諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

選定完了

2011年09月20日 11時47分39秒 | つぶやき


今から4年以上前だろうか、この場所の近くで居酒屋を経営していた。
当時は店先で惣菜も販売しており、閉店間際になるとBUY ONE TAKE ONEの
半額サービスでコロッケと豚カツを売っていたのを思い出す。

今回はこの場所への思い入れがありもう一度この場所に返り咲くと言うところだろう。
言わばこの場所は私にとっては、思い出の場所であり、当時の楽しかった思いがつのる。

今、場所が決まり既存の『大吉』と『中吉』は変わらず営業しているが、『大吉』の方は
同じ日本人の方が買いたいということで、名前も営業内容も全くそのままで売却した。
黒字経営のままであれば、その後に引き継いだ方もやりやすいだろう。
変わらぬご愛顧をお願いいたします。

※ライセンス申請用の写真だが手が加わるのはこれからである。


その代わりと言っては何だがここBF-HOMES内の激戦区に返り咲くには当時の状況とは
変わっているであろうが、低価格の日本食と居酒屋、フィリピン定食を売り物にするスタイルは
変えるつもりはない。

工事の手間は此れまでと変わりなくかかるが、それもまた私自身の楽しみでもある。
まあ以前も飲食店だったので手を加えるところはさほどないが、全面の右側はテイクアウトカウンター
左側通路上はテーブルが並ぶ予定である。



2年間で4つの店を開店する目まぐるしさではあるが、逆に馴れが生じて契約から工事、
開店に至るまでは、さほど苦とも思わなくなった。同じようにこの地で商売を志す人には
今後も私は躊躇なく売却するかもしれないが、暫くはここで地盤を作り上げなければならない。

ベルダンの『中吉』、CAAの『大吉』、今度はなんと言うネーミングが受理されるかはまだ
解らないが、現在申請中である。いずれにしても経費を抑え少数精鋭でオペレイトするのが
理想のフィリピンのビジネス、私の生まれた田舎にこういう言葉がある。

『飴の銭より、笹の銭』・・・・・

笹飴と言う名物のお菓子が有り、中身の飴よりも包む笹代の方が
高くつくという例えであるが、そうした商売が多いフィリピンのビジネススタイル、
そうならないように十分な配慮は必要である。