余儀なくされるとは・・・・
最近は少し手狭になってきた感はあったが、もう少し広い場所に移れという思し召しなのか・・・・。

今入っているビルは飲食店は当店だけ、それに合わせて当店の契約時期に合わせて工事にとりかかかることにしたのだろう。
いずれにしても突然のことなので戸惑ったが、大家さんはその代替や保障内容のオファーも用意していた。

ここフィリピンの不動産賃貸契約は一年から二年の短期契約にしてあるのはそういう出来事も想定してのこともあるのだろう。
この大家さんはまだ良心的な方で、他の例をみると家主側の突然の都合で無保証で退去させられたなんて話はざらなようである。




それにしても全てにおいて何か重みに欠けるフィリピンの契約ごと、その割りに契約書にはかなりの約束事が羅列してある。
賃貸契約にはこのような出来事が付き物であるフィリピンの事情、業務保障を巡っての争いごとも出来るのであろうが、
それをやったからといって何年もかかる話であろう。

このフィリピンでの便宜上の契約、元はアメリカのスタイルなのであろうが、現実とのギャップが大きいのもフィリピンの
スタイルなのかもしれない。
ここであがいても仕方が無いので、流れに任せて次の移転先の場所を探し始めた。今の場所から比較的近くて、面積も倍、
駐車場もあり賃貸料も現在の場所より安い。
何事も無くここで決まってくれればいいのだが、何せここはフィリピン、本日仮契約となるのだが、すんなりいってくれることを
願うばかりである。

※引越し先候補地


さて又工事か・・・・・まあ元々店舗を工事するのには慣れているが、どうやってこの空間を店らしく持っていこうか
それも一つの楽しみでもあるが・・・


※店舗内部からの写真