Tシャツ作り

飲食店のユニフォームとはお国柄も反映するであろうが、ここフィリピンでも多種多様のユニフォームを着て
仕事をする人が多い。

今まで私服で通して来た従業員たちの服装であるが、今回Tシャツだけでもと思い、あまり得意ではない、
デザインを試みた。

もう少し色を付けたかったが、こちらでの大半のTシャツ作りを請け負う業者は手作りが多い。
したがってあまり複雑な色を多用すると
シルクスクリーン印刷を手作業で行う業者が多い為に、2重3重の手間が掛かってしまう。
したがって今回は一色で行くことにしたが、なかなか手間の掛かる仕事である。

幸いお客さんでもある知り合いの業者さんがいらしゃるので、そこに依頼することになるとなると
思うが、昨年中頃から計画はあったが
貧乏暇なしという言葉があるが、私の場合はまさにそれに当て嵌まるのでは無いかと思う程
作成の時間が取れなかった。

それにしてもこちらのTシャツプリントの料金であるが、日本から比較すると恐ろしいほど安い。
材料なども同じような物を使用すると思うのだが
Tシャツが込みで一枚当たりの値段が日本の3分の1から4分の1の値段で出来てしまう。使うマテリアルは
日本と変わりが無いと思うのだが、やはり人件費の安さ故なのだろうか・・・

しかしここフィリピン、日本ではあまり考えられないことであるが勤め先のロゴが入ったユニフォームを
着たままで出勤する人達が大半である。
公私混同という意味合いからすれば、その通りなのだが、ここではそんなことはお構いなしである。

私自身は通勤途中に周りの人の目に止まるだけでも宣伝効果があると逆に通勤時着用してくれと
頼みたいぐらいの気持ちである。
それにしても勤務先のユニフォームを着ているが、全くそのロゴとは関係ない人達を度々見かける事が多い。

それもここの国ならではという事なのか、
その理由としては人員を採用したはいいが、直ぐに辞めてしまう場合も多く、職場でユニフォームを
支給しても、洗濯をするという理由で家に持ち帰り、
ユニフォームごと戻ってこない場合も珍しくない。そのユニフォームを家族が着用してることも多く、
ロゴや職場の名前などお構いなしで
とにかく衣服は衣服という考え方なのだろう。

我々日本人の感覚であればユニフォームは会社支給が多いだろう。しかしここフィリピンでは有償、
しかも一度にサラリーから引くということせずに
分割で給料から差し引いて行く場合が多い。有償であるがゆえに尚の事衣服は衣服という観念なのか
まあ間違ってはいないだろうが、
誰が来て歩こうが事業主側にとっては宣伝効果があるには変わりないし、公私混同などと言って、
細かいことを言っていては、ここでは生きていけないだろう（笑）

しかしさすがに夜のお勤めの女性たちはユニフォームを着用したまま通勤というのはあまり見かけないな・・（笑）

建築ラッシュ

建築中のSMシティー


一つの市にSMシティーが2つ、これはいくら何でも建てすぎだと思うが、その他にハイパーマートというスーパーもある。
先日、日本からいらしたお客さんと待ち合わせ場所をSMセンターという場所を指定した。

空港につき電話を貰いタクシーのドライバーに代わって貰い場所を説明したのだが、ドライバーは場所が判るという。
安心して待ち合わせ場所に行ったのだが、待てど暮らせどそのタクシーは来ない。

不安になり相手の方に電話をかけたら、案の定別のSMに降ろされていた。
外から来る人達が戸惑う程店舗が多すぎるこの大手デパート・・・・。

一つの市、しかも同じ国道の一線上に3軒もあればそりゃ間違うのも無理は無いが、分かったと言ったドライバーも
ドライバーだと思ったが、彼らにとってSMはSM、自分の範疇でしかものを考えないのだろう。

今から20年程前は、この国道沿いには古びたモールが3軒程あったのみ、待ち合わせ場所に困ることはなかったが、
今は合計で何軒あるのだろう・・・他のモールも入れたらかなりの数に登るはずである。

先程もフェイスブックに載せたが、これでは同じSM同士が客の取り合いになり兼ねないな・・・。
まあ買い物客は便利で多いに越したことは無いが、果たしてそんなに需要があるのだろうか。






今月はビジネスライセンスの書き換え時期である。
何故この時期に一斉にやるのかが一つの疑問であるが、単に受け付ける側が一度に済んでしまうからなのだろうか。
それではこのセクションは他の時期に何をしているのだろうと余計な考えをしてしまう。

同時に年末12月でビジネスを畳む人も多い。
その理由としては毎年1月にビジネスライセンスの更新料が掛かるからである。
決して安いとは言えないライセンス料、営業する商売の利益の割に高いと感じるのは私だけであろうか・・・。
そうした計算が成り立たない為に、一年ごとに出ては引っ込むビジネス、その理由はライセンスの更新という
理由があるからであろう。

そういう私自身も現在ライセンスの書き換えで動いている最中である。
新しいモールが出来れば、当然そこには店子が入るのであろうが、モールの中も
それは例外ではなく、ライセンスの新規申請、翌年には更新という出たり引っ込んだりという
ことが繰り返されるのであろう。

しかしその申請料はこれだけ店が開店している限り、かなりの金額になる筈だが、それは何処へどう
使っているのか・・・・・興味のあるところでもある。

不慣れな仕事

本日の家の前の空



シュークリーム


私にとって不慣れな仕事とは、元来のおつまみを中心とした調理ではなく、このようなデザート作りである。
材料を計量しながら細やかに準備して、最後に焼きあげてクリームを詰める。
これから販売を開始するシュークリームや調理パン、ケーキ・・・・専門に作る人間がいるが
任せることにして、私は食べるだけにしよう。



どちらかと言うとこの手の物が得意の分野なのだが、焼酎のボトルを開けてもその日で飲み上げてしまうのだろうな（笑）
キリンの一番絞り、明らかにこちらのサンミゲルビールとは味が違う。
ここのところリクエストの多いサンミゲルプレミアムビールも美味いが、
キリンビールはやはり日本の味がする（笑）



なんの変哲もないチャーシュウ麺だが、これもお客様のリクエストに答えて焼き豚の作り方を工夫してみた。
人それぞれ脂身が多い少ないの好みはあるだろうが、私はこってりした焼き豚が王道であると信じて疑わない（笑）

フィリピンのデザートや日本食、今から20年前とは格段の進歩である。
ただそれは日本人にとっての話だろうが、フィリピンの人たちにとってどう感じるのか
同じ金額の食事をするのであればフィリピンの料理を躊躇なく選択するような気がするが・・