諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

禁煙令キャンペーン

2011年06月01日 12時01分46秒 | つぶやき
Road Side Vender


今週月曜日から公共の場所での喫煙を禁止すると言うキャンペーンがフィリピンでは行われている。管理するのはMMDA (Metro Manila Development Authority)道路で交通整理をしているあの警察ではない人たちである。
GMA SAKSI

逆に警察官は交通違反の反則切符をきる権限が無く、このMMDAが交通違反などの反則切符を切ることになる。今回は7月1日から本施行されるという禁煙令、公共の場所で喫煙したら逮捕されると言う厳しい法律である。(そんなことをしたら刑務所は人で溢れかえるんじゃないかな・・)

公道上や公共施設、バーやレストランまでも対象になり、車内やトライシクルの内部まで禁煙とのことである。今回のキャンペーン期間中は違反を犯したら最初はP500の罰金、2度目は逮捕ということになるのだそうだ。(それよりエアコンや冷蔵庫のフロンガスの開放の方が違反だと思うが、それと排ガスや粉塵も)

しかし極端すぎるな~シンガポールやマレーシアのそれは、段階を踏んで施行されたような気がするが、ここフィリピンのそれは、急に施行される。

まだまだ他に優先的に改善することが山ほどあるのだろうが、矛先はとりあえず喫煙者と言うことか・・・・・。しかし写真のような道端でタバコやキャンディーを行商する人たちにとっては大打撃になるだろう。日々の生活費をその売り上げで賄う人たちは生活費に直結で影響するだろう。

まあ、ゴミを捨てたら罰金と言う法律も確か施行されたと思ったが、あれはどうなったのかな・・・・。体制が整っていないのにとりあえずは施行する、しかし続かない、この法律もどうなるのか・・・・。

レストラン内などもこの対象らしいが、喫煙エリアを定めなければならないと言うことらしいが、これは嫌煙家からのチクリやクレームが怖いな、と言う訳で本日から店内は禁煙としなければならない。