諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

万聖節の休日

2011年10月29日 10時58分54秒 | つぶやき
もうすカトリック教徒の人たちの多いフィリピンでは万聖節(ハロウィン)を迎える。
この日に合わせて地方から出てきている人たちは田舎に帰り墓参りをすることになる。

居酒屋 蛍HP
居酒屋 蛍

BF-HOMESのメインストリートも本日はやはり人通りが少ない。

毎年のことではあるが街から人が減る。地方出身者は里帰りをする人も多く、
そうでない場合は職場の『OUTING』などに出かける場合が多い。


当店もご他聞に漏れず、11月1日は定休日となる。
彼女達は何でも足代が勿体ないとのことで田舎には帰らず、家で過ごすとのことである。


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その時どうする・・・・。

2011年10月25日 10時06分58秒 | つぶやき
海外在住者、日比関連の夫婦しか私は知らないが、大概の方は伴侶がフィリピン人女性が多いだろう。
しかも女性がかなりの年下というパターンも多いのではなかろうか・・・・。

人間誰しも人生に終わりを告げる時がくるのは、不老長寿の薬でも飲まない限り自然の道理である。
年の順から行けば自分自身が妻より先に、この世から去ることの方が確立が高いだろう。

しかしごく稀に妻に先立たれる場合もある。その場合は外国であるこの地で一人で暮らしていくということになるが、
現在日本語を流暢に話す妻がいるからこそ、生活が成り立っているいることを忘れきっている人も多いだろう。

昨日のことであるが、P市にある日本グロッサリー店に仕入れに行った際のことである。
かなり年配の日本人男性と20歳以上は年下かと思われるフィリピン女性の夫婦が買い物をしている姿を見かけた。

高齢である男性は店内のベンチに座ったきり、妻に人目が悪いほどの大声で

『バカヤロ、何を余計な物を買っている』
『さっさと買い物をしろ、そんな物はいらない』

などと店内中聞こえるような声で怒鳴り散らしている。

日本語が解る妻だからこそ、そのような態度に出るのだろうが、日本人客の多い店内では何を言っているのか
周りは理解が出来るし、夫婦連れで来ている人や、同じく日本人男性の妻であればその状況を理解できる。

言葉もろくすっぽ話せない高齢の日本人、現在妻がいるからこそ成り立っているフィリピン暮らし、
妻が亡くならないまでも妻が何処かに立ち去ってしまい、一人取り残されても状況は同じである。

事実そういう方の生活も見ているが、ことフィリピン暮らしに置いてのフィリピン人妻の存在は日本人男性にとっては
大きなものとなっている。一緒にいるのが当前だと思っていた矢先に妻が突然いなくなったら途方に暮れざるを得ないだろう。

それは現地の人とのコミュニケーションを支障なく出来る人間にとっても、所詮は外人という他国籍の人間にとっての現実が
妻がいなくなったと同時に降りかかってくる現実、まあ一生使い切れない程の財産があっても人生の上での苦労が
始まるのではないかという気がしてならない。

いずれにしても『ア・ウェイ』の地フィリピンでの暮らし、残された老人にとっては生易しいことではないのは確かだろう・・・・。










PJM

2011年10月18日 07時34分28秒 | つぶやき
ここのところ店でPCを開く場合が多い。
何故なら使っているネット環境が、店のある地域ではハイパフォーマンスだからである。

以前日本のネット仲間でもある方からJPMという日本の歌をフィリピン語に直したカバー曲集のCDを頂いた。
当然店でかけまくっているが、この際だからいろんな曲をダウンロードしてCDを作ろうと思い、暇さえあれば自分の好きな曲を聴いている。

今の世の中、著作権云々という話は抜きにして、聴きたい音楽や映画などはyoutubeやニコニコ動画ですぐに見つかる。
このyoutubeで流れる曲は逆バージョン即ち、フィリピンの歌を日本語に直したカバー曲である。

フレディー・アギラの『ANAK』を杉田二郎が歌うお馴染みの曲である・・と言ってもフィリピン関連の人たちだけだが。


ダークダックスが唄う『ダンヒル・サヨ』差し詰め、貴方の為にという意味の歌だろうか・・・。


しかしは世は便利になったものである。
フィリピンの片隅で日本の、しかも私自身の若かった頃の歌を聴けるのである。

こういう便利なソフトも無料でダウンロードできる。
Craving Explorer

好きな曲を選択して保存をクリックしておけば何曲でも予約出来て順番にダウンロードしていく。
ダウンロード後は勝手にファイルに保存される為に後に聴きたい曲を聴けばいいのである。

まあ私は現在このソフトを非常に便利に使わせて貰っているが、他にもあるんだろうな、便利なソフトが・・・・。
ただこの無料ソフトの難点はyoutubeが突然ダウンロード不可能になったりする。

要はyoutube側でCraiving Explorerでダウンロード出来ないように仕様を変更するのだろうが、敵もさるもの、
又それに対応したアップバージョン版がすぐに出る。

まるでいたちごっこのようだが、今の情報の氾濫ぶりからすると、海賊版CDやDVDなどを販売する小店ほとんどこの手のソフトで
ダウンロードするんだろうな・・・・・。

しかしダウンロード即ちウィルスも入り込む危険性もある訳で、そうしたリスクとも隣り合わせでも、やはりいい曲はいい。
もっとも私の場合は店にいらっしゃるお客さんに懐かしい歌を聞いてもらうと言うこことが主な目的でもあるが・・・・


開店まで

2011年10月17日 08時01分30秒 | つぶやき
ようやく少し落ち着いた。
開店までの様子をデジブックにしてみた。


デジブック 『居酒屋 蛍』


まだまだこれからやることは沢山あるが、とりあえずは開店には漕ぎ付けた。
以前も飲食店だったとのことだが、その分工事はやりやすかった。

これから店の前面右側に焼鳥オープンスペース、向かって左側外部にははテーブルが並ぶ。
外で食事をすることが好きなフィリピンの人たち、どう反応するかが楽しみである。







何故そこまで

2011年10月13日 07時51分50秒 | つぶやき
知人の家で働くメイドさん、家の都合で辞めたと言っていっていたが、また舞い戻ってきた。
しかしその彼女だが、手首を切って自殺未遂をしたとのこと・・・。
その原因だが、家族が多すぎて学校に通う家族の学費稼ぎが出来ずに、追い詰められたとのこと。
兄弟はご多聞に漏れず多いのだが、皆仕事があったりなかったり、親は健在とのことだが
彼女に依存して生活しているのが現実らしい。

日本人家庭でメイドをするその彼女にどれだけの稼ぎが出来よう・・・。
この現実から逃避する為に手首を切り自殺未遂を図ったのが3度目だそうである。
これを仕方がないと言って諦める彼女の家族、やはり何かがおかしい。
兄弟や家族の為に仕事をしなければならないという義務感は何処から来るのだろう。

確かに家族は大事である、しかしそこに自分自身の人生はないのだろうか。
これは以前から感じていたことであるが、家族の中の稼いでいる人間に頼る、
仕方のないことだが、周りの人間はその彼女本人の将来は考えないのか・・・。
よく日本に嫁ぎ、フィリピンに送金をしている話を聞くが、その嫁いだ本人は日本の生活のことは
いつも上の空でフィリピンの家族のことばかり考えている。


こうしたフィリピンの生活構造はやはり何かがおかしいと思うのは私だけか・・・。
フィリピンで暮らしている私にとってはこうした話は珍しい話ではないが、
果たしてその彼女はいつか伴侶を持つことになるだろうが、その場合も
ここまで悩む性格であれば結婚後もおそらく家族のこと背負い続けるのではなかろうか。

こうした一連の大家族主義のフィリピンの社会構造そのもの、改善する気にもならないほど
庶民の暮らしの中に浸透していると言うのも現実であろうし、それが良いのか悪いのかは
ここの国民が決めてきたことであろうから、それがここでは常識なのであろう。
それにしても、家族を食べさせる為に追い詰められた若き女性、一体彼女の人生の先には
何が待っているのあろう。

この手の話を聞くといつも疑問を感じる私であるが、何故そこまでするのか我々には計り知れない
この国の現状が庶民生活と重なってい、つも頭の中に残る私の疑問である。

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