諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

料理教室

2011年09月15日 23時13分07秒 | つぶやき
一回に2メニュー毎の料理を、日本人家庭のメイドさん相手に教える料理教室が始まった。
今から4年程前だろうか同じような料理教室を開いたことがある。私自身は料理の専門家ではなく、ただ実戦で覚えた料理、まあ何とか味噌汁にご飯、ちょっとしたおかずのカリキュラムを作った。



以前は丁度5名、30品目を何とかこなしたが、今回も同じ様な内容になるだろう。料理を通じてフィリピン人とのコミュニケーションを図る、野菜の切り方一つとっても全く日本式とは違う。火の通し方は日本人の仕上がりとフィリピン、焼きすぎ、煮すぎがこちらでは普通であり、普通に料理していたらハーフクック(半生)と言われるような場合がある。




今回は卵焼きと鳥の唐揚げを作らせてみたが、味は教えたとおり、まあまあの仕上がりであった。ただ困るのは周りで見ていた人間から質問があり、日本の調味料に代わる安い材料は無いのかと聞かれたことである。日本の醤油や出汁は明らかにそれに代わる物は無いし、やはり日本の物を使わざるを得ない。

店に入ってきた従業員にはやらせて覚えさせることを繰り返してきたが、今回のように手取り足取り教えてやれば覚えも早いのだろう。もっとも使う材料はあらかじめメイドの雇い主が試食すると言う前提の下だからいいが、店でこれをやっていたら、元も子もない。何時までそのメイドさんが勤めるかは疑問ではあるが、せいぜい長持ちして欲しい、なぜなら折角教えた料理は作ってこそ初めて役に立つというものである。

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